ヒポクラティック・サナトリウムでジュース断食 2024.6.1-6.6 (前半)

体が求めていたのかな

4月、5月と多忙に過ごしていました。

5月ごろだったか、娘に「最近、サナトリウム行ってないね」と

言われ、ああ、そうだったなあ、久しぶりにデトックスするかな

と、早速予約手配し、

仕事的にもなかなか厳しい日程でしたが、

やはり思い立ったが吉日、という言葉もあり、

敢行しました。

保養ではなく療養に…

4月には香港に行き、

残念ながら毎日雨、しかも鼻風邪をひいて体調不良で

観光も楽しめず、で終わってしまいました。

5月の連休は、同居する孫息子の入院(咳が止まらず)で

まあ、私自身はそれなりに毎日ランニングしていたものの

落ち着かず、

5月前半は、群馬の「安政遠足マラソン」に参加、

翌週には福島シティハーフランに参加、と充実、楽しい日々ではありましたが

家族に咳風邪が蔓延、なんとか持ち堪えていた私も、これらの行事と

練習(5月は結局、累計360キロ走りました)の疲れた出たようで、

5月31日の出勤日には咳が止まらず、6月1日サナトリウムへの移動日は

朝練習もできずよろよろの状態でサナトリウム到着。

午前中から発熱。

夕食にお願いしていた「にんじんスープ」は、お部屋に運んでいただく始末(普段は

食堂に食べに行く)。

翌日は、石原先生の診察があり、お薬を処方していただくも、1日ベッドですごしました。

朝、頑張ってジュース3杯、夕方、にんじんスープ。ああ、本当の療養です。

サナトリウム三日目

明日にはよくなるだろう、と思って迎えた三日目、6月3日。

まだ、ふらふらする。

でも、熱はなさそう。

楽しみにしていた石原先生の講演会に参加。いつもの調子で

「人を喰った」ユーモアたっぷりの、それでいて

健康に関する有益なお話を楽しみました。

朝、昼はジュースをそれぞれ3杯ずつ。今の体調には少し多いかな。

 

午後は、お風呂の開く時間(2時から温泉の施設内浴場が使えます。サウナもあり)を

待って、さらに体を温めます。石原先生によると、「風邪は冷えの病気ですからね」という

ことで、初日、二日目はさすがに大浴場に行く元気すらなかったのですが、

なんとかお風呂に入ることができました。この施設のお風呂は本当に気持ちよくて

ありがたく感じます。サウナは、今の体調にはまだ厳しいので入りませんでした。

ひとりのティターム

サナトリウムは、保養施設なので宿泊客の行動は食事時間以外は

自由です。

午後はティータイムがあり、セルフで、「ごぼう茶」「オリーブ茶」「ローズヒップ茶」を

楽しめます。私は、試しに3種類すべて楽しみました。

他の方々は、おそらく散歩、マッサージや整体、ゴルフ(名門コースのすぐそば)などで

それぞれすごされているのでしょう。

広い食堂で1人、課題のお勉強をしながら静かに過ごしました。

ホタル鑑賞会

食堂の掲示板に貼られていた「ホタル鑑賞会」

「あ、行きたい!」と瞬間的に思いました。

今日、明日ならやっている!

というわけで、「まだ体調万全じゃないから明日かな」

と思いつつ、フロントに問い合わせると、

「明日は満員(4名まで)、今日はキャンセルが出たから参加できますよ」と。

滅多にない機会なので、参加を決めました。

夜、車に乗せてもらって「松川湖」の会場まで行くと、たくさんの車が

止まっています。

鑑賞会では、ホタル博士によるスライド説明があり、その後、

ホタルが乱舞する会場へ向かいます。

真っ暗闇を進んでいくと、ああ、本当に暗闇にほのかな光がたくさん点滅。

こんなたくさんの群れは初めて見ました。

スマホを開けるだけでもその光が邪魔になるので、写真は撮らなかったですが、

ホタルは時に私たちに寄ってきて、うまくすれば手に止まってくれます。

それをそっと両手で包み、手の中がぼわーっと明るくなるのを楽しみます。

1時間ほど、光の乱舞を楽しみましたが、最後の方になると、その日参加した

4人の参加者の手のなかに同時にホタルが止まってくれて、4人の合わさった両手が

闇にほんのり明るい光景を楽しむことができました。

月あかりがなく、雨上がり、風がないという絶好の条件に恵まれた

ホタル鑑賞会でした。

このホタル鑑賞会は、今年は6月1日から9日まで。

本当に限られた時期しかやっていないのですね。

少しずつ回復の兆しの4日目

朝にはスッキリ治っているかと思いきや、

まだ咳が少しでて、完璧、とは言えない状況で

朝を迎えました。

火曜日の朝は、一碧湖の「散歩」が設定されています。

石原先生の奥様、エレナさん自らが運転してくださり、

スタッフの方もついて湖畔までドライブ、そして

湖の周りの遊歩道を1周します。(約4キロ)

6名が参加し、池に棲む鯉にエレナさんが持参してくださった

「食パンくず」をやったり、アヒルさんに声をかけたり?

「なぜ、あなたはここに?」ということで初対面同士でも話が弾みます。

サナトリウム4日目、途中経過を駆け足でご紹介しました。

普段なら、毎日走って、毎日ブログを書いていたのですが、今回ばかりは

PCに向かう元気がありませんでした。

持参した服はすべてランニング用。走らないで帰ることになるのかしら…

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)