立花Be・ブログ・ブランディング塾 レベル2 を受講して(2018/4/1)

プロフェッショナルブロガーであり、作家、2018年3月には7冊目の本

「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる

を出版された立花岳志さんのブログ・ブランディング塾 レベル2に参加してきました。

本の紹介は別にまとめることにして、セミナーの様子を紹介します。

1. ブランド作りの第一歩は「他人のふんどし」

全体の流れ、構成についてはあとで書くことにして、今回のセミナーで一番心に残ったのは

「他人のふんどし」論でした。

これは、どういうことかというと、

有名人でもない駆け出しの素人がブログを書き始めたところで

「最初から自分をブランドにはできない」

つまり、自分の名前では「売れない」=「読んでもらえない」

訳です。

そこでどうすればいいか?

自分が好きなものを書きまくる

のです。

知名度が高い商品、例えば立花さんの場合はApple製品で、

iPhoneのことを書きまくる。

そうすると、iPhone好きな読者が集まり、

『「iPhone」に詳しい人、』というブランドができます。

他にも、いろいろあります。

読書が好きな人は書評記事を書きまくる

旅行が好きな人はグルメ記事を書きまくる…

このように、商品、サービス・人物を利用して自分をブランディングすることが「他人のふんどし」です。

ただ、ここにひとひねりあります。

個性がない情報だけのブログはアクセスは増えても著者がブランディングされないのです。

そこで、ブランディングの主役をじょじょに

「他人のふんどし」から「自分」に移行させます。

「iPhoneブログを書いている人」→「あの著名iPhoneブロガーな私」

そして、

ブランディングは足し算ではなくかけ算

という話になっていきます。

専門分野が一つだけだと、著者より「コンテンツ」がブランディングされやすい。

個性が出てきません。しかし、

複数あると、シナジー効果でレバレッジがかかります。

XXがすごい〇〇さんは、こんな面も持っていて、こっちもすごい。

人はそもそも情報に共感するのではなく、人柄に共感します。

人柄を出すことで、

扇の「かなめ」にいる著者が1番ブランディングされ、

「オンリーワンになる」

ことができるのです。

これは納得です!

講義後半で「自分ブランド構築ワーク」を実施しましたが、

私も扇の要となってオンリーワンを目指そうと思いました。

2. セミナーの様子

さて、セミナーの様子についてまとめます。

セミナーは、休憩2回を挟んでの三部構成。

第〇部 自己紹介

最初は自己紹介。レベル2の皆さんはすでにブログは作っていて、

これから人気ブログに育てよう、という方々。

それぞれの方々の自己紹介にもドラマがあり、

それぞれの方のブログを読んでみたい!と思うようなメンバーです。

こうしたセミナーに来る楽しみは何と言っても

「個性的」な皆さんにお会いしてそれぞれの人生を共有させていただくことですね。

たとえば、前回、立花さんのセミナーを受けた時は「トラック運転手さん」がいらっしゃって、

今回は「タクシードライバーさん」。

 

…..私、「運転手さん」ってかなり好きかもしれません。

もちろん、運転手さんに限らず、

とにかくそれぞれの参加者に面白いお話がいっぱいありそうです!!

第一部 「心のおはなし」

「だめワールド」から「大丈夫ワールド」へ行こう

という話です。

ブログを書くために必要なこととして

自己肯定感、があります。

なぜなら、人は放っておくと、自分のだめワールドに組み込まれ、

「自分にダメ出しの天才」

になってしまうのです。

例えば、親子関係で親から受けたたわいないことば「あんたって本当にダメな子ね」、

とかがビリーフ(思い込み)になってしまい、あるいは先生から、あるいは上司から、そして国から…

支配する側は従順な方が都合がいいので

私たちは、歴史的に「言うことを聞く従順な人間になるよう」教育されているのです。

「ダメ」という呪縛は自分のせいではなく、人類共通の課題で

DNA にインストールされている、と立花さんは言います。

多くの人がセルフダメ出しの深層心理にとらわれているのです。

そうすると、「こうじゃなければダメ」=「他人に対してもそうじゃなきゃダメ」といいがちになります。

では、ダメ人間はどうしているかというと、

・ダメにならないように頑張っている➡無理をしている、我慢している

・「ありえない」「許せない」➡「本当は自分もそうしたいのにズルイ!」

と思って生きています。

でも、本当は、「あなたは存在するだけで素晴らしい」

のです。

頑張ったらもっともっと素晴らしい。けど、頑張らなくても素晴らしい

そういう、「大丈夫ワールドへ行こう」

と、まず立花さんは強調します。

  • 自分を完全肯定する
  • そうすると、自分に優しくなる➡他人にも優しくなる
  • 人は独自の周波数を持っている→良い波動を持った人 高い周波数同士の人が集うと「場」がよくなる!

