断食日記 番外編 石原先生のご講演

今日は、朝8時半から石原先生の後援会がありました。
先生は平成3年から毎週日曜日にこのサナトリウムでご講演されているようです。すごい連続回数になります。

ご講演の内容は現代の日本の死因第一位が「がん」である、といった現状から、その原因、病気予防、そして食事療法について広範囲に渡るもので、ジョークをふんだんに交えながら楽しい2時間半でした。

先生のおっしゃりたいことは、要するに病気の原因は、1. 過食、2.運動不足、3.冷え ということです。特に、過食により、臓器が消化のために働かされすぎている、そのため血液が汚れてしまう。血液の汚れこそがあらゆる病気の原因なのだ。自分は漢方を独学で勉強したが、漢方では、いかにして血液をきれいに保つかということに重点が置かれている、ということでした。

がん細胞が生まれて検査などで発見されるぐらい(0.5センチ)まで成長するには約20年ぐらいかかり、その細胞数は10億個。そのように、発症するまで時間がかかる病気であるにもかかわらず、最近若い人のがん罹患率が増えている。国というものは、外敵がいなくなると、戦争とかがなくなり、その結果食生活が向上し、食べ過ぎることが原因となって疫病が流行、内部から崩壊していく、だから日本は危機的状況にあるのだ、と。

その過食を防ぐのが、先生の提唱する「朝はにんじんリンゴジュース、昼はとろろ蕎麦、そして夜は、何を食べてもいい(ただし、四つ足の動物はなるべく避ける)」という生活。何を食べてもいいといっても、和食を推奨です。

先生の著作を読み、自分は昨年10月からその生活を実践しています。必ずしも完全に守れているわけではありませんが、おかげかどうか、抗がん剤生活も何とか乗り切ることができました。(ただし、副作用を完全に予防はできませんでした)

現代生活で、サナトリウムにいる時のような断食を実践するのは難しいですが、週末だけでも断食を実行できたら、胃腸を休め、血液を少しでもきれいに保つことが出来る気がします。私自身は二度と「抗がん剤」のお世話にならない、という決意をしていますが、そのためにもにんじんりんごジュース生活を続けて行きたいと気持ちを新たにしました。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)