ポジティブな言葉と与える心で運気をアップ
かしこい心のメカニズム学協会澤田俊天さんと「女性のためのネットスキルアップ塾」彩塾 塾長山口朋子さん(MOMOさん)のコラボセミナーに参加してきました。
澤田さんは「身体とことばのセラピー」創始者です。
感情(か)・身体(し)・言葉(こ)・意識(い)・心の5つのメカニズム(仕組み)を解明し、「自分に起こることはすべて自分が発信している」と説きます。
だから、良くない思考や言葉によってはよくない結果がおこります。その悪い気に同調して悪い人や物が引き寄せられるのです。
病気や身体に出てくる症状は「身体からのメッセージ」です。だから、良い言葉を使うことで身体の症状も解消されます。たとえば、「疲れた」と言えば、身体の力が抜けますし、「元気!」といえば本当に力が漲ってきます。
また、すべてのモノに「気」があります。自然、人の思考や気持ち、イメージ、形、色、スピリチュアルな存在…運気を上げるにはそれらを上手に扱うことです。
スピリチュアルなグッズにしても、それがどんなに「運気をアップする」といっても自分のステージが上がるとそれは使わないほうがいいそうです。また、そういうグッズを忘れたときやなくしたときはその必要がなくなったということ。 依存しないことも大事です。
運気ダウンの言葉と運気アップの言葉
言葉を大切に使う、という流れで運気がダウンする言葉をいくつか教えていただいたのでメモしました。
- 「おつかれさま」(本当に疲れてしまうからです)
- 「ついてない」(現状否定)
- 「ああしたらよかった」(現状否定)
- 「できるかな」(心配)
- 「大嫌い」(相手を否定)
- 「私はダメだ」(自己否定)
特に金運をダウンさせることばは、
- 「もったいない」「高い」…つまり、「今の自分にはもったいない(ので買えない)」「高いので買えない」と現状を否定していることに通じるからだそうです。
一方、運気がアップする言葉、つまり成長に役立つ言葉は
- プラス思考の言葉すべての言葉
- 「楽楽気(ラクラッキー)」
- 「御御気担(おおきに)」(大阪弁)
こうした運気・金運の話の最後に「人は何故生まれてくるか?」というところで澤田さんのお話はまとめられます。それは、
「成長するため」
「後進を育てるため」
口に出して言う言葉は自分の耳に入り、否定的な言葉は否定的な結果を招き、成長に役立つ言葉は運気をアップさせます。心に留めて言葉を大事にしていきたいと思います。
与える人が成功する
後半はMOMOさんのお話です。「あなたは与える人?奪う人?」
企業して10年になるMOMOさんは、少しお会いするだけで、あるいはメールを読むだけでもビジネスで成果を出す人、出せない人がわかるそうです。
成功する人は「先に与える」人。成果を出せない人は「相手から奪う人」と彼女は分類しています。
与える人は「常に高い視点から相手の欲しいものを想像できます。そのように高い視点で俯瞰して物事を見ることが出来る人は「相手想い」です。
一方、奪う人は「目の前のことで精一杯」
ビジネスの基本は他人が欲しいものを察して提供する力です。だからこそ、相手想いな人は成功するのです。
相手に「自己重要感」を感じさせる
MOMOさんは、人間関係の基本は、相手に「自己重要感」を提供すること、奪う人は「他人の自己重要感」をないがしろにしている人だと言います。
たとえば、待ち合わせに遅刻する人、初対面で名刺交換したときにすぐにそれをしまい込んで自分の話ばかりする人、相談に乗ってくださいといって長々話す人(相手の時間を尊重するなら、3分以内にまとめましょう)…
ただし、他の人に自己重要感を与えることが大切だからといって、自分が空っぽになってはいけません。まず自分の自己重要感を満たすことです。でも、他人に求めてはいけません。
ビジネスで成功する人は、他の人に「仕掛ける」人であり、それは、まず先に「与える人」と、MOMOさんは言い切ります。
MOMOさんのお話は、途中にワークを入れたり、会場の人に話しかけたり、双方向を活用して1つ1つの内容を聞き手に納得させながら進めるものでした。
お二人のセミナー、とても内容が濃すぎてお伝えしきれませんが、腹落ちしたものを実行していきたいと深く心に刻みました。
2016年3月6日セミナー