キレイになりたい!ー50代の歯列矯正治療 リテーナーをつけて1週間の様子

このシリーズも随分長くなってきました。

50代も後半、60代間近になってからの一大決心で始めた矯正治療は

装置をつけてもらえるまでに1年かかりましたが、

装置をつけて10か月で外すことができ、

今はリテーナーをつけている状態です。

1週間経って、少し慣れてきたので様子を書いておきます。

1. つけはずしの難易度

最初、歯科衛生士さんにつけていただいたときは、

なかなかハマらず、これを自分で毎日やるのかと

思うと暗澹たる気持ちになりました。

でも、食事をするときには外さないといけないので、

まずは必死に外しました。

そして、再び装着するときは

「元に戻ってはいけない」という「執念」で

必死に歯にはめ込みました。

何度か付けはずしするうちに、慣れてきて、まだ鏡が必要ですが

何とかできるようになりました。

ひたすら、慣れるしかないです。

↓つけている下の歯

2. 歯の手入れ

いったんリテーナーをつけてしまうと、

その下になっている歯の手入れはできないので、

つける前に歯ブラシ、フロスは必須です。

でないと、歯に汚れがついたまま「ふた」をしてしまいますので。

きちんと歯をキレイにする限りにおいて、これは

歯と歯茎の健康のためにはいい、と思います。

というのは、リテーナーをはめている間、

やたらと「おやつ」を食べたりできないためです。

3. つけ忘れた夜

たった1週間しか経っていないのに、なんと3日目で歯ブラシのあと、

つけ忘れて寝てしまったことがあります。

朝、気づいてあわててつけました。

とにかく、基本は24時間装着なので、忘れないようにしないと

これまでの治療が水の泡となってしまいます。

まだまだ気がぬけません。

4. 医院からのアンケート

装置を外した時に、アンケートを記入するよう依頼されました。

私の回答の一部をここにシェアすることは、矯正治療を検討しているかたへの

参考になるかと思い、記録しておきます。

質問1. 治療開始前に期待していたことは?

治療開始前の歯並びと、通っていた医院の治療に不満をもっていました。

前の医院では、歯のクリーニング、スケーリングもしていただけず、前歯の仮歯も着色、乱ぐいになっている歯も着色という状態で、今後ずっとその医院に通ってもこれよりよくなる見込みがない、と感じていました。なので、歯並びはもちろん、歯と歯茎の状態を少しでも改善したいと期待していました。

質問2. 治療前に不安だったこと。治療中に解消されたか。

①歯周病、②動揺歯(上の前歯の1本)、③矯正をするには一般的に高齢であることから矯正治療の可能性そのものがないのではないかと不安でした。

また、④しょっちゅう口内炎をおこしていたので、その点も不安でした。矯正をすることで悪化するのではないかと心配していました。

治療中、歯茎の状態は、フロスのおかげで2年前に比べ、改善したと思います。動揺歯は相変わらずですが、まだ保たせたいと思っています。

高齢でも矯正治療ができることがわかり、安心しました。

また、口内炎にもかかりにくくなりました。今思うと、フロスをしていなかったことが原因となって口腔内が常に汚れており、それが口内炎の原因をなしていたと思います。

結果的に治療前に不安だったことは、治療中にかなり解消されていきました。

質問3.治療をしてよかったこと、感動したこと、ほか

矯正治療によって、下の前歯の見栄えがよくなり、何より矯正前には届かなかった歯ブラシの先がきちんとすべての歯に届くようになりました。これでちゃんと磨けます。

装置をつけていたのは10カ月ですが、これほど早く歯並びがよくなるとは思いませんでした。

舌で下の前歯をなぞるとちゃんと半円を描くことができ、以前のようにでこぼこでないことがとても嬉しいです。

質問4. 意見・要望

リテーナーによる保持がありますので今後も診察を継続してお願いしますが、一般歯科において上の前歯の治療や銀歯になっている歯を白い素材にすること、ホワイトニング、歯周病の管理、定期的なクリーニングあるいは虫歯治療など、まだまだご指導いただくことが多いと思います。

質問 5. 矯正治療を終えた気持ち

矯正装置をつけた今年の一月は「やっと矯正器具をつけるところまできた」という嬉しい気持ちでした。

装置をつけていた10か月の間は、やはり食事が不自由ではありましたが、長年の懸案であった歯並びの治療が進行していると思うととても嬉しく、少しの不便は我慢できました。

今はリテーナーをまだつけているので「終わった」という実感はありませんが、とりあえず食事は不自由なくなったのでありがたいです。

これからも歯を大切にしていきたいと思っています。

5. まとめ

リテーナーをつけていると、やはりそれなりに不自由はありますが

(食事のたびに歯磨き、フロスをしないといけません)

10か月かけて装置によって並べた歯ならびが

また悪くなっていけないので、頑張ろうと思います。

 

広告

この記事を書いた人

アバター画像

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)