メイキング・オブ・スタンディングデスク 立って仕事をするメリットと材料吟味編

遠距離通勤をやめ、職住接近の生活をし、

自分のやりたいことをやる時間を作るために家族と住む家を離れ、新しく部屋を借りました。

そのとき、どうしても欲しかったのがスタンディングデスクです。

スタンディングデスクにした理由

具体的な導入 についてご紹介します。

結論としては自作しましたが、

作り方については以下の記事でご紹介していますので、こちらもお読みいただければ嬉しいです。

2万円以下で自作スタンディングデスク 材料はカラーボックス・天板・金折、そして…!

1. スタンディングデスクにした理由

経済評論家の勝間和代さんがスタンディングデスクを使いはじめたのは2016年3月ごろだそうです。

その後、「1年以上使って腰痛がなくなった」などのいい報告があったので興味をもっていました。

スタンディングデスクを1年間以上使い続けた感想

また、スタンディングデスクを意識する前のことですが、

仕事で私が一番忙しい時、まさに「座る暇」がなく、立ったままパソコン作業をしていたことがありました。

よく職場の人に「なんか、いつも立って仕事してるわねー」と言われていました。

座っているより能率的だと本能的にわかっていたのでしょうか

仕事が山積みの時は座って仕事ができなかったのです!

また、こんな記事もありました。↓

まだ座って仕事しているの?スタンディングワークで生産性も健康もアップ——働き方シフト〔オフィス編〕

そさらにこんな記事も↓

レオナルド・ダ・ヴィンチとヘミングウェイ 立って仕事をする 脳を活性化 【偉人のスタイル】

天才も、立って仕事をしていたとは!!

いろいろ噂に高いスタンディングデスク、

欠点もあるようですが↓どうやら効果のほうが大きいと思いました。

スタンディングデスクの使用で考えられる9つのデメリット!メリットとデメリットどっちを選ぶ?

