会社を辞めたときに自分に何があるか、定年をあと数年にむかえた日々のなかで
様々なチャレンジをし、何かを探しながら、日々を暮らしている自分です。
何もない私がブログという手段を通じて何を発信すれば「誰かの役に立てるか」
そして自分自身も「幸せになれるか」。
プロ・ブロガー立花岳志さんは
「ブランディング」という言葉をキーワードとして使っています。
セミナーでは、単にブログのテクニックを教えるのではなく、
参加者がどう生きたいか、ということをブログを使ってどう表現すればいいか、
一緒に考えていこう、という内容となっています。
どのような内容だったか、次回のコースを受講してみたい、
興味があるという方のために参考になれば、と備忘を兼ねて書いておきます。
1. ブランディングとは?ブランディングする際に大事なことは?
立花さんは、ブランディングという言葉を
「自分の生き方を正しく他人に伝える手段」
と定義づけています。
「正しく」というところが大事なので、
「盛る」ことはブランディングではありません。
強みだけではなく、弱みも正しく出すことが重要です。
そして、ブランディングは、勝手にされることはありません。
20世紀において、芸能人が売り出されたような時代は仕掛人が必要でした。
でも、21世紀は誰もが情報発信できる時代。
私たちのような無名の一般人は「自分で自分をブランド人化」する必要があります。
そして、SNSやスマホの発達で「隠そうとしても必ずバレる」
仕組みになってしまっているので、
弱いところでも自己開示してしまうほうが共感されやすいのです。
まずは、身近なすごい人、を目指しましょう。
2. 自己ブランディングのために何をするか?
では、ブランディングのためにやるべきことは何でしょうか。それには、
- 自分が特化する方向を決める
- 人より詳しくなる
- 過程や結果をブログとSNSに書く
- 詳しい人になる
というプロセスを経ます。
あきらめないで続けていると
その方面に詳しい専門家というブランディングがされるのです。
たとえば私のように、「アラ還」で「マラソン自己ベストを狙う」。
なかなか練習できず、苦しんでいますが、これだって、
「還暦マラソン自己ベスト」のために「ランニング日誌」を続けると、
いずれは「高齢マラソンランナー」になれる、ということです。
高齢のマラソンランナーは数多いかもしれませんが
ブログでそのプロセスを書き続けている人はそれほど多くないはず、です。
そして、次が大事なのですが、
愚直に続ける→露出を続ける→正しく続ける ことが大事です。
たちさんの場合は「ブログで人生を変えた人」という
ブランディングがされています。
さて、私はどんなブランディング(マラソンの他に)をしましょうか?
実は秘かに「シニアモデル」を狙っています。
こどもの頃から、自分が「ブス」であるという劣等感が拭えませんでした。
容姿がダメならスタイルか?性格か?頭の良さか?はたまた育ち(お金持ち)か?
何もない。
人間、どこか取り柄があるとは思いますが…でもね、
もう「若さ」はないのだから、今が逆にチャンスなのです。
少なくともいろいろチャレンジだけはしてきた。その面白さで、
10年、20年若い人にとってのロールモデルに、
そしておしゃれな「おばさん」になりたい。
というわけで、一人暮らしを敢行した今、
これまで通勤時間に使っていた時間を活用して
今度は新たに「おしゃれ・美容」にチャレンジしていこうと思っています。
3. 続けていくと何がおこる?
情報発信を続けていると、「量」が「質」に転換するポイントがあるそうです。
数をこなせば誰でも専門家。
でも、損得や儲かる、という観点で選ぶと続きません。
ブランド構築には時間がかかるのです。
好きでないことは続けられない…嫌になってしまいます。
なりたい自分になるチャレンジ。これが好きなことなら活動自体を楽しめます。
始めたばかりの初心者の一歩後ろには、
始めたいけど始められない人が100倍の人数がいるそうです。
だから、一歩先を行く人でいいのです。
4. 人気ブログと不人気ブログの違い
- 人気がでないブログ:自分の生活の範囲の普通の情報を発信している人
- 人気がでるブログ:人が注目する情報を得るために自分の生活を変えていく
- すごく人気が出るブログ:自分のライフスタイルを突出させライフスタイル自体を発信していく人
だそうです。
あなたのブログの人気が出ないのはあなたのライフスタイルがつまらないから。
自分の人生がおもしろくなってくれば、人はついてきます。
ネットブランディングは、
普通の人が進化する過程を見せられるのが面白いのです。
なので、しっかりブログ・SNSのプロフィール欄に強みを書き、しかも盛らずに
自分がどういうステージ(勉強中、でもいい)
にあるかを正直に出すことが重要です。
5. ブログを書く上で最も大事なことは?
