勝間塾月例会「ネットワーキング」は成功を引き寄せる最強ツール

勝間塾とは?

経済評論家勝間和代さんと上念司さんが立ち上げた学ぶコミュニティ。

毎月一回、20日に月例会が開催され、勝間和代さん、あるいはゲストの方を招いて勉強会を開催します。

私は震災のあった年、勝間塾が誕生した2011年9月からの会員です。勝間塾に入って自分に何がおこったか?少し考えてみると…

  • 自分では選ばないような本を紹介されてたくさんの本を読むようになった
  • 勝間さんから紹介された本だけではなく、知り合った方々が紹介した本も読むようになって世界が広がった
  • マラソンを走れるようになった
  • 麻雀の点数が数えられるようになった(ホリエモンとも卓を囲んだ)
  • 年下の友人がすごくたくさんできた(これ、大事。同年代ばかりと付き合っていたら知り合いは減るばかり)
  • ブログの立ち上げ、ブログの書き方などを懇切丁寧に教えてくれるコーチもいる
  • 自分の生き方を見直し、楽に生きられるようになりつつある
  • 異業種の方々と知り合い、「サラリーマン」だけが生き方ではない、と知った。

ちょっと思いついただけでも色々あり、このリストはこれからどんどん更新していくと思います。

さて、勝間塾月例会ですが、テーマは月ごとに色々。2016年度は以下のようになっています。

勝間塾

4月 時間管理術

自分で人生の時間をコントロールする術を学ぶ十分な収入、十分な睡眠、そして十分な楽しみの時間

5月 ネットワーキング

あなたの力は簡単に2倍にはなりませんが、社交やネットワーキングのリソースは簡単に数倍、数十倍になります

6月 戦略マーケティング

ありそうでなかった新しいビジネスの見つけ方

7月 人材マネジメント(ストレングスファインダー)

自分と他人の強みを生かせばパフォーマンスが簡単に向上する

8月 情報処理・読書術

情報の山から宝探しをするのは意外とカンタンだ!

9月 投資を学ぶ

今すぐやらないと後悔するドルコスト平均法

※マクロ経済含む

10月 言葉の力

あなたの言ってることはほとんど通じてない!?

11月 習慣の力

セルフマネジメント能力こそがあなたの将来をすべて決定する

12月 キャリアマネジメント

息を吸って吐くようにキャリアアップする方法

1月 ロジカルシンキング

これができなきゃ話にならない!ビジネスの基本の「き」、でもみんな意外とできてない!? ※フェルミ推定、エコノミクス含む

2月 起業を学ぶ

難しく見えるけど実はそれほど難しくない起業のコツをシェアしよう

3月 セルフブランディングとは何か?

どうやったらブロガー、タレント、著者、あるいは業界の人気者になれるの?

ネットワーキングについて

今月のテーマは「つながり」

ネットワークの力がどれだけすごいか、どう活かしていくか、のお話が展開します。

まず紹介された事例が、病気や治療のために髪を失った女性の頭に優しいヘッドスカーフをデザイン、作成した角田真住さん。

彼女のクラウドファンディングについては、私も記事を書かせたていただきました。自分も抗がん剤治療で脱毛、とてもとても悲しい思いをしたのですごく応援したいとの気持ちから、辛い頃の写真も「えいやっ」と公開しました。

こちらです

彼女のクラウドファンディングは、勝間塾を始め、彼女自身のつながりの力によってあっという間に目標額を達成しました。

ゆるいつながりのチカラがどれだけのシナジー効果をもたらすことの例です。

ちなみに、今回の月例会の課題本はこちら↓

 

お金持ちになるには?

そもそも、私たちは身の回りの人に多大な影響を受けています。その影響は、一次のみならず、二次、三次という規模に達します。(一次というのは直接の知り合い、二次三次は要するに「友達の友達」です。)

一般に「お金持ち」と「貧乏」の階層移動は大変で、勝間さんは、「お金持ちになりたかったら、お金持ちと知り合いになりなさい」あるいは、「お金持ちが住んでいる地域に住みなさい」と言います。

逆に、簡単に貧困に至る道は、貧乏な人と付き合うこと。勝間さん流に言うと、「時間割引率の高い人」と付き合うこと、だそうです。

時間割引率が高い人、とは要するに「今の楽しみを優先し、将来のことを考えない人」のことで、一般的な傾向として喫煙者、肥満者、借金のある人、ラーメン好き、飲酒好きなタイプの人です。

喫煙者がなぜダメかというのは、タバコを吸うという行為が「自己管理能力の代替指標」となるからである、と勝間さんは断言します。(彼女はかつて喫煙者でした)

リソースフルなひとになりなさい

「皆さんが自己啓発しているのは、要するに、他の人と繋がるためです。自分がリソースフルになればなるほど、リソースフルな人と付き合えます」

私たちは「つながり」を求めていく中で相手を評価しています。一緒に生きていくことができるか、ということを常に測っているのです。一緒に生きていくということは、「自分が楽に生きていく相手を選ぶこと」です。

その際、相手の「性格・知力・利他性」がポイントで、

「私たちはいつも相手の「利他性」を計っているのです。したがって、「賢くて利他性の高い人(親切な人)」の周りにはいつも人が集まります。そして、それぞれの人がもつリソースのほんの少しの差がネットワークの力で増幅するのです。

頭がいい人はキレイな人

知性は顔に出ます。素材はどの人もそれほど変わらないのです。逆に「頭の良くない人」は、統計的にも自分に対するケアが不足しているそうです。

しかし、努力すれば身ぎれいになります。「きれい」は、知識・知能の指標なのです。

このように、様々な「非言語情報」が「その人」を表しているのです。

私など、「お化粧もそこそこに」という場面が多いので、すごく反省しました。

人とつながれる人とは?

集団の中にいて、「自分中心の人」はダメです。逆に、「自分を相対化できる人」がつながれる人です。

自分の価値を最大化しようとする人はダメです。逆に、「全体の価値を最大化しようとする人」がつながれる人です。

そして、「自分が間違っている可能性を考えられる人」

私たちは、常に自分の価値観を通して相手を見ています。人とぶつかるのは当たり前です。何らかの形で自分が得にならないと付き合い続けられないのです。

だから、自分を常に客観的に見て、相手に与えられる人、リソースフルな人、「親切」な人のところに人が集まります。

勝間さんは「お金持ちの人は親切である」と断言します。上念さんは「一部の例外を除いて」と言いますが(慎重ですね)。

ネットワーキングをお金に結びつける方法

  1. 儲かる社長のところで働く。自分の力なんて5%ほどです。95%は会社の力です。
  2. 会社内のつながりだけでなく、広く薄くいろんな人とつながる
  3. 息を吸って吐くように、つながりについていつも考える
  4. 自分が望んでいる年収を稼いでいる人と月に1回は会う機会を作ること

まずは現状把握→まねをする→トライアルアンドエラーを繰り返す

まずは「与える」、勝間さんの言うギブの5乗を続ける。声をかける、スマイル(〇円です)から始めるだけでいいのです。

そして、

やりたいことがあったらやってみる。コミュニティに小さくでもつぶやいてみる、この一歩が大事です。

まだまだ伝えきれないことがいっぱいですが、これで息切れ。今回の月例会で決意したことは、「ギヴの5乗」「人に親切にする」ということです。

…その後、オフ会にてまた新しい出会いがありました。

(月例会2016年5月20日の記録)

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)