8時間耐久レースin戸田・彩湖出場記録(2022年7月3日 時間:7時間42分07秒49キロ)

人生で最長一日走行記録

6月25日以来連続最高気温が35度を超す猛暑が続いていた2022年7月3日、

人生で一番長い距離を走りとおしました!

埼玉県戸田の彩湖8時間耐久レース。

いやー、こんなに暑い中、よく走りとおした、あっぱれ自分!という気分。

レースの詳細

1.最初の15キロ

8時半、スタートの号砲がとどろき、参加者が走り始めます。最初は、

一緒に参加した友人と一緒に走ります。

暑い、もう暑い。けど、1キロあたりまでは木陰なので、まだ走りやすいです。

湖のほとり、木陰を走りすぎると、少しの平地があり、そのあとは土手に上ります。

それほどはきつい傾斜ではないけれど、2キロの目印までは上りが続き、また炎天下になるので

つらさを感じます。

土手に上りきると次は下り。そして、中間地点の2.5キロまで走り抜けることができます。

2.5キロ地点には給水・給食テントがあり、ここで、まず頭から柄杓ですくった

水をどばっとかけてもらいます。

そして、水、スポドリ、ジュース、梅干し、スイカなどにありつけます。

私は水をもらい、さらにオレンジジュースをもらいました。

コップで飲みきれなかった水は、太ももにかけます。筋肉を冷ますためです。

何十メートルかの平地をすぎるとまた上り坂。100-200メートルでしょうか。

そして、再び下りになり、

3キロから4.5キロまではほぼ木陰がほとんどない道。

木はありますが、太陽光はこちらに向かっているので

陰ができないのです。左手に湖を望みますが、水面からは生暖かい風があるかないか。

前日ほどのカンカン照りではなく、雲は多いのですが、それでも暑い。

この1.5キロほどの道が一番つらいです。4.5キロ地点には、

スタッフの方が大きなポリペールに水を満たし、

柄杓をもって待っていてくれています。そこでも、

スタッフの方に深々お辞儀の格好をして水を頭からかけてもらいます。

4.5キロ地点で頭に水をかけてもらったあとは、

南北に長い湖の東西を結ぶ「管理橋」を渡りきり、

左に方向を替えると1周4.9キロのスタート地点が見えてきます。

ずっと時計の反対周りです。

1周終わると、手に消毒液をかけてもらい、給水、給食。スイカがやたらおいしいです。

ほかに梅干し、グレープフルーツ、ミニトマト、冷やし中華などがあります。

(このあとも、給食は、おにぎり、サンドイッチ、

おいなりさんなど、いろいろ出てきます。)さらにかち割り氷。

ビニールにいれてふたかけらぐらいもらえます。

この、氷は体を冷やしたり、口に含んだりしてなんとか体を冷やすために活用します。

それら、口に入るものをいただいたあとは、また、頭から水をかけてもらい

(この時、深くお辞儀をして頭を突き出さないと、靴が濡れてしまいます)、

次の周回に向かいます。

そうして、友人とゆっくり、まずは3周こなします。しっかし、暑い!

時々雨がぱらつき、「もっと降れー!」と願いましたがいつのまにか止んでしまいました。

この時点で10時すぎ。

2.次の15キロ

3周おわったところで、友人とビニールシートを敷いてある

「基地」に戻り(友人たちがセットしてくれた)、

ひと休みします。

クーラーボックスに保冷剤をいっぱい入れて持参していた友人から

保冷剤を借りてわきの下などを

冷やします。しばらくおしゃべりに興じたあと、再び走り始めます。

ちょうど「かき氷」タイムが始まり、手で削ったかき氷(イチゴ味)をいただきます。

そしてまた、走り始めます。

気温はどんどん上がります。お昼に近づいてきました。

さらに友人と2周し、その時点で友人が基地に戻って休憩に入ってしまったので、

そこからあとは一人旅になりました。3周目の前に、

ちょうど、かき氷タイムだったので、今度はメロン味をいただきました。

(いちご味のほうが好きかな…なんて考えながらたべていました)

3周目終わったときにいったん基地に戻ったのですが、

誰もいないし、話し相手もいなくてつまらないので

ちょっと休んだ後は、また走り始め。

これで30キロ、4時間ぐらい経過。あと、4時間。

3.のこりの20キロ

もともと、休んだり、昼寝したりしながら一日楽しく走ればいい、9周45キロあるいは

余裕があれば10周50キロ(実は49キロ)いければいい、と思っていたので、

30キロ経過後はもう基地には戻らず、本部付近で給水、給食、かき氷、水かぶりをし、

また、道中でもミストのシャワーなどを浴びるなど、

だいたい1.2キロごとに水を浴びながら淡々と走ります。

午後になってくると、少し風が出てきて、午前よりはよほど

走りやすくなっていました。

のこり1時間40分(午後2時50分ごろ)の声を聴いたときは、

「あと2周」と決め、トータル10周をめざしました。

給水、給食では、足が痙攣しないように、塩分補給のために

梅干しを積極的に食べました。おかげで足はつりませんでした。

頭から水をかけてもらうのは毎回。比較的新しいシューズは泥はねし、

「うちに帰ったらクリーニングしないとなー」と考えながら走っていました。

4. ゴール!

周回の途中はカウントされないので、きちんと終われるタイミングの見極めが大事です。

私の場合は上にも書いたように1時間40分残したところで「あと2周」というめどをたてたので、

10周目が終わったところで用意されていたゴールテープを切りました。

7時間40分。

よく走ったものです!

レースが終わって

レースが終わって基地に戻ると友人たちも気持ちよく終了していて

カレーやサンドイッチなどを運んでもらいました。

カレーライスは走っている途中でも食べたかったのですが、

やはり体が重くなりそうだったので、我慢していたのです。

とはいえ、さすがに50キロ走った後では、それほど食べられるものではありません。

4時前後にはずいぶんと涼しくなっており、楽しい一日が暮れようとしていました。

全体まとめ

友人に誘われた時には、一日中走るなんて考えられないーと思っていましたが、

終わってみると、まあまあ、走れるものだなあ、と

楽しい思いばかりが残りました。

誘ってくれた友人に感謝!

そしてわざわざ応援ランに来てくれた友人にも感謝!

そうそう、ちなみにこのレースには、「世界最速の60代女性ランナー」、

弓削田眞理子さんが出場。18周走って優勝。

周回路なので、何度かお見かけし、何度も抜かれました…

同い年なんだよね〜。すごすぎ!

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)