シーズン最初の調整レース 東京30K コンディションの悪さは最良の経験!

2017ー2018年のシーズンが始まりました。

シーズン最初のレースは、東京30K。

本日のレースを振り返ります。

1. 前日からの雨でコースはぬかるみ、水たまり、池!

朝、まだ小雨が降っていました。

パン2個、にんじんリンゴジュース、紅茶の朝食をすませ、7時すぎに家を出ます。

今日のウェア

この時点でまだ傘が必要でした。

会場の堀切菖蒲園駅についても、まだ傘が必要。

荷物を預けるのが実は大変でした。会場のどこもがぬかるんでいて、

荷物をビニールに入れてテントに持っていくまでに靴が泥に沈みます。

ウェーブスタートだったので、長蛇の列のトイレでしたが、

なんとかキロ7分ペースの9時24分発には間に合いました。

そして、スタート地点に立つまでは合羽を着て待機。

走り始めると、コースのあちこちに水たまり。

水たまりをよけたり、人の水はねをうけたり、場所によっては道幅がなく

1列で歩いたり、コースコンディションはかなり悪かったです。

でも、早い人は、私たち集団を追い抜く際には「道幅」がないため

水たまりにまともに突っ込んで走っていました。気の毒でした。

人がひとりしか走れない道幅。道路はほぼ冠水。

2. ペースをまもる

ペースメーカーはキロ7分、フルに換算すると5時間の

1番遅いグループを選びました。

今日の作戦は、とにかく失速しないこと。

やや遅めのペースだとは思いましたが、今の自分の走力では

フルマラソン5時間でいければOKです。

そして、あわよくばラストでペースメーカーを振り切って…

という展開を狙いました。

3. 5キロごとの走り

30キロを5キロごとわけ、「走り方」を以下のように組み立て、

実際に走りました。

  • 1キロ〜5キロ スロージョグの感じ。アップ。
  • 5キロ〜10キロ ここも、まだアップ。まだ体力・気力・脚の筋肉疲れはなし。
  • 10キロ〜15キロ ここもまだ走っている、という意識をしない。15キロまでをアップと考え、スロージョグの「気持ち」。だけどペースメーカーにはついていく。
  • 15キロ〜20キロ あわてず、とにかくペースを守り、足にダメージがこないように淡々と走る。
  • 20キロ〜25キロ どこでこの集団を抜けるか、虎視眈々と前に出るすきまを窺う。
  • 25キロ〜30キロ 集団から抜ける。できるだけペースメーカーを離す。しかし、27キロの給水でまた、ペースメーカーの集団に追いつかれました。

28キロ。「あと2キロ」の掛け声に「うぇい!」と呼応する集団の声が間近に聞こえ、

ペースメーカーからほとんど離れていないことがわかります。ここでおいつかれてなるものか!

29キロ。集団を後ろに感じながらも必死で逃げました。

最後は、ダッシュとまではいきませんでしたが

ラストスパートもできて、少し力を残して走りきることができました。

自分としては、狙い通りの会心のレースができました。

4. エイド、その他

  • 給水はなるべくとりました。水ではなくスポーツドリンク。
  • バナナは2カ所で一切れずつ。
  • 20キロ付近でアミノゼリー。これは助かりました。

給水所で、後ろの人が投げたコップが私の帽子に当たりました。

コップとか、投げないでちゃんとゴミ箱に丁寧に入れてね。

レースが終わってから、賞品などを頂いたのですが、

その場所がどうしてもぬかるみの中になってしまい、

レース途中ではなるべくぬれないようにしていたシューズも

最後には泥だらけ。

履き替えの靴もなく、着替えをする元気もなかったので、

レース後は一目散に帰途につきました。

(駅まで三女がサンダルを持ってきてくれました💗)

5. まとめ

ここまでコンディションの悪いレースはいままでで2度目。

初出場の2014年東京マラソンも雪がちらほらしましたが、

それほど影響はありませんでした。

本格的に雨になったのは2015年の金沢マラソン

スタート直前に本降りとなり、走っている間も降りました。

その時は雨のマラソンが初めてだったのでかなりつらい思いをしました。

その経験があるので、今日のレースについては、

「午後晴れる」予報がでていたために楽観的にとらえることができました。

記録を狙ったレースではないので、

こういう調整レースはコンディションが悪いほうが

本番フルマラソンへの自信がつきます。

また、今回はペースメーカーをしっかり活用できたので、

それもいい練習になりました。

いままで、5キロごとに自分でペースを作っていて、

それはそれで「ペースメーカーに振り回されない」

でいいのですが(特に、追いつかなくなったときにかなりダメージが大きい)、

今日はうまくついていけたと思います。

ゆっくりペースだったからよかったのですね。

いろいろな意味で実りのあるレースになりました。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)