それでもドルコスト平均法は強い!長期投資の効用

ご注意:私はファイナンシャルプランナーの資格はもっていますが

現役では活動していません。なので本記事は専門家の意見というより

私の実体験を書いています。ご参考になれば幸いです。

1. この半年の株安でどんな影響を受けたか?

年末、夫が「日経平均株価が大きくさがっているぞ!

君は大丈夫か?」

とLINEをしてきました。

確かに、2018年9月に比べ数百万単位で私の投資信託財産全体が

減少していました。

「なるほどー」世の中はいま、こんな状況なのか

…というのが実感でした。

とはいえ、世界全体の動きに自分1人で何ができるかというと

何もできることがないため、いま現在困っている状況でないかぎり

何もしない、ということにしました。

こうやって落ち着いていられるのも

投資に関する本として私の中では1番の「名著」といっていい

勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」の影響で

2007年に始めたドルコスト平均法による「積み立て投資信託」

を実践しているからです。

積み立て投資信託、そして

ドルコスト平均法については上記の本、そして

かつて勝間和代さんにリツイートされ、バズをおこした

以下の記事をご参照ください。

【勝間和代さん】推奨の「ドルコスト平均法で」積み立て投信をしたら8年で資産が40%増になった話

2. まだ全体的に評価損をおこしていない理由

このように株価がどんどん下がってくると、

投資財産全体が目減りしますが、

自分の資産を詳しく見てみると、

評価損をおこしているかどうかは、単純に

長期投資かどうか?

ただそれだけ、のことでした。

私が契約しているのはフィデリティ、楽天証券、そしてひふみ投信です。

フィデリティは2007年から、楽天は2013年から、そしてひふみ投信は2016年から。

2019年1月7日の評価損益について成績をみてみると…

青字の%が評価益、赤字の%が評価損です。

これだけの株価低下にかかわらずまだフィデリティ証券では評価益がでています。

しかし、楽天証券ではぎりぎり評価割れ。

そしてひふみ投信では赤字(評価損)でした。

3. 焦らないこと。いまがチャンス!かな?

上記の結果については、要するに長期であれば安定しているということ

だと私は考えています。

楽天証券やひふみ投信の成績が悪いわけではありません。

フィデリティで積立投信を始めたころ、2007年から2010年ごろにかけて

民主党政権の「デフレ政策下」ではまったく評価益があがらなかったのが

安倍政権に代わってすこしずつ評価益が出始め、

景気のいい時にはかなりの評価益(投資金額に対し40-60%)がありました。

いまは全体的に下がっているというだけです。

私の投資は、繰り返しになりますが

  • インデックス型
  • 少額を分散
  • 積み立て

という手法なので

長期になればなるほど評価益が安定しているのです。

そして、基準価額が低い現在、一口あたりの価額が低いため

より多くの口数を購入することができ

(これも積み立ての自動引き落としで自分は何もしません)、

いずれ基準額が上がるとより多く儲かるというわけです。

4. まとめ 利息だけで生活できる、を目標に長期で

上記の私の選んだ銘柄は

「模範」でもなんでもなく

上手な方はもっといい銘柄を選んでいると思います。

大事なのは1度に大きな金額を投資するのでなく

上に述べた「インデックス、分散、積み立て」

そして「長期投資」です。

証券会社は、やはりいまはネット証券がいいと思います。

マネックス証券

セゾン投信

GMOクリック証券

など、いろいろあります。

あ、私が取引している楽天証券、

そしてSBI証券も大手ですね。

私が投資信託を始めた当時は「日本債券」を扱っているのは

フィデリティだけでしたのでそちらを最初に選びましたが、

10年以上経った今、証券各社はネットを使うことで手数料の安さで

競争をしている状況です。

「ひふみ投信(レオスキャピタル)」は、ファンドマネージャーの

藤野さんの魅力でお取り引きを始めることにしました。

いまは評価損がでていますが、あまり心配していません。

藤野さんの投資理念を信じていますし、

しばらくすると再び評価益に転じることでしょう。

とにかく、私の目標は「利息」で生活できる「老後?」

そのため、多少の景気変動にはあわてず、

少しずつ少しずつ積み立てていきたいと思います。

とりあえず、少額で積立投信、とお考えの方は

たとえば、以下のようなプログラムに目を通して、

どのような理念で投資しているか、手数料はどうか、

口座開設には何が必要か、などを1度調べ、じっくり

考えてみられるといいと思います。モノは試し、です↓


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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)