立花岳志「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる 出版記念講演会に行ってきた

プロフェッショナルブロガー、立花岳志さんの思いがぎっしりつまったのが立花さん7冊目の著作となる

「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる

です。

本当に「好き」だけで「お金」が降ってくるのか?

その仕組み、本だけでは語りきれなかった部分をリアルで聞いてきました!

1. 一番大事なこと

本の内容については

多くの人がすでにブログで書評を書かれています。

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出版間もない数日でこんなに書評を書かれるのが

立花さんの強みであり、彼が一番大事なことを実践している証拠、と言えます。

その一番大事なこととは?

Pay forward

前払い。

それも、感謝の前払いをしているから、なのです。

それは、どういうことか?

3部構成となっているセミナーの最後の方に語られますが、ここでは最初にご紹介します。

まず、立花さんがよく引用するのは、「マズローの欲求階層説」です。

人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされます。

マズローの欲求5段階説

(上図は、モチベーションアップの法則よりお借りしました。)

人間は下のレベルの欲求が満たされないと、その上に行けない、というのです。

20世紀は食うために働くまでは満たされた、と考えます。

現代は、その上を目指す段階にあります。

自己実現の欲求

「おれ、我、自我が満たされる」ことが生きていく上で大事になってきます。

さらに、マズローは晩年、その上に第6次の欲求がある、と唱えました。

それが、

「自己超越の欲求」です。

「目的の遂行・達成『だけ』を純粋に求める」という領域で、

見返りも求めずエゴもなく、

自我を忘れてただ目的のみに没頭し、

何かの課題や使命、職業や大切な仕事に貢献している状態

立花さんは、これを「コミュニティの実現、隣人愛」と言います。

なぜブログを書くのか?

という問いに対し、「最初から自己超越を目指して書く」

つまり、

「僕は世界を良くするためにブログを書いている」

という思いが「なぜ」への答えであり、

「自分がやりたいことが貢献につながっている」

と思いながら書ける人だけが書き続けることができるのです。

逆に

書けない人、と言うのはそこに自己否定があり、罪悪感がある

と、立花さんは言います。

こうやって、世界貢献を考えて活動していく

と、

仕事のスケールが大きくなります。

なので、自己否定を徹底的になくすことが重要です。

ビジネスがうまくいき、金額が大きくなると、誰でもビビるのです。

なので、「よりココロをきれいにしていく」ことがさらに大事になってきます。

自己価値を高めないと、いい本は書けない。

まずは「感謝の連鎖」を作ろう、そして、

やりたい、と思うことは、やっちゃえ。

(お金のことを先に考えたらできません)

世の中には、お金は圧倒的にあって、それは

大河のように流れています。

その流れのどこにあなたがいるのか?

しかし、大河は、止まっていると淀みます。

出て行ったら入ってくる!

立花さんは、力強く

お金の価値を突き破れ!

先出ししないと増えない

まず、出すお金を増やしていこう

(感謝の)先出しを恐れるな!

と言います。

そこに情報発信がくっつくと、発信の価値が上がります。

そして、影響を与える人の層がかわって行くのです。

そのうちに、「何をやっても仕事がきます」→生きていることが仕事になります。

情報発信をし続けることで、世界貢献、社会貢献ができるのです。

その結果、自らが望む形でブランディングされます。

ただ、ルールがあります。

  1. 誠実に好きなことを正直に書いていく
  2. 嘘を書かない
  3. やめない

以上が、私が受け取った「大事なメッセージ」です。

2. セミナーの内容

ここでは、セミナーの流れに即して内容をご紹介します。

第一部 現代とは?

現代は、情報革命の時代です。

人類が生きてきた中で、

3つめの大革命、と言えます。


一つ目は農業革命

人類は定住し始め、炭水化物で栄養を取ることで

安定した色が確保され、人口が増加します。

二つ目は産業革命

モノが大量生産される時代となります。

そして、三つ目が情報革命です。

この革命は、まだ終わっておらず、今後どうなるか、わかりません。

例えば、人工知能が人間を追い抜く、と考えられている2045年問題があります。

どんな結果が到来するでしょう?

さて、そんな時代にあって、20世紀はマスコミが情報発信する時代でした。

しかし、21世紀になり、マスコミのいうことを鵜呑みにする人は

少なくなってきました。

「本当の情報を提供している個人」を多くの人が信じるようになってきたのです。

私たちは、そんな時代の真っ只中にいます。


その時代を感じ取った立花さん、何をやってプロになったか?という本題に入っていきます。


39歳の頃、立花さんは だいたい、日曜日午後には焼肉屋にいて、

午後は寝たり、テレビを見たりしていたそうです。

でも、アップルマニアだった立花さんは、

アイフォーン3Gが出たときにマニュアルもなかったことから、

他の人のブログを読み、そのうち、日記と情報の違いに気づいたのです。

日記を書いても人生は変わらなかった。

けれど、情報価値があるものを大量生産すれば何かが変わるのではないか?

と思ったのです。

当時、勝間和代さんや本田直之さんの本が売れていました。

そんな人たちに追いつきたい!

