キレイになりたい!50代の歯列矯正治療 矯正治療の副次的効果 口腔内衛生状態の向上で口内炎予防!

2016年、58歳で思い切って歯列矯正治療を開始し、

歯並びが良くなって快適になりました。

実はひどい歯周病でした。

矯正治療によって改善したことがあるのでご紹介します。

ところで、写真は私のナマ写真なので、キレイなモノではありません。

ご注意くださいね。

1. 治療してよかったか?失敗はなかったか?

2017年の一年間は矯正器具をつけて過ごしました。

1年経った今、リテーナーで矯正後の歯並びを保持しています。

透明の素材のものを被せています。

50代で歯列矯正治療なんて、と年齢を理由にあきらめている人もいるかと思いますが、

高齢で歯周病があっても、

一般歯科と連携を取りきちんとコントロールしてくれる歯医者さんに行けば

上のような乱杭だった歯並びもここまでキレイになります。

確かにお金はかかり、矯正器具をつけている間は食事など不自由でしたが、

できるだけ毎晩フロスをするなど、

口腔内を清潔に保つよう努力したため、なんとか乗り切ることができました。

2. 副次的に起こったこと

私は矯正治療を始めるまで毎年、冬になると

口内炎を起こしていました。

とにかく痛くて痛くて、食事のたびに泣きたくなるほどでした。

矯正治療にかかる前、2015年の秋に発症した口内炎では

口内炎の場所から膿が出て、悲惨なことになりました。

軟膏も効きませんでした。

当時の歯医者さんが口腔外科に紹介するなどの措置をとってくれていれば

そんなにひどくはならなかったと思うのですが、

効かない軟膏をくれる以外、何もしてくれませんでした。

口内炎は、たいていほっぺたの裏側、奥歯の側面あたりに起こりました。

冬になると「体質」だから、とあきらめていたのです。

ところが、矯正治療を開始して

毎日のようにフロスをし始めた2016年、2017年の冬は

まったく口内炎を発症しませんでした。

これはあくまで仮説ですが、口内炎は一つの理由として

口の中が「不潔」だから起こる、

のではないかと思うようになりました。

個人的な体験ですが。

あれほど毎年苦しんだ口内炎。

基本的に冷え性なので、冬になると体温が下がり、免疫力が低下し、

口内細菌の増殖が起こり、炎症が発症する。

自分ではこんな因果関係を考えています。

矯正治療をきっかけとして

デンタルフロスをするなど口内衛生に取り組んだことが

こんな結果をもたらした!

と考えています。

3. きっかけは医師の一言

2016年、年明けに

60歳になる前に矯正をすると決心し、

インターネットで調べて訪ねた矯正歯科ですが、幸い受診を許してくださり、

初診で口の中を見せた際に言われた言葉が「食物残渣が多いね」でした。

その当時は別の「歯周病を得意とする」歯科に通っており、

「「デンタルフロス」で歯茎をいためたらよくないので

「歯ブラシのみ」の手入れをすること」と指示され、その通りにしていました。

ところが、私のような歯並びの悪さだと、歯と歯の間の汚れが

歯ブラシだけではまったく取れないのです。

前歯の乱杭もそうですが、特に奥歯の方は私の歯のそれぞれが大きいために

歯と歯の間にほとんど隙間がなく、歯ブラシの先が届いていませんでした。

その隙間にびっちりと汚れがたまり放題でした。

たとえ長時間歯ブラシをしても、取れないものは取れません。

結果、口の中は「細菌製造所」のようになっていたようです。

4. まとめ

歯医者さんを変更するということは大きな勇気がいりますし、

ましてお金のかかる矯正治療。

(私の場合は下の前歯の歯並びのみでだいたい46万円ぐらい)

それでも、前の歯医者さんのままだったら同じように冬は口内炎で苦しみ、

歯茎もどんどん悪くなっていく一方だった、と思うのです。

まったく、自分の口内がどれほど汚れていたか、

矯正歯科医に指摘されるまでわかっていなかった。

今は矯正器具をはずし、リテーナーをつけていますが、

引き続き、その矯正歯科医のところで別の一般歯科医による

歯周病治療を進めてもらっています。

それが落ち着いたら「ホワイトニング」もお願いするつもりです。

長年の憧れ、実現させようと今日もお手入れしています。

 

広告

この記事を書いた人

アバター画像

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)