つまり、自己肯定することによって何が起こるかというと、

情報発信する人➡良い影響を与える人になれる

これが立花さんの言いたかったこと、だと思います。

私は今、ここまでまとめて、立花さんの「心の話」の意味がやっとわかりました。

ブログという場を「高い周波数の場」にし、

「良い影響を与えることができるような」「情報発信」をする、

この気持ちが大事ということだったのですね。

第二部 読まれるブログの作り方

ここからはブログテクニックのお話しです。

重要な事実「あなたのブログにたどり着いた多くの人は記事を最後まで読まずに離脱しています」

確かに、読みにくい文章だと私も読み通すことができません。

  1. 読んでもらえるコツのいくつかは…
  • 行間を広くする
  • 1行か2行の前半までが1文の長さの限界
  • ひらがなを増やす
  • 見出しをつける
  • 美文を書こうとしない
  • やまとことばに置き代える

上記の条件は、8割がスマホからアクセスであるということ、

そしてほとんどの人はライトユーザーという事実から割り出したことです。

2. 見出しをつけよう

見出しをつけると記事にストーリーが生まれます。

  • 冒頭
  • 情報
  • まとめ(個人の感想)

3. 形容詞と副詞は読者にとってノイズ

読者が求めているのは情報であって芸術作品ではないので、

形容詞や副詞はできるだけ少なく、ですね。

4. 炎上しない文章術とは?

『I』(アイ)Message…常に「私は〇〇と感じた」と主語を「私」にして自己主張することです。

人ぞれぞれに感じ方があり、他人の何かを一般論的にジャッジしてはいけない、ということですね。

5. 画像・動画を積極的に入れよう!

自分で撮った写真を使おう。

フリー素材を使わないように気をつけましょう。

使っていいのは「ぱくたそ」と「足成」ぐらいです。

6. 記事の内容

「読者が抱える「不」を解決せよ!

読者への貢献=人気です。

すごく困っている人に向けての「お助け情報」を提供するように!

7. 関連記事を複数用意

別の記事も読んでくれる導線がないのはもったいない、とのこと。

(はい、私もつい面倒くさがって、自分の関連記事のブログをつけていません。

気をつけます。)

第三部 ブランド作り

この部分が「他人のふんどし」のお話しでした。

そして「他人のふんどし」ワークでは、自分が借りたい「ふんどし」について考えました。

課題その1について、私の場合のふんどしは

  • TOEIC
  • マラソン(アラ還自己ベスト!)
  • 遠距離介護
  • バイクツーリング

です。これらのふんどしの掛け算がどのようなシナジー効果を呼び込むか、これからのお楽しみです。

ワークの課題の2つ目は「一つめの課題について、どのような特徴のあるブログ記事を書こうと思いますか?」ということ。

私は、「今までやったことがない」人が「やってみたい」「自分もできる」と思えるように書きたい。と回答しました。

3つ目の課題は「他人のふんどしを自分のふんどしに変化させていくと、周囲からどんな人とみられるようになりますか?」ということ。

私は「永遠のチャレンジャー」と書きました。

  • いつも動いていて淀まない
  • 右肩上がりを目指す
  • 慎重かつ怖いもの知らず

はい、かなり欲張りました。

自分の変化を楽しみにしつつ、この「風になる」ブログを「高い周波数」の場にして

いい情報、役にたつ情報発信の場にしていきたいです。

3. まとめ

実はまだまだ私には「お金が降ってくる」ほど「好き」と「ネット」は

つながっていません。

「お金は感謝の現れ」という言葉がありますが、

日々の活動を発信することで、なんとか「信頼して読んでくださる」読者の方に

お役立ち、をもたらしたいと感じたセミナーでした。

次回も楽しみです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)