本書を買ったきっかけは、しばらく前に流れていた
フェイスブックの記事であったと思います。
ブログを書く時に必要な「モノ、コト、気持ち」が網羅されていて
「買ってよかった、間違いなかった」と思う本です。
1. 一番大事なメッセージ
本書の一番大事なメッセージくださいは「はじめに」に書かれています。
「なんてことだ。ならば、儲けは度外視して、
読者を喜ばすことだけを考えよう!」
本書の書き方の流れは、したがって以下のようになっています。
「収益化よりも、まずは読者、
ファンが多いブログを作ることを目標にします。」
↓
「人気ブログを運営することで承認欲求を満たしつつ、
経済的な基盤を作ることを目指します。」
実際、私のブログ「風になる」も
多くの読者さんに読んでいただいて嬉しい限りですが、
巷によく言われるアフィリエイトブログのように、
「生活できる」ほどの収益が上がっている訳ではありません。
私だって、上手に商品を売るマーケティングの才能(書く才能?)と根気があれば
よかったのですが、それでは「楽しくない」。
私は成長を続けたいし、その姿を応援していただける方々と共有したい。
私のような小さな影響力でも私のブログで勇気づけられた人は
少なからずメッセージをくださっています。
「アフィリで儲けたいなあ」と、最初に思った気持ちは
いつの間にかどこかに消えていき
結局「伝えたいこと」「好きなこと」を書いています。
本書を読んで、自分のスタンスについて「背中を押された」気がしました。
2. 手取り足取り、親切な説明
著者の書き方は本当に「手取り足取り」というぐらい
丁寧でわかりやすいです。
そしてつまずきやすいところもちゃんとフォローしています。
例えば、「記事が書けない時」の
4行日記フォーマット。
これは、ライフハックブログ「シゴタノ」の管理人である、
大橋悦男さんの著書「手帳ブログ」のススメで紹介されているものですが、
・1行目(事実)
その日にあったことや自分がやったことを書く
・2行目(気づき)
その事実を通して気づいたことを書く(反省する)
・3行目(教訓)
その気づきから導き出されたことを教訓としてまとめる(次の行動の目標を作る)
・4行目(宣言)
その教訓を活かして、できている自分の姿を描く(イメージを描く)
私も、たくさん書きたいときもあれば、「あーネタがない」とあきらめて更新せず
寝てしまうことも多いのですが
このようなフォーマットがあれば
時にハードルを下げて書き続けることも可能ですね。
そして、ブログが書けたら次は集客。
集客の方法も自分でできること(SNSに載せる)から、
もっとテクニック的なことー例えば、
読者が増えたらその原因を考え、たたみかけるように
関連記事を書いていくといったPDCAサイクルを
回す、などーちょっと私には真似できないぐらい緻密な作戦も紹介してします。
(私は、「ホントはこれぐらいできればなあ」と、
実践できていないことの方が多いです)
3. ブログを飛躍させ、マネタイズへ
書き続けることができるようになったら、
ブログにどんどん読者を呼び込む仕掛けをさらに作っていきます。
その仕組みも詳しく、そしてわかりやすく本書に書かれています。
そして、最後がマネタイズです。
まずはアドセンスから始まり、アフィリエイトも。そして
記事広告、ミニサイト、有料コンテンツの作成まで、
ブログマネタイズの可能性を網羅、説明しています。
そして「何より大事なことは信用」であることが随所に強調されています。
4. まとめ
本書は発売が2016年10月。
発売後、すぐに購入しましたが、目を通すのはすでに何回目でしょう。
「読みごたえ」があるのと同時に
「一度に全部はできない」ため、
時折読み返しては、「あ、これやろう」というスタンスで
持っている本です。
今回は立花岳志さんのブログ塾、「BE塾」の
「宿題」としてこの本が課題になったので久しぶりに読み返しました。
やはり気づきがいくつもあり、「これはやらねば」と思った箇所もいくつか。
ブログをこれから始めたい人。
ブログを書いているけど、まだ「儲かっていない」人。
ブログを書いていたけど、ちょっと休んでしまった人。
ブログを書いていて読者が増えてきた人。
どのステージの「ブロガー」「ブログ初心者」にも役に立つ本です。
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