【50代歯列矯正体験】リテーナーを真面目につけていなかったら…

いやー、油断と失敗です。

矯正器具を外したあとのリテーナー、自分で付けはずしできるので

ついつい忘れたり、さぼったり(外している方が気持ちいいですから)したら

なんと…

1. 治療経過

2018年に入り、2017年一年間がんばった矯正器具(ブレース)をはずして

リテーナー治療に移行しました。

透明の歯型を歯の上からはめて

その形が維持されるようにする装置です。

それと同時に、一般歯科のほうで歯周病治療を

再開。

口内の歯並びを6カ所にわけて、

歯茎を切開し、

長年こびりついた歯石を除去する、というかなり根本的な治療を

1−2か月おきにおこなってきました。

↓わかりにくいですが、私の歯の現状について説明をうけた図

「深いポケット」「深い歯石」「出血」などのご指摘があちこちにあります。

なので、下の臼歯(むかって左)、下の前歯、下の臼歯(向かって右)、

上も同じく3カ所にわけて、歯茎のなかに埋もれていて

見えていない歯までを徹底的に

キレイにする作戦です。

歯茎の切開は、なかなかつらい治療で、

歯茎を切って、開き(麻酔あり)、

キレイにして糸で縫って閉じます。

1週間後に抜糸。

これを繰り返してきたわけですが、

そのうちに上の前歯の1本は、以前からグラグラしていたのが寿命を終えてしまい、

両脇の歯で支える形となりました。

いわゆるブリッジです。

そのような治療を続けつつ、矯正をおこなってきた下の歯はリテーナーで

矯正した歯並びを維持する予定でした。

2. ついつい外しがちになったリテーナー

最初のうちは、ブレースに後戻りしたくない、と

がんばってつけていたのですが、そのうちに

「ちょっとぐらい外していても大丈夫」と思うようになり、

食事やお茶の時間などスポット的に外していたのが…

だんだん、外す時間が長くなり、

ついに、夜つけ忘れて寝てしまう、

外出の間や休日の昼間はずっと外している

などのことを繰り返していました。

そうすると、「なんか、リテーナーがはめにくい?」ぐらいの

違和感を感じるようになっていました。

でも、

「いやいや、リテーナーは

まだはめられるから大丈夫」と、

なんとか自分を納得させていたのですが…

久しぶりに検診にいくと…

先生が「あれ?」

3. 再び矯正器具に…

「うごいちゃってますねー」

と…

「リテーナーで戻ることもあるから、

今後ひと月、24時間つけていてください」

と言われ、次の検診までのひと月、できる限り頑張ったのですが、

昨日の治療で

「やっぱりダメですね。

しばらくまた、ブレースをつけてください」と

言われてしまいました。

うーん、不徳の致すところ。

せっかく苦労して

並べた歯並びを

保持できなくなっていたのです。

というわけで再びブレースに逆戻り。

リテーナーは、それ自体も

大事な矯正治療の一部、と聞いてはいたのですが、

すっかり油断と、外したときの快感に負けてしまっていました。

さらに、歯周病治療も続くのますます歯科治療は長期戦です。

「歯医者さんとのおつきあい」は

多分「一生もの」でしょうね…

でもねー、2年前と比べたら、歯の状態は格段の差。

以前に比べ、口内が清潔でなんと「口内炎」にもここ2年間

かかっていません。

矯正治療のためにしっかり歯磨きや歯の手入れをする習慣が

ついたのがその理由のようです。

下の写真は2017年1月撮影のものです。これよりは格段にいい、今の状態です。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)