大野 清美 2017年に、今後の人生は英語、特にTOEICの学習法を教えることに
力を入れていこう、と決心し、自分自身もいろいろ試行錯誤を続けてきました。
なかなか上手くいかないことも多く、落ち込むことも多かったのですが…
久々のリスニング最高点、その作戦は？
TOEICの試験は「付け焼き刃」の勉強で高得点がとれるものではありません。
普段から英語に触れ、耳を慣らしておくことが大事です。
試験前に１週間のあいだに公式問題集を一冊（模試2回）解き、
試験の音声に慣れるようにしました。
そして今回心がけたことは
パート２「相手の発言を聞いて適切な応答を選ぶ応答問題」で
・「聞こえなかった問題にこだわらない」こと、でした。
実際、今回も問題を解いていたとき「え、何をきいてるの？」と思った問題が
２つほどありました。
しかし、「選択肢に同じ単語や発音の似た音の単語」を入れたトリック問題となる
選択肢を選ばないとすれば選択肢は２つのみ。あとは直感、確率50%です。
そして、その後が大事なのですが、「わからなかった問題は、気にしないで
すっきり忘れる」ということです。
これまでの自分は、「全部正解したい！」という気持ちが強く、「過ぎ去った問題」でも
わからないときに納得ができず、いつまでもひきずって次の問題が頭に入らなかったことが
あります。
今回は、１−２問間違えても、難しい問題ならば採点対象から外されるので495点はとれる！
とわかっていたので、「難しい応答」がでて「わからなかった」ときは「気にしない！」
という方針を守りました。できなかった一問にこだわるより、あとの問題に集中することで
不正解をこれ以上増やすことが防げるからです。
次にパート3 「会話のやり取りを聞いて内容に関する設問に答える会話問題」ですが、
ここでは「設問と選択肢」の先読みがポイントになるのはご存知のとおり。
いつも焦って私は２つ先の会話の質問と選択肢を読むぐらいの勢いでやっていました。
今回は、次の会話に関わる質問と選択肢を3回、先読みすることに努力しました。
ただ単に先読みするだけではなく、声を出さない音読（音声としてはでないけれど口を動かす）
を行いました。
必ず3回全部は読めないものもありましたが、２回先読みするだけでも、そして1回
先読みするだけでも正答率はあがります。
パート４も同じです。
あまりに当たり前のことかもしれませんが、
１度聞き逃した問題にこだわらない、すっきり忘れて次に進む
これが高得点の秘訣だったと思います。
で、そのリスニング力を普段はどうやってつけるかというと、
TOEICを受けるならばTOEIC問題集のリスニング問題を聞く、しかも
試験問題ばかり聞いていると飽きるので
試験日を決めたら、たとえば８週間なり、毎日聞く、といった
集中勉強をおすすめします。
普段は英語のテレビドラマとか、英語ニュースとか、サッカー番組でも何でも
自分の好きな分野の英語を聞いて、いずれは「会話」できるようになるための
インプットに繋げましょう。
今回はリスニング試験中の「心がけ」について実践したことをお伝えしました。
私の英語学習について
今回の点数は、まあ、久々に満足の点数でした。
でも990点を目指す自分にとっては完璧な出来ではありません。
読解の５点減点は、読み込み力不足。今後、様々な分野の英文にもっと
触れていこうと思っています。
さて、「◯◯だけで英語ができる」とか、
「中学英語で十分」とかいう宣伝文句がSNSのウォールを飾る今日この頃。
喋るだけなら確かに十分。そして、しゃべれるようになることもすごく大事。
でも、自分の能力を数値で見せたいならTOEICなり、試験の点数を
提示することが早い。
AIの進歩で「言葉の壁」は低くなるだろうけれど、
外国語をそのまま理解し、外国語で自分の心を伝えられるという
「能力」はまだしばらくは評価されると思います。
なので、是非TOEICや英検で履歴書に書ける点数を目指している方は
しっかり「試験勉強」してくださいね。
まとめ
さて、いま一番の課題は自分の言葉で口頭で伝える能力。
これがなかなか向上しない。でも、いまは蓄積中、
もうすぐ開花する、と信じてやはり不断・普段の努力を続けようと
思います。
この一年半のTOEICの点数
2017年10月22日 リスニング435点、リーディング 445点
2018年１月28日 リスニング495点、リーディング 455点
2018年 6月24日 リスニング485点、リーディング 445点
2018年11月18日 リスニング465点、リーディング 445点
2019年1月13日 リスニング450点、リーディング 470点
2019年4月16日 リスニング485点、リーディング 460点
2019年6月23日 リスニング495点、リーディング 480点
次のブログでは、リーディング攻略について書きたいと思います。