やめないこと。
途中でやめてしまうのは「ブランディングの方向性が見えない」から
「こんなもんだろ」と思った地点が終着点です。
それで終わってしまうのです。そして、世の中は進歩をつづけていくので
相対的に動かない人、つまりやめた人は後退していきます
6. セミナー、イベントを主催する
こうして書いたブログですが、頑張るプロセスを経て専門家になると、
「ブログ発 セミナー集客」が
できる人になります。
ネットの「普通じゃない人」は「リアルでも普通じゃなくなる」のです。
ネットで情報発信する人=特別な人から、
リアルで「イベント主催する人」=特別な人になります。
でも、99%の人は自分でやりません。
そう、ほとんどの人がやらないからこそやることに価値があるのです。
最初は、単なる飲み会かもしれません。しかし、
「オフ会」「飲み会」だけではダメです。
そこに、「学び」と「進化」がないと、マネタイズしにくいのです。
7. 実際に始める
① 1人か2人で始めよう
まず、考えることは自分は「主催タイプ」か「登壇タイプ」か?ということです。
1人で始めるのは大変。ヘルプを求めるのでもいいです。
でも、おおぜいで主催するのはやめたほうがいい。
フォーカスがぼやけるのです。
そして、主催タイプの人は、「自分の言葉で語れる人になろう」。
登壇はしなくても、主催したイベントをブログで発信するのです。
② 最初は小規模・短時間で
数名程度の規模でいいのです。そして、会場などに余計なコストをかけないこと。
継続シリーズは負担が大きいので単発で。
③ 事前の情報発信が勝負
イベントを告知すると、「特別な人」になります。
いままで同列であったところから、抜きん出る。
そうすると、嫉妬を買うこともあり、
いきなりやると「ドン引きエネルギー」がでるのです。
なので、詳しい人だと思ってもらえるだけの情報発信をしておくことが大事。
最初は、「なんかやろっかなー」から始めます →
つぎにもう少し詳しく → 予告を出して、違和感を中和する
→ 来週告知します →今夜だします のようにすこしずつ。
そして、来てくれそうな友だちを個別に誘う(サクラ)といいです。
そして、告知文は
- 「宣伝」にならないように!!
- 参加者が「得られるもの」「どんな人向けか」を書く。
人を動員できない講座の多くが告知不足なのです。
実は、イベントの集客は、そもそも泥臭いもの。地道に少しずつやりましょう。
そして、次に繋げるために当日はたくさん写真を撮ること。
このほかにも、セミナー料金の処理やキャンセル対策、
アンケートのとりかたなど、有用な情報をいっぱい紹介していただけました。
8. どこを目指すかのイメージ
講座やセミナーの開催は、それだけの単発イベントではありません。
講座開催で終わらない仕組みをつくるのです。
人々が自分の周りを回遊するイメージをいだくといい、とたちさんはいいます。
そして、「講座ができる」=「本を書ける」
ネット上の発信だけでなく、リアルでも交流
大きなコミュニティのなかで学んでいることで、その人が幸せになることが大事
私も今後はブログだけでなく、リアルで交流できるような
コンテンツを真剣に考えはじめたいと思いました。
9. まとめ
自分に何ができるか、いまだ悩む日々ではあります。
でも、書き続けることで、その先に
光が見えてくると信じています。
私のコンテンツでセミナー・講演会を開催できる日をめざし、
これからもいろいろなことに挑戦・発信していきたいと
心を新たにしたセミナーでした。