【アラ還マラソン】暑さ対策が完走のカギだったハーフマラソン:ホノルルへ前哨戦となった今期初レース(2018/10/7)

2018年-2019年のマラソンシーズンが始まろうとしています。

中年初心者・遅いけど続けるランナーです。

1. 暑さ対策三種の神器

2018年10月7日のレースは

天気予報で 「季節はずれの30度越え」と 言われていましたので

事前に準備をすることができました。

用意したのは

  • ネックシェード、

  • 濡れタオル、

そして

  • 洗車用スポンジ

の3つです。

いずれも猛暑のハーフマラソンでは

かなり有効でした。

ぬれタオルは「冷却タオル」

がよかったのかもしれませんが、お手軽に普通のタオルを濡らして

首にかけました。

そして、「洗車用スポンジ」ですが、

これは私のマラソン愛読書「非常識なマラソンメソッド」

に書かれていた「ホノルルマラソンの走り方」

で紹介されていたので購入したものです。

一個100円するかしないか、です。

私の手には大きかったので半分に切って

ランニングパンツのポケットに入れておきました。

水に浸し、場合によっては頭から水をかけるためです。

午前11時には30度を超えたレース当日(2018年10月7日)、

スタートは11時45分。真っ昼間のレースでは

この3つが完走には三種の神器となりました。

2. レース振り返り:スタートまで

出走レースは「第2回東日本ハーフマラソン」

@相模原市・相模原補給廠(ほきゅうしょう)

在日アメリカ軍の補給施設です。

米軍基地内なので、入るにはハードルがやや高い。

前日から暑さ予報がでていたので、