立花岳志さんの「立花Be・ブログ・ブランディング塾中級」第2講 人気ブログの作り方

プロブロガー、作家の立花岳志さんのブログ塾、第2講に参加してきました。(2017.7.9)まとめレポです。

1. 1ヶ月の進捗報告

本塾の日曜コースには19名が参加しています。

平日コースとの振替の方もいて、実際には19名を超える方々と交流ができます。

バックグラウンドの違う方々とこうやって半年なり机を並べ、学び合うのは楽しいし、刺激になります。

ともあれ、1ヶ月の進捗報告。全員発表です。

皆さん創作意欲が旺盛でそのブログUP数に圧倒されます。

1日3記事、1か月50記事などの報告が相次ぎ、一桁しか記事を上げることができなかった私は穴があったら入りたい

さすが中級クラスはかなり「ブログ筋力」ある人が多い。

立花さんは、常々ブログを書くことは筋トレと同じ、「質より量より更新頻度」とおっしゃいますが、筋肉は筋トレを続けることでついていくのです。

さて、「筋トレ」を続けている人がどんな風にすごいかというと、たとえば参加者のお一人。ビジネス書を毎日1冊読んで毎日1記事書評をupしている方がいます。その方はすでに本も出版されています。

ブログを続けることが書籍に結実したのです。

また、ただいま筋トレ中、という方もたくさんいます。あるいは、いろいろ書きながら自分のテーマを探しているもいます。

書き続けることで初めて自分のテーマ、本当に書きたいことがわかってくるのです。

ブログは自分を振り返るツールなんですね。

今の私、書きたいことはいっぱいあるけど、書けてません。まだ筋肉が足りない。

2. ハードルを下げろ!

進捗報告のあとは、今日のテーマに入ります。

まず、「続けるには。」

私のようにまだまだ筋力の弱い人はもちろん他にもいます。そんな私たちに、たちさんは「ハードルを下げろ」と言います。

完璧主義はよくない。ハードルをあげると書けなくなる。

習慣化するには、「小さな目標」を積み重ねることが大事です。

一日50ワード、一日1行、一日腕立て伏せ1回。一日2ページの読書…

小さい目標を設定し、それを、少しできたからといってすぐに上げてはいけない

一行日記でもいい→「今日もできた」という自己肯定感が大事だからです。

自己肯定感の獲得→今日もやる→自己肯定感…その繰り返しが習慣を作るのです。

3.「人気ブログの作り方」

さて、次のテーマは「これを書くと人気がでる」ブログの書き方です。

ブログの目的は、大まかに3つにわかれます。

  1. 情報記事 ハウツー、「不」の解決
  2. メッセージ記事 多くの人が共感する独自の価値観
  3. ログ(日記)

読者がブログにどうやって到達するかというと、約70パーセントが検索サイトからです。

なので、

ブログは上位表示されることで多く読まれます。

当たり前の結論となるのですが、その上位に表示させることがいわゆるSEOです。

SEOについて、たちさんだけでなく多くのベテランブロガーが異口同音に言うのは、

これからの時代はますます「正しい」SEOをしないといけない、ということです。

では「正しい」SEOとは何かと言うと、

記事タイトル、見出し、リード文、外部リンク、内部リンクが検索エンジンにきちんと見つけてもらえるようになっていること、です。

読者は知りたい情報のキーワード=ブロガーは提供する内容のキーワードを入れます。

検索エンジンは「記事タイトル」「冒頭の見出し」「本文の最初の段落」を重視します。

なので、まず、キーワードがないと読者と巡り会うことができません。

そして、次にドメインが強い順に検索リストに表示されます。

検索結果から多くクリックされると順位がアップ。弱小ドメインは相対的にどんどん不利になります。

弱小ドメインとは何かと言うと、たとえばアメブロのようなフリーブログに自分の名前をつけたようなもの。

アメブロは読者も多いけれど利用者も多いので、

たとえば小林麻央さんのように名前だけで検索してもらえるような有名人はいいのですが、「普通の人」にとっては激戦区です。

私も実はアメブロにページをもっていますが→「乳がんとマラソンの日々」こちらのURLは、

私のニックネームを知っている人はこの世にどれぐらいいるかしら?

検索エンジンにはほとんどひっかからないようなドメインになっています。

同じドメイン(たとえばameba)でGoogle検索の第1ページに表示される記事の数は制限されている(らしい)。

なので、私のアメブロブログがGoogleさんに認知されることはほぼ皆無でしょう。

そうなると、たとえばかなりニッチな話題を狙ってキーワードで検索上位に載せる、のような手段をとり、

すこしずつ自分のドメインを強くしていくしかないそうです。

  • 弱小ブログの下克上の鉄則は先手必勝

→まだ誰も使っていないキーワードでかくと必ず検索一位になれます。

たとえば、新商品、新規オープンの店、これから始まるテレビ番組の予告記事など…

こうして、すこしずつ人気記事数が増えてくると結果的にGoogleがドメインの評価をあげてくれる、という流れになります。

( あまりニッチな話題を持たない、流行に疎い自分などは無料ブログで勝負するのは難しそうです…)

