アラ還マラソン練習日記ー東京30K出走ー自己ベスト達成!(おまけ:ゴミ箱に頭から突入事件も??)

1. チャレンジの4時間半ペース!

2018年1月27日晴天に恵まれた、しかしさむーい東京で本番マラソンをうらなう

東京30K。このレースは、細かくペースメーカーがついてくれて、本番前の練習にピッタリの大会です。

そして、狙い通りの記録がでました!

3時間8分45秒

これは、フルマラソンだと4時間半以内を達成できる記録です。

4年前、55歳で東京マラソン(初マラソン)で作った記録4時間38分40秒。

これが最初で、そして自己ベスト。2015年は抗がん剤治療と闘いながら満身創痍の走り。

その後もぱっとしない記録が続きました。2017年からは1人練習に限界を感じ、

ランニングクラブにはいって仲間の力を借りました。

インターバルや5時間走、40キロ走、2時間走…質の高い練習ができたと思います。

そして、今日の大会を迎えました。

今期自己ベストを狙うならペースは4時間半以内のグループを選ぶべき。

自分にはちょっとチャレンジだったけれど、このグループに入りました。

2. レース振り返り

レース前

  • 5時起き。
  • 朝食はバナナ2本、レーズンパン1個、紅茶。
  • 7時、出発。
  • 8時20分ごろ都営新宿線東大島駅到着
  • 駅でトイレをすませ(会場は混むので)、会場到着
  • 着替え
  • 9時、荷物チェックイン。その前に持参した大福餅1個食べる。

朝からかなり食べてますが、普段朝ご飯を食べないので自分なりにはかなりの努力量です。

マラソンは「食べるスポーツ」なので、できるだけレース前にエネルギーを溜め込みます。

整列からスタートまで

9時すぎに荷物を預け、整列場所に行きました。

寒いです。

かなり寒いです。

ポケットと手袋にはミニカイロを入れていますが、それでも寒い。

ウェーブスタートといって、速い記録を狙うグループから順に出発します。

1番速いグループは9時半スタート。4時間半グループは9時46分スタートです。

震えながら、スタートを待ちます。

スタート直前には、MCの方々の励ましにあわせて一緒に走る周りの方々と握手をします。

1キロ〜10キロ

この区間はアップのつもりで、ペースメーカーにぴったりくっついて走りました。

3キロで最初の折り返し。

4キロで最初の給水です。

給水は必ずスポーツドリンクで、各給水ポイントで必ずとります。

10キロまでは、疲れ無し、呼吸の乱れ無し。

10〜15キロ

10キロぐらいまではペースメーカーにぴったりくっついていましたが、

大会会場の河川敷はそれほど広くない場所もあるため、

グループで走る時は道幅をあまり広くとれません。

お互いに譲り合いながら走っていると

ついついグループの後ろのほうになってしまいます。

11キロ地点で第2折り返し、土手のほうから冷たい向かい風が吹くようになりました。

そこで、ずっと陣取っていたグループの左端から少しグループの中に入ります。

風よけになってもらうためです。

河川敷などは1人で走ると「風の餌食」になってしまいます。

グループで、しかもその中に入り込むと余計な風をうけず、

体温の低下と体力の消耗が防げます。

給水などで少し遅れがちになりますが、それでもペースメーカーからは10メートルは離れないように

気合いをいれてついていきます。

15〜20キロ ゴミ箱に頭から突入!

15キロでアミノバイタルを少し食べようと、

ポーチの背中からとりだし、口に含みました。

もちろん、走りながら。

で、アミノバイタルにちょっと目を落としているうちに

はっと気づくと目の前に「ゴミボックス」が!!

そのまま頭からゴミ箱に突っ込んでしまいました。

いや、失敗失敗。

すぐに復活してまた走り始めましたが…

ゴミ箱の中が紙コップだけでよかったです。

20〜25キロ

少しきつくなってきましたが、まだまだ足にも呼吸にも余裕がありました。

ペースメーカーにもなんとかついていけています。

最後の折り返しになった25.5キロをすぎると、

いつ、グループから飛び出すか、のタイミングを計りながら走ることになります。

少し、足に疲れがでてきていましたが、まだ大丈夫。

25キロ〜30キロ

28キロぐらいになって、時々足が攣るような感覚がでてきました。

急にスピードを上げたらかえって足が攣ってしまうでしょう。

28.5キロ、最後のゆるやかな上りを上り終えて、いよいよ終盤。

集団を抜け出し、下りを利用して加速しました。

最後の1キロは、攣りそうになる足に「まだまだ」と声をかけながらの走り。

記録を見ると28−29キロあたりで遅くなっていますが、最後の1キロは少しスピードを

あげることができていました。

3. まとめ

パーソナルベストを記録した東京30K。

まさに「練習は裏切らない」を、この年齢になっても

実感する体験となりました。

私の目標は後期高齢者までは年に2回のレース、4時間半で

走り続けるということです。

次のフルマラソンは3月4日の「間寛平マラソン」。今回と同じく「河川敷」を

走ります。あとひと月、質のいい練習を続け、目標を達成したいものです。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)