勝間塾月例会2018年3月19日 セミナーレビュー 私の起業ネタ紹介!

2018年3月18日、勝間塾の月例会が開催されました。

今回のテーマは起業。さて、どんなお話が飛び出してくるでしょうか?

今日のアイキャッチ映像はご自身の起業体験を語る上念司さん。

1. 課題図書について解説

課題図書は、「ゼロ・トゥ・ワン」(ピーター・ティール)です。

この中に「どんなビジネスも答えを出すべき七つの質問」というのがあります。

その7つそれぞれの問いについて、勝間さんご自身の「塾」経営の仕組みを当てはめた解説が紹介されました。

1.エンジニアリング:技術です。勝間塾のでは、システム担当の宮内さんが技術を開発したおかげで会費が5,000円程度で済んでいる。きちんとしたシステムを組んで、利用者に負担させない仕組みを作ることが大事、とのことです。

2.タイミング:このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングか? 勝間さんご自身も独立するまでにかなりの年月、考え込んでいました。

3.独占 :大きなシェアが取れるような小さな市場からはじめているか? これはその通りだと思います。小さな市場から、徐々に会員が増えてきました。

4.人材 正しいチーム作りができているか? 実は「監査と分析」という会社は3名で始めました。今は2人です。うまくいくときもあれば…ですね。

5.販売:届ける方法ですが、SNSの役割は大きい。IT使いまくり、です。

6. 永続性:この先、10年、20年と生き残れるか? だいたい3年ぐらいで軌道に乗り、5年経つ頃には次のビジネスのタネを考えた方がいい、と勝間さんは言います。

7.隠れた真実:他社が気づいていない、独自のチャンスを見つけているか? 勝間塾でも試行錯誤の連続です。

まず、あなたがビジネスを始める時は、上の7つについて答えが得られる状況でないと起業では成功は覚束ないだろう、と勝間さんは予言します。

しかしながら、推奨は、「起業を考えているけど何もしていない人は3つ以上当てはまるものがあったらとりあえず副業を始める!

2. 会社勤めとは?

さて、日本の社会、多くの大人が「会社員」として働いています。だいたい世の中、それで回っていますが、なぜそうかというと、

「小中高と会社勤め出来るような教育を受けている」からです。

しかしながら、実は「特殊なスキルを会社勤めのために使うより、そのスキルを起業のために使う」と世の中の役に立つ、と勝間さんは言います。

今や、大企業の方が何事につけコストが大きくなる可能性の方が高く、結果として大企業のモノの方が高い、という現象が起きています。

では、中国のモノはなぜ安いか? それは、高度な技術を使っているからに他なりません。先入観がないため、いきなり高度な技術を取り入れることができるのです。

企業の中にいて、「給与が少ない」のは 給与が業績に連動しないからです。長期的な一企業との取引も場合によっては足かせとなり、コスト低減の邪魔をします。

などなど…企業に勤め続けることのデメリットについて様々に議論されていきます。

うーーん、今の時代、企業に勤め続けることのリスクを考えないといけないようです。

私など、かつて自営していたのでそちらの方が怖いですが…

3. 意外と大差ない?起業している人、起業していない人、起業する気がない人

「きっかけがあって、そこそこ優秀であれば起業できる」というのが勝間さんの主張で、

意外と起業している人、していない人、する気がない人の間のハードルは高くなさそうなのです。

生活費をマイナスにしないレベルで、立ち上げに2ー3年かかっても大丈夫なようにしておく、

まずは副業から起業へ段階を経てもいい。

そして、起業はスポーツと同じ。体感で覚えるものであり、語学と一緒で本ばかり読んでいても無駄、実践するもの。

まずは、自分がプロデュースしたものを売る、そして自分でルールを変えられるところで起業することが大事、と言います。

4. 起業したら?

最初のボトルネックは人材と販売になります。

テクノロジーが大事になってきますし、実は小回りのきく小さな企業が革新の連続で大企業に勝つことができるのです。

そして2−3年やれば、誰でも改善点が見えてくるので、そこからブレイクする人が多い、というのも事実です。

世の中の進歩のスピードについていくためには起業してどんどん改善を重ね…というのが一番いいのかもしれません。

大企業ではなかなか出来ないですね。

5. 上念さんの起業ストーリー、ワークなどで起業マインドを掘り起こす

起業に至るプロセスについて時系列的な、起業に至るお話がありました。

そして、隣の席の人とワーク。今、起業を考えているか、どんな得意があるか、などの意見交換です。

わたし自身は、自分の「英語のリスニング」に強いという特技を今後活かして

TOEICの得点アップに特化した英語塾を考えています。TOEICにフォーカスしている理由は、

自分の成長を数字で測れるからです。

TOEICの得点アップスクールはレッド・オーシャン(競争が激しい)ですが、「英語で人生を変える」経験をしてきた自分の強みを活かして、他とは違う塾を作ってみたい、と考えています。

6. まとめ

今はお勤めですが、定年も近づいており、これまでの自分を活かす道を試行錯誤しています。

上に述べたような起業を考えているので、今後はどういった方法で教えていくか、

最初の7つの質問を元に「英語で人生を変える」人を増やす塾を作ります。

今月も刺激的なセミナーでした。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)