4. タイトル付けの誤解

タイトルは、とにかく大事です。

でも、なかなかうまく思いつかない、のが本音です。

タイトルをつけるときによくやってしまうのが、ブログを書く際に想定しているターゲットを間違えてしまうことです。

そして、

  • ❌自分のことを知っている人を意識して記事タイトルをつけてしまう

のです。でも、読者は「検索エンジン」からやって来るので

  • ◯知りたい情報のキーワードを入力します(自分に関係あるモノから順にクリック)

そのことを念頭におくと「記事の冒頭にキーワードを入れる」ことが重要です。

5. ブログを書くときに意識すること

上でも書きましたが、

まずは、「役に立つ記事を書け」ということです。

それは、読者の「不」「未」を解決する方法です。

書き方ですが、「お役立ち」情報と「感想」とは違う、ということを意識しましょう、とのこと。

  • 困っている人への情報
  • 新製品の一早いレビュー

上のようなことを念頭において書くといいのですね。

6. 外部リンクとしてのSNS

Facebook、TwitterなどSNSは自分でコントロールできる外部リンクなので使わない手はありません。

シェア、リツイート、引用されれば数が増えるので、

書いたらFacebookにUPしましょう!

SNSのシェア・リツイート機能が時としてアクセス増加の鍵になります。

コメントを添えて投稿するのがおススメ。

また、友だち限定投稿では拡散しないので気をつけましょう。

7. SNSとGoogleの関係

  • リツイート、シェア

SNSでアクセスが「跳ねる」と検索順位があがります。

リツイートやシェアは誰でもできる一番簡単な「情報発信」なので、誰かがリツイートやシェアをやってくれると効果があります。

  • FBページ はおススメ

これはやってるぜ!でも更新が滞ってます…トホホ。

  • Facebookの有料広告

バズが発生している記事を有料広告にするとリーチが大きく伸びます。

  • 有名人の力を借りる

あと、考えられるのは有名人の力を借りる…私の投資関連の記事は勝間和代さんにtweetしていただいてものすごく読者が増えました。

フィデリティ証券で勝間和代さん推奨の積み立て投信をしたら8年で資産が40%増になった話

いや、本当に有名人ってすごい!!

  • SNSのハッシュタグ活用 インスタグラムとかですね。

インスタにはまだバイク写真を一枚しかあげていないので…これから頑張ります。

  • はてなブックマークをしてもらう

一般ユーザーが3票投票することによって新着に掲載されます。

自分で投票することもできるそうです。

「人気」記事を見ている人は多いらしい…

「総合」に登場すると、まるで新聞の一面みたいなものです。

その流れは、

  1. 3票で「新着
  2. 人気」記事になる
  3. 総合」に登場
  4. はてなブックマークの「はてなbot
  5. tweet
  6. アクセスが跳ねる

なので、日常的に「はてぶ」をみてどんな記事が流行っているかをしっておくといいそうです。

私はまだまだそこまでやっていません。研究が足りない…

8. ソーシャルサービス経由のバズは実力ではない

ところで、こうやってアクセスが増えて「わーい」とか浮かれるのですが…

「アクセスの激増は数日の命」

ブームが終わると元通りになります。

つまり、ソーシャルサービスのサイトの力と割り切らないといけません。

バズは自分の力ではない、それは肝に銘じておいたほうがいい、とたちさんは注意します。

ところで、このように「話題」になるのはいいのですが、わざと騒いで炎上させる、いわゆる「炎上マーケティング」はやらないほうがいい、とたちさんは断言します。

9. まとめ

ブログのコンセプトは、著者のミッションである、とたちさんは言います。大事なのは、

  • 何を伝えたい?
  • どう伝えたいか?

を考えること。

ここに、「マズローの欲求段階説」というのがあります。その中で言われているのは、

目指すべきは三人称の自己実現である、ということ。

ブログを活用した三人称の自己実現とはどういうことかと言うと、

  • 自分の影響力をつかって「世界をよくしたい」
  • 貧しい人を救いたい
  • ブログを使って困っている人を助けたい
  • 多くの人がより自分らしく生きてもらえるようになってほしい

そう、なんか、私が漠然と考えていることが言語化されている気がします。そしてたちさんは以下のようにまとめます。

  • 自分がやりたいことが貢献になっている人は強い
  • 自我レベルの充足で満足している人は飛躍しにくい
  • 三人称の自己実現を目指す人は燃え尽きにくい
  • ブログにも貢献の視点が入ると強い

だから、目指すコンテンツは、

  • ブログを書き続けることで自らが進化するコンテンツ
  • 自分が望む社会貢献、世界貢献になるコンテンツ

です。

そして、輝き続けるブロガーの絶対条件は何かと言うと、

  • 誠実に本当のことを書き続けること
  • お金をもらってウソを書かない
  • 損得勘定に流されて儲かりそうなことを書かない
  • バズを求めて炎上記事を書かない

ブログのテクニック的な話から、かなり精神的な内容に深まってきましたね。こうして私が漠然と思っていることをきちんと言語化していただいて、ありがたいです。

この「こころ」を胸に刻んでこれからもブログを書いていきたいと思います。

それにしても、更新頻度はまだまだですが…(8月から飛躍します!!予告

次回の講座は9月。宿題もあり、頑張り時です!!

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)