乳がん告知後3.5年経過…定期検診でホッとしたり「当たり前さ」と嘯いてみたりする

2014年に「微小乳頭浸潤」という細胞タイプの乳がんであるという診断を受け、

手術・放射線・抗がん剤という「3大標準治療」を受けました。その後は3ヶ月おきに検診、一年に一回、全身の検査をしています。

今日は3ヶ月おきの定期検診。さて、結果は?

1. 今回(2018年1月)の検査結果

今回は血液検査と触診の定期検診です。

病院に着くと、まず診察券を機械に通してチェックイン。すぐに血液検査のために採血室にいきます。

その後、病院内のカフェで「ロイヤルミルクティー(豆乳)」を買い、待合室で順番を待ちます。

予約していても同じ予約時間枠にたくさんの人がいるので、結構待たされるし、

血液検査の結果が出るまでも少し時間がかかります。

順番がきて、まず触診。ベッドに横たわり、女性の医師がしっかりチェック。

服を着て、医師から血液検査の結果を聞きます。

最近はどんな検査をして、どんな結果が得られたのか、プリントアウトをもらえるのでありがたいです。

わからない用語(というかほとんどわからない)はインターネットで調べられます。

今回の検査結果では、平たくいうと「再発をうかがわせる所見はない」ということになっています。

ホッとするし、自分の「体質改善」が「報われた」ような気になります。

本当は「がんになった原因」も、「今再発していない原因」も、「近い将来、遠い将来どうなるか」何もわからないのですが

とりあえず、昨日と変わらない今日、そして明日を迎えていいのだと安心するのです。

2. 体質改善?

私は医師ではないので「再発していない」という事象について

理由はわからないし、「再発していても」理由はわからないので、堂々巡りみたいな話になるのだけれど、

2014年夏から2015年早春にかけておこなった乳がんの治療中は色々医師の買いた本を読み、

選択したのは石原結實先生の「人参リンゴレモンジュース」と「朝ご飯は食べない」と「和食中心」の食事でした。

また、抗がん剤治療が終わった2015年春からは毎年、石原先生の断食サナトリウムに1週間ぐらいお世話になっています。

砂糖などもあまり摂りません。(旅行とか、特別な日とか、ご褒美?は別です)

ただ、石原式では、黒糖は薦められます。ミネラルなどの成分が多いからです。

乳製品も「がん」前に比べ、すごく減っています。ヨーグルトもあまり食べません。

でも、石原式に完全に忠実、とは言えません。

マラソンの日は苦しくなるぐらい朝ご飯を(実際、苦しい)食べるし、時にはお肉も食べます。

だけど、石原式にして最高に良かったのは「便秘がなくなった」こと。

排泄ってすごく大事だと思います。

それまでは、朝ご飯はトースト1枚(バターとハチミツたっぷり)、コーヒー1杯、と決めていました。

野菜もたっぷりとっていたけど、ひどい便秘でした。

市販の便秘薬もほとんど効かないか、あるいは下痢になって苦しむかどちらか。

それが、「朝は排泄の時間」と決めて、なるべく固形物を摂らないようにし、

「紅茶(生姜と蜂蜜を入れる)」と人参リンゴレモンジュースだけにしたら、(職場に着いてから豆乳紅茶)

全く毎日が快適で、お腹だけでなく、「気分まで爽快」になりました。

そう、排泄がスムーズだと、その日の「気分」がよくなるのです!それだけで体に感じるストレスが全くちがいます。

なので、実は「がん」のおかげで、それまでの50年以上続いた生活習慣が変わり、

「便秘がない」という新しい人生を経験することができるようになったのです。

外には見えない変化だけれど、これはすごいことです。

3. まとめ

運動(比較的きつめのマラソン)もしているし、便秘にもなっていない。

食生活では乳製品や砂糖類を減らしている、など

「がん前」と「がん後」では自分的にはかなり変化しています。

なので、よほどの自信があれば「定期検診」すら行かなくていいはずなのだけれど、

そこまでの自信はないし、「やはり早期発見が大事よね」とか矛盾したことを思ったりします。

小心だし、細心でもあります。

とりあえず、今回の定期検診は「乗り切った」というのが実は正直な感想です。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)