[断食体験]伊豆 石原結實 ヒポクラティックサナトリウム 1日目(2018年5月)

1年に1度、連休を利用してデトックスのためジュース断食をします。

2018年は4回目。今回は5泊6日。断食の日々を記録します。

1. 初日のながれ

ヒポクラティックサナトリウムでの過ごし方は

基本的に「自由」です。ただし食事の時間は決まっています。

本日の流れを時系列にすると

午後2時ごろチェックイン。

↓シンプルな受付です…

私は電車+バスで到着しましたが、車で来る方も多く、駐車場も十分あります。

名門ゴールド川奈カントリークラブの隣にある施設のため、

玄関にはゴルフバッグが並んでいます。

チェックイン時に断食スケジュールを確認します。

今回、私は5泊6日の滞在なので、

最終日(6日目)の朝を「お粥」にするために

逆算し、5日目は「重湯」を2回(10時・15時)に、

それまではにんじんジュースを朝、昼、夕食(8時、12時、17:45)に摂ることになります。

ジュースの他に、塩分を補うため朝10時にお味噌汁、

身体をあたためるために午後3時に生姜湯をいただきます。

そうして決まったのが下の写真のようなメニューです。

数字の3はコップ3杯のにんじんジュース、1はコップ3杯、

「重」は重湯、最終日は朝コップ1杯のジュースと「粥」で

6日目は朝食後に「出所」です。

ただし、夕食のジュースについては、私は身体が冷えやすいので

温かいにんじんスープにしてもらっています。

部屋に案内され、夕食時まで一休み。

私は毎年、同じ「はなれの1階のお部屋」を予約しています。

荷物を広げ、読書や散策、そして夕方には「平日のお楽しみ」、

「相棒」の再放送を視たりします。

中庭。

パティオでゆっくり、もできますね。

 

そうそう、忘れてはいけないのが石原先生の診察の予約です。

今は特にどこが悪いというわけではないのですが、一年ぶりのご挨拶もあり、

全体的な身体状況をみていただきたいので、翌日の予約を入れました。

診察室は館内にあります。

2. ヒポクラティックサナトリウムの基本的情報

①サナトリウムのなりたち

ヒポクラティックサナトリウムは、漢方医である

石原結實先生が1985年に開設した施設で

「自然療法の考え方より、「生姜紅茶」「人参リンゴジュース」

「体温め」「少食」など、西洋医学とは少し違う角度から、

健康法の啓蒙活動に励んで参りました。」(オフィシャルサイトより)

と、あるように、先生の推奨する生活を実践する場所です。

②予約

予約は基本、電話です。ホームページを転記します。

ご予約は下記のお電話で承っております。

お電話でのお問合せの際は、次の情報をお伝えください。
※お名前
※電話番号
※御住所
※ご希望の宿泊日程。
※人数、他の参加者のお名前。
※ご希望の部屋数、お部屋のタイプ。

お電話 0557-44-0161まで

このページに「よくある質問」も掲載されていますので

いちど読まれるといいと思います。

③アクセス

JR伊東駅よりバスで30分。

あまり本数は多くありません。1時間に1本程度。

時間は調べておいたほうがいいと思います。

タクシーだと25分ぐらいです。

車の方も多く、駐車スペースは無料で使え、たくさんあります。

名門・ゴールド川奈カントリークラブの隣に位置していて

断食中にゴルフを楽しむ方が多いです。

④設備

HPに詳しいですが、お部屋には机、ベッドなどがあり、ホテルの部屋と同じです。

浴衣とタオル・バスタオルが用意されています。

中庭がとてもキレイで癒されます。うさぎを飼っています。

職員の方が面倒をみているみたい…

館内に温泉施設(サウナつき)があり、清掃時間以外はいつでも入れます。

昨年あたりから少し慣れた私は、

建物間を移動する外履きサンダルと室内スリッパを持参しています。

大勢の方がいらっしゃるので共用となっていますが

「マイスリッパ」があるときもちがいいです。

一番右、名前入り。

ピンクのサンダルも持参。これだとわかりやすいでしょ?

⑤施設内の雰囲気

サナトリウムは病院ではないので

私自身はあまり「病気」の方をみかけたことはありません。

気づいていないだけかもしれません。

滞在者の多くが「健康維持」「健康増進」のために

定期的に来所・保養されているように見受けます。

ほとんどの方が断食をきちんと終えて帰られます。

以下のHPも参考にされてください。

石原結實オフィシャルサイト

ヒポクラティック・サナトリウム

3. ジュース断食を始めた経緯

2014年の6月に乳がんの告知をうけ、

ごく初期でしたが、手術後の病理検査の結果、「悪性度が高い」

「微少乳頭浸潤」というタイプのがんであることが判明。

放射線6週間、抗がん剤治療(TC療法)を3週間おきに6回実施しました。

抗がん剤治療の方針を聞いた時は「がん告知」よりも怖かったです。

いろいろな副作用がある、と思っていたので(脱毛とか嘔吐とか…)

「がん」についてにわか勉強をしました。

ネットでも調べました。

夫が買ってきた何冊かの本のなかに石原先生の著作があり、

ネットではムラキテルミさんのページ(世にも美しいガンの治し方)

読んでサナトリウムのことを知りました。

(余談ですが、ムラキさんのHPはあまりに反響が大きく、

共同でビジネスをしているような流言が広まったようです。

石原先生は「ビジネスパートナーではない」ことを明言されています)

抗がん剤治療が2015年2月に終わり、

身体に入った「抗がん剤」という強いお薬を

少しでも早く「排泄したい」という気持ちから

治療が終わったら絶対行きたい、と思い、

2015年、年始に電話で申し込み、その後

施設からの病状の問い合わせがあり、

治療経過を書いて送り、

入所を許可していただきました。

石原先生のご本を読んでいたので

抗がん剤治療中から朝ご飯をにんじんジュースに変え(2014年10月より)、

サナトリウムに入るころには慣れていました。

実際、ジュース断食を始めたおかげで、長年の便秘が解消。

便秘薬や浣腸でさえスッキリしなかった便秘が、

朝、固形物をとらずにジュースにする、つまり胃腸を休める、

それだけで治ったのです。

このようにサナトリウムに来る前から

体調のよさを実感していましたので

初めてのジュース断食にも不安はなく、

その後4年連続で連休に来所しています。

4. 一日目の感想

入所日は、お昼までは普通の生活で

夕食のみ「あっさり」でしたので

それほど空腹を感じることもなく、

移動の疲れですぐに寝付いてしまいました。

温泉(サウナつき)は寝る前に入りましたが気持ちよかったです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)