彼らが一日に一記事書くならば、「俺は3記事書いていこう!」

思い立ち、

2008年12月

Mac とiPhoneの記事、特にアプリを試してどんどん書き始めました。

そうすると、周囲から詳しい人と思われます。

次に、ランニングとダイエットの人。小さなお弁当箱にお弁当をいれ、それをアップする。

5時起きで、8.6キロ走って、それを日記に書く。

次に、親指シフトでブログに書くようになり、1時間7500文字書けるようになりました。

そして、本を読み、書評を書きまくりました。週4冊、年間200冊分書きました。

  • 朝ランニングブログ
  • 昼書評
  • 夜 親指シフト

ベストセラー作家で精神科医の樺沢紫苑さんが書いているように究極の勉強法とは、アウトプットであり、

書評を書くことで本の内容が構造化されて頭に入ります。

立花さんの場合、その書評は、昼休みの45分で1本書き上げます。

その後、会社を辞めてブログを書きまくる

100万PV超えると出版社から声がかかりました。

そして出たのが「ノマドワーカーという生き方」

ブログは月間165万PVという最高記録をたたき出します。

「今の僕は華やかに見えるが、地味なことを続けてきた」

というのが立花さんの言葉です。

でも、ここで大事なことは「発信しまくっていた」という事実。

発信を続ける→ファンができる→強みに尖っていくと専門家と思われる→好きなことをやっていると仕事がくるという流れができます。

確かに、ハマらなかったこともいっぱいあったそうです。

でも、人生が劇的に変わってきたのです。

ここで、しかし大事なことは、「正しくやらないと意味がない」ということ。

それには「法則があります」

その法則とは何でしょう?

第2部 人生を劇的に変えたいなら情報発信しなさい

情報発信? SNSとか、みんなやってるじゃない?

と思うかもしれません。

しかし、実は多くの人は

ROMっている (リードオンリー) だけなのです。

  • 何かをやりたい人は1万人
  • 実際にやっている人は100人
  • 続けている人は1人

という法則があります。

そう、多くの人は20世紀のまま、ただ受け取っているだけなのです。

単に選択肢は増えました。しかし、やっていることは変わっていません。

多くの場合、個人的報告だけに終わっています。

情報発信とは、「全く知らない人の記事でも役に立つ」、「心が動く」というものです。

情報発信の入り口も二つの流れがあり、

  • ホリエモン、西野さん=テレビというマスメディアから出てきた人がブログを書いている
  • はあちゅう、勝間さん=ブログから出てテレビに出るようになった人

発信するということは放送局になる、ということ。それが、21世紀なのです。

正しく発信すると、人に影響を与えることができます。

たとえば、

書評を書く、ということは著者から感謝される、ということ。大杉さんが出版するころにはすでに著者の感謝がいっぱいたまっていた、ということになります。

  • ヨスさん

4月20日に「光速パソコン仕事術」という書籍を出すヨスさん(ヨッ!センスというブログを運営されています)も、今回セミナーにいらしてましたが、「きちんと発信して継続していくと人生が変わる」を実感する一人です。

懇親会でお話した「ヨス」さん。

ここで立花さんがさらに強調したいことは、

「ブログは進化の過程を書ける」ということです。

成長していく様子をブログに 書き続けると、

  • 蓄積ができます。
  • 応援してくれる人ができます。
  • 感謝を先払いできます。
  • 感謝のスパイラルをつくることができます。
  • 自分のブランディングができます。

すると、

・上達とともにファンが増えていくのです。

アフィリエイトでもお金は稼げます。しかし、 広告収入だけだと難易度が高いのです。

 まずは

  • 難しく考えずに始める
  • やめない
  • 自分の得意を探すためにも書いてみる

そこで大事なのが「質より量より更新頻度」(唱和します)

「書く」ということは、筋トレと同じで、突然はできません。

まずは、書き続けることで「ブログ筋力を鍛えること」です。

ブログは、

  • 誰でも何歳からでもどこでもできる
  • しかし、努力は必要です。
  • そして、自分ブランドを作るために、なりたいものを書くといい

 のです。

第三部 お金が降ってくる仕組み

第三部のまとめの部分、大事なことは冒頭に書きました。 

ここで、「お金の話」をします。

独立することで得られる自由は、「価格決定権は自分にある」ということです。

今の時代、「副業やパラレルキャリア」が普及してきました。

なので、自分が先生になることをやっていいのです。

その価格は自分が決めることができます。 

こうして、「好き」プラス「情報発信」を常に中心に置き、それらを組み合わせ、個人が多角経営できる時代になったのです。

 その多角経営で成功できるコツ、が冒頭に書いた「心」のありようなのです。 

3. まとめ

 私は、これから得意の英語を生かし、TOEICの点数アップ請負い講師になりたい、と考えています。

自分自身が英語でキャリアアップし、人生を変えてきた経験をもつからです。

TOEICの点数が高いことは、確かに人の側面のほんの一部にすぎないのですが、

そのことで収入が上がり、自己評価が上がるならば、点数を上げた人の幸せにつながると思います。

 それを望む人がいるならば、少しでもサポートしたい。そんな思いをもっています。

 

私はこれからもブログを通していろいろ発信していきますが(バイクツーリングもしたい!!)、読者の方々の幸せにつながるブログを書いていきたい。

 立花さんのセミナーを聞いてそのように決意しました。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)