こうして、ぜひ「私の生活に取り入れたい!」となったのです。

まず、自分の身長に合うデスクにしないと、そもそも体を壊す、と思いました。

そこで参考にしたのが下のページです。

スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ

この自動計算で、自分の身長(159センチ)に合う高さは、92センチと判明しました。

これはキーボード操作のときの高さで、書き物のときは、97センチだそうです。5センチの差はキーボードの高さです。

スタンディングデスクを使っている人の記事もググって参考にしました。

スタンディングデスクの導入には色々な方法がありました。以下の3つ、です。

1)既存の机のうえに置く

勝間さんが最初に買ったのは従来使っている机の高さをあげるというタイプ。

この商品でした。私の場合「机」すらもっていなかったので、今回は採用しませんでした。

2)スタンディングデスクを買う。

Amazonで検索すると、いくつか出てきます。

例えば、

Bauhutte (バウヒュッテ) 昇降式 スタンディングデスク (幅70cm×奥行45cm) BHD-700。

昇降式なので、自分の身長に合わせることができます。これはなかなか良さそうです。値段も手頃です。

実際のものも見たいとおもい、IKEAの店舗にいき、このようなものを見つけました。

(写真はIKEAのホームページからお借りしました)。

でも、こちらは69,990円、自分レベルではかなりお高い。

かつ、奥行きが80センチもあり、これだとお部屋がせまくなっちゃう、と思いました。

 また、店舗では、以下のようなタイプもありました。軽量で、簡単に作れそう。

 BEKANTという商品で、天板が9990円、脚が4つで10000円。19990円、で手頃です。

サイズは140センチ×60センチ。これもまたいいですね。

でも、もっと広いデスクがほしい、と思い、結局これも却下しました。

3) 自作

昇降式のものを買えば自分好みの高さにするのは簡単ですが、作りが複雑となり、値段が高くなってしまいます。

また、昇降式は調整可能ですが、私の身長は159センチ、今後成長することはないので、要するに92センチの高さの台を作る、これだけです。

そして、何と言ってもデスクは広いほうがいい、と思いました。

以下の写真の左側、荷造り紐で囲った部分(iMacを置いてある空間)をスタンディングデスクのスペースにしよう、

と場所を確保していました。

長さ180センチ、奥行き60センチの場所をひもでかこってシミュレーション。

そして高さは92センチ。

上の条件を備えたものを作るために何が必要か、ほぼ一月かけてネット検索しました。

3. 材料を揃える 天板と脚

要するにデスクは天板と脚の組み合わせでできるので、まず高さを確保するには何があるか、検討しました。

結局は、収納を考えカラーボックスにしたのですが、選択肢はいくつかありました。

1)脚

① テーブルの脚

IKEAでは、こちらの脚をまず候補に。

脚 伸縮式, シルバーカラー

1本 500円! こちらを4本と、テーブルトップ(天板)があればできるはず。

 しかも、この脚、60センチから90センチまで調節可能。

 天板の厚みは3センチほど(予定)なので、私の身長に対してかなりいい感じに仕上がりそうです。

3センチ、というのは、ある程度の重みに耐えうる厚さ、として下に紹介している材木屋さんに教えていただいた厚みです。

② カラーボックス

アパートの部屋ではできるだけモノを増やしたくないため、書棚は買わないつもりでした。

そのため、カラーボックスを活用しようと思いました。

いろいろAmazonで検討しましたが、高さ(88センチ)と幅(60センチ)、色(白)の3点から、

「アイリスオーヤマ」のカラーボックスにしました。

 これは、組み立てて4つ、コの字に並べたものです。

 
  • 商品サイズ(約):幅60×奥行29×高さ88cm
  • 重量:約12.4kg
  • 材質:プリント化粧パーティクルボード、MDF
  • 棚内寸(大):幅28×奥行27.5×高さ41.5cm
  • 棚内寸(小):幅28×奥行27.5×高さ27.5cm
  • 耐荷重:棚板1枚あたり約15kg、全体約80kg
  • お客様組立品

カラーボックスで作る家具については、以下のホームページを参考にしました。

カラーボックスで作る机・デスクのDIYリメイク画像集(学習机 勉強机 自作 作り方 天板

2)天板

広〜い天板を用意したいと思っていたため、横180センチで、奥行き60センチの板を想定して探していました。

最終的には希望よりも20センチ大きい 200センチx 60センチのIKEAの天板に決めましたが、

この20センチ、狭い部屋に大丈夫かなあ、とかなり心配しました。LINNMON テーブルトップ, ホワイト ¥ 4,999  (消費税込み)商品番号: 403.611.89

「2人並んで使える横長のデザイン、 脚を取り付けるための下穴が開いています」とあります。

そう、カラーボックスを使わない場合には、上の脚をとりつけるだけ、なので実に簡単です。

ところで、180センチ×60センチ の天板については、かなりこだわりをもってさがしていたため、

以下のようなお店のオーダーメイドも検討しました。

木材通販マルトク(無垢材・集成材・積層材のフリーカット、床材、加工、塗装) | マルトクショップ

こちらのお店に頼むと、自分好みのサイズでお願いできます。

値段は、私の試算では20,000円ぐらいでした。

新しく作る私の勉強部屋には、2年の滞在を計画しており、

その後は自分の家に戻る、あるいはより大きな仕事部屋をもつつもりです。

今、部屋においてあるものはほとんど処分しないといけない、ということを考えると

単品で高価なもの、あるいはあまり「思い入れ」をもつようなものを「もたない」決意が必要です。

予定していた180センチより20センチ長いけれど、安価で、気持ち的に処分しやすいIKEAの天板にしました。

4. 実際に作る

実際に作った過程については、別ブログでご紹介しています。↓

2万円以下で自作スタンディングデスク 材料はカラーボックス・天板・金折、そして…!

玄関に届いたカラーボックス

ひとりで4つ、組み立て組み立て

ひとつ12キロのカラーボックス、一枚10キロの天板、すべて1人で作業です。

電動ドライバーを使って、天板とカラーボックスを金折という金具で固定。

苦労もありましたが、出来上がったときの感激は大きなものでした。

5. 使ってみての感想

立って作業をすることは、やはり自分が職場で経験していた通り、集中できます。

ただ、集中しすぎて「長時間立ち続け」の状態になってしまうことも。

そうすると、いつの間にか姿勢が悪くなっているので、要注意です。

1時間に一回は休憩を入れるようにしたいと考えています。

また、立っていることとは関係ないのですが、もともと、広くて余裕のある場所でPC作業をしたいと望んでいたので、

大きな天板にしたことで

少し資料が散らばっても、すぐに片付けができるという気持ちの余裕があります。

また、立ったままなので、すぐに仕事にとりかかれる、というメリットがあります。

たとえば、椅子に座る作業を始める時は、まず「お茶を入れて」「あれをして、これをして」という準備があったのですが、

それというのも、いったん座ると「よっこらしょ」と1度立ち上がらないといけない、という気持ちがあるからです。

だけど、立って作業を始めるときは、そのような準備をしないままでもサクッと作業を始め、

あ、お茶欲しいな、と思ったときはそのまますぐにお茶をとりにいける、という「気持ちの余裕」があります。

つまり作業に取りかかる前準備、気持ちのハードルが低くなったというメリットを感じています。

レオナルド・ダビンチやヘミングウェイにはなれないけど、

スタンディングデスクを活用していい作品を書けるようになりたいと思います。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)