キレイになりたい! 50代の歯列矯正 リテーナーをつけてひと月が経過しました

写真など、あまり気持ちのいいものではないので

閲覧はご注意くださいね。

1. リテーナーをつけてひと月たった今の状況

2017年10月24日に矯正器具をはずし、

リテーナーをつけて一月がたちました。

リテーナー体験、その後の治療について書いておきます。

1.違和感

違和感は確かにあります。

口の中にプラスチックの器具が入っているので舌はいつもプラスチックに触れています。
しかし、どうしようもなく不快ということはありません。

2. 付けはずし

基本ずっとつけていてほしいというのが医師の指導ですので、

食事時以外はつけていないといけません。

でも、はずすとついつい解放感があり、

たとえば昼ごはんを食べたらその後数時間、つけないでいることもあります。

夕食を食べた後などもしばらくそのまま、歯磨きをしてやっとつけます。

日中の再装着は必ず歯磨きをしてからです。

汚れが密封されるのは歯にとってとても怖いことなので。

2度ほど、夜つけるのを忘れて寝てしまいました。

朝、あわててつけましたが。

リテーナーをつけないと、

せっかく並べた歯が動いてしまうのでここはがんばりどころです。

装置をつけているときよりは食事時がよほど快適なので

そこは我慢しないといけないと思います。

↓リテーナーをつけた下の前歯

3.リテーナーのよごれ

一日中、口の中にはいっているので、

当然汚れます。入れ歯と同じく、ポリデントで洗浄します。

夕食時におこなうようにしています。

しかし、水洗いだけの日もあります。

リテーナーの汚れ方を見ると、口の中のどこが

どのように汚れるかがよくわかります。

リテーナーも歯もきれいにしたいものです。

2.次のステップ 手術が必要な歯周病

矯正器具をはずしたときに一般歯科のレントゲンをとりました。

もともと歯周病をすこしましな状態にしてから矯正器具をつけましたが、

器具をはずした今、歯周病治療の再開です。

歯茎の奥のほう(根元)に手探りではとりきれない歯石があり、

そこは歯茎をめくってきれいにする、という処置をおこなうようです。

手術は上下の右奥歯、前歯、左奥歯と6箇所にわけて行い、

一箇所ずつ順番におこなっていきます。

ここで歯科の先生が気にかけているのは

私が乳がんで抗がん剤治療をおこなった点です。

抗がん剤治療の薬と、その手術に使用する薬の間で

副作用が起こる可能性がゼロではないということでした。

歯科の先生のほうから乳せん外来の先生にどのような薬を使って、

今回手術に使用する薬との相性についてご意見を伺う手紙を書いていただきました。

抗がん剤治療はもう2年前のことになるので大丈夫だと思います。

手術は来年から開始です。

間をあけて6回。大変なことになりそうですが、

長年悩んできた歯周病について、この年齢で

積極的な治療に向かえることがうれしいとおもっています。

3.矯正治療を実施して

とりあえず10ヶ月かけて矯正器具で歯をうごかし、

前歯の乱杭状態は改善されました。

この事実について以下のようないい点があったので

今の感想を忘れないうちに書いておきたいです。

  • 歯磨きが飛躍的にしやすくなった。全体的に歯が白くなった。
  • 熱心に歯磨き、そしてデンタルフロスをおこなった結果、口内の衛生状態が治療開始以前より飛躍的によくなった。そのおかげか、口内炎ができなくなった。口内炎の原因のひとつは不潔な状態ではないか、と素人考えで思っています。
  • 笑顔に少し自信がついた

今の歯並び

↓治療開始前の歯並び

4.歯周病私見と歯科医先生の考えー歯並びが原因…

私の上の前歯の1本はもうほっぺがわの骨がほとんど溶けてしまっていて

根元まで露出するような状態になっています。

この症状は、「歯根のう胞」という症状を発症したため、と以前書いたことがあります。

普通に歯磨きをしていて、なぜこの1本だけほとんど抜けるぐらい悪くなったのか。

先生と意見が一致したのですが、原因は下の歯の継続的な

「つきあげ」にあったのではないか、ということです。

下の歯が常に上の歯に衝撃を与えていて歯を動揺させ、

動くために歯と歯茎の隙間に細菌が入り、

そして体調が低下したときにあっという間に細菌が増殖し、

膿がでるようになって、その膿が歯茎を圧迫した。そして激烈な痛みが生じた…

そう、私の歯周病は「歯並び」や「かみ合わせ」に大きな原因があったのです。

5.まとめ

今回、歯並びを治したことでいろいろ見えてきました。

ただ、失った「歯槽骨」は戻ってきません。

とにかく、治療を進め、満点の笑顔をめざします。

もし、私ぐらいの年齢で歯並びや歯周病に秘かに悩んでいる方が

いれば、

今はなんとかなっても、今後生活の質に関わってくるので

是非定期的に信頼できる歯科医に通い、

歯をチェックしてもらう、歯をきれいにしてもらうなどの

お手入れをお勧めしたいと思います。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)