1月に歯列矯正の装置をつけてから、半年が立ちました。
60歳近くになってから、歯周病ケアをしながらの矯正。
不安や心配はあるけれど、歯並びはすこしずつ改善されているようです。
お見苦しい画像がありますので閲覧注意です。
1. 本日の治療内容
先月に引き続き、今月も一般治療(歯周病や虫歯などの治療を言います)はなく、矯正のみの治療です。
これまでは一般歯科のW医師が診察、歯周病関連の治療をし、その後、矯正専門のS医師にバトンタッチという形をとっていました。
私としては歯周病についても心配があるので、できるだけ一般歯科の先生にみていただきたいと思っているのですが…
それだけ歯茎は改善した、と思っていいのかな?
いや、まだまだ不安定なところがあり、やはり診てもらいたいなあ。次回依頼してみましょう。
今日の治療は、まず歯のクリーニング。
いつものように矯正装置まわりをきれいにみがいていただきました。
これはいつしていただいても気持ちいいですね。珈琲や紅茶を飲むので、ステインが溜まりがち。
歯科でクリーニングをしていただくのはありがたいです。
そして、矯正用の針金の交換。
針金は、回を追うごとに太くなっていきます。加える力を少しずつ大きくしているようです。
治療中に痛みはありません。
S医師は寡黙な方で、あまり細かいことはお話されませんが、
現在の矯正の目的は、歯の高さを揃えるような並びにする、とのことをおっしゃっていました。
2. 半年の矯正効果は?
半年で歯並びがどうなったかというと、
「噛み合わせ」はまだまだ「健康な歯」には遠いけれど、改善は見られる、と写真をみるとよくわかります。
下の写真のように、下の歯の一番高いところと上の歯の一番下のポイントをくっつけると、他の上下の歯と歯の間には隙間が空きます。
上の歯も、下の歯も高さがでこぼこですね。これは、歯の長さ、というより歯並びが悪く、歯によっては前後に傾いているから、平面的に見るとでこぼこになってしまっているのです。
そして、今度は奥歯を噛み締めると、前歯の上下が合いません。
キレイな歯並びへの道のりは遠そうです…
でも、1月の歯並びを見ると…
今さらながら、ヒドイですね。前歯が全然噛み合っていない。
歯並びはすこしずつ改善されていることがはっきりわかると思います。
この写真があるから改善を実感でき、不便があってもなんとか続けたいと思うのです。
3. 装置交換の後の痛み、不便、違和感など?
装置を替えると、少し圧を加えるため、痛みを伴います。
あまり激しい痛みではありません。
ただ、食事をすると、圧がかかっていることから噛むことがやや困難です。
しっかり噛んで食事をする、ということができず、柔らかいものをなんとか押し込む、という感じです。
また、食事はやはりワイヤーにいろいろなものがからまりますので、かなり不便です。
なので、装置を取り外す日がとても楽しみです。
また、ほっぺの裏側の口腔粘膜に装置があたると、痛みがあります。
なので、そんな時は「セメント」を装置にくっつけます。
2種類のガムよりやや固めの材質のものがそれぞれの容器に入っています。
左側のふたをとり、注射を打つような感じで中の材質を押し出します。
2種類のものを混ぜて均質にします。
ガムのようなもので、矯正器具があたるところに押し当てると、そのまま固まります。
少し奥歯よりなので、大口を開けない限りみえません。
粘膜への刺激がなくなるのでとても楽になります。
4. まとめ
矯正装置をつけている間、確かに「少しの痛み」や
食べ物がからまる、
ちょっとしゃべりにくい、
矯正装置があるのであまり口を開けたくない、
などの不便は確かにあります。
でも、最初の状態からすると、すこしずつ改善が実感できて嬉しいです。
噛み合わせが改善されると、食事ももっと楽しめるようになると思います。
見かけもよくなると思います。
もう少し、頑張ります。