今週は1週間、海外からのお客様を迎えてアテンドをするという経験をしています。
英語でのコミュニケーションになりますが、
最近になってやっと英語を喋る事が苦痛でなくなってきたなあと、
感じています。その理由を考察してみました。
1. 最後の苦手
もともと社交性が高い方ではないので英語のみならず日本語でも初対面の方々と
喋ることは苦手でした。
英語についても、読む、書く、聞くがかなりできるようになってからも
最後まで不得意なのは「話す」でした。
「話す」には、相手が必要だったからです。
日本語での雑談もろくにできない私が、英語で話す練習をするのは
かなりの努力と環境が必要でした。
わかってはいたものの、これまではあまり努力しませんでした。
2. 口に出すことに注力し始めた
それでも、仕事上、あるいは旅行、アメリカでの滞在、大学院など
話す機会はもちろんあって、なんとか最低限自分の意思は伝える事が
できるようになってきました。
でも、喋るぐらいならメールかメモで伝えたいタイプです。
だから、発言するときは、なんども頭の中で「練習」してからでないと
口に出すことができなかったのです。
最近になって「声を出す」という練習に重点を置くようになりました。
スピーキングの練習は、オンライン講座で講師の英語に続いて
同じセリフを繰り返し発声するというものです。
発声した英語は、リズム、ピッチ、発音などの項目で点数をつけられ、
総合点がついて表示されます。どのように発音すればいい点になるのか
いまだによくわかりませんが、とりあえずはできるだけ声を出しています。
そんなことを続けていたら、今回のようにお客様が訪れる機会が
やってきたのです。
3. ついに閾値を超えた?
今回、外国のお客様を迎えて、雑談をするにしても
日本語と同じぐらい訥々としたものですが、
(日本語のレベルを超えることは決してありません)
話す前に頭の中で翻訳したり、予習したりする必要が無くなっていることに
気づきました。
英語のリスニングが、やはりある程度の時間数を超えないと理解できにくいように
英語を喋れるようになるにはある程度「喋り貯める」ことが必要なのかな、
と感じたのです。
日本語でお話し上手な人は英語でもおしゃべりはすぐに上達します。
私の場合、聞いたり、読んだり、書いたり、という学習は一人でできたので
かなり早くに得意分野になりましたが
喋ることに関しては、相手が必要だったので、今頃になってやっと
「英語をしゃべる量」が「雑談をこなせる」ぐらいの
量に達したのではないかと思います。
4. まとめ
引っ込み思案とか、社交性が低いとかの性格は
変えられるものではないですが、
ある程度努力と環境で補えるかもしれません。
ただ、何よりも継続と蓄積が大事なのかなと思いました。
「読む、聞く」については、以下の記事も参考にどうぞ↓