佐渡島ツーリング 穴場?一押し?の「佐渡三川ゴールドパーク砂金採り体験」

2017年9月に訪れた佐渡島ツーリングですが、お天気に恵まれ

海沿いを「風になり」ながら走るのはもちろん爽快で無茶苦茶楽しかったのですが、

想定外に面白く、印象に残った観光スポットは、

ずばり、砂金採り体験でした。

振り返ります。

1. 黄金の国ジパング

佐渡島で金が取れるという事実については、かなり昔から知られていたようです。

今昔物語集』の巻26・第15話に「能登の国の鉄を掘る者、佐渡の国に行きて金を掘る語」という段があり伝聞の収録という形ながら佐渡で金が採れるという点に言及されている。今昔物語集の成立年代と推定される11世紀後半には少なくとも砂金等の形で佐渡で金が産出することは知られていたようである。(Wikipediaより)

徳川家康も早くから目をつけており、

天下をとってすぐに天領にしたのもうなづけますよね。

江戸時代を通して幕府の重要な財源になっていました。

本当に「金の島」だったのですね。

マルコ・ポーロの東方見聞録によると、

「ジパングは、カタイ(中国北部)(書籍によっては、

マンジ(中国南部)と書かれているものもある)の

東の海上1500マイルに浮かぶ独立した島国で、莫大な金を産出し、

宮殿や民家は黄金でできているなど、

財宝に溢れている」と記述されているそうです。

この、宮殿は中尊寺の金色堂のお話のようです。

西三川砂金山の本格的な開発は、1460年頃に始まったと考えられています。

当時、京の都の人々が思い描く佐渡のイメージは、すでに「金の島」。

中尊寺とか、佐渡島とか、日本の北方には鉱脈があるのかなあ、と想像します。

西三川砂金山は1872年に閉山されましたが、

今でも多少の金はとれるらしく、川の砂をすくってもってきているのが

この佐渡三川ゴールドパークなのです。

「金」には縁がなかった私ですが、勉強になりましたのでシェアします。

2.佐渡三川ゴールドパークへ

本家のHPは残念ながらとてもショボイ…もう少しお金かけてもいいんじゃない?

ぐらいのレベルです。

なので、私もあまり注目しませんでした。

佐渡三川ゴールドパーク砂金採り体験

最初はついで、だったのです。

有名なたらい舟乗船体験をしたあと、

ホテルのチェックインには少し間があったので、

途中にあるという理由で立ち寄ったゴールドパーク。

ちょうど「佐渡汽船往復事前予約」の特典で

一割引きチケットをもらっていたこともあり、

行ってみようということになりました。

3. いよいよ砂金取り体験

砂金採り体験は、30分。洗面器のようなものをくるんくるん回しながら、

すくい取った砂の中から金以外の成分を水に流してしまいます。

金は比重が重いのでどんどん底に沈んでいくのです。

最後に残った砂鉄の中にキランと光る金の微小粒。

こ、これでは見えません!!が、金の粒が残っているのです。

これを水のはいった容器に指でつまみいれます。

中腰なので結構腰にくる作業です。

4.  採集した砂金をペンダントにしました!

採集した砂金は加工してくれますが(1500円別料金です)、

シルバーの素材を使うと3,000円になります。

少し値がはりますが、記念品として少しいいものを持ちたかったので、

シルバーにしました。

職場にもつけていけるし、

ペンダントを見ると砂金採り体験をしたときのことがいろいろに思いだされます。

自分へのいいお土産になりました。

佐渡島に行かれた時にお時間があったらオススメのイベントなのでご紹介しました!

金の採掘に関する資料なども展示されています。

佐渡三川ゴールドパーク情報

営業期間 定休日:年中無休
営業:8:00~17:30 通年
所在地 〒952-0434  新潟県佐渡市西三川835-1
交通アクセス (1)両津港からバスで70分下車後徒歩で5分●小木港からバスで30分下車後徒歩で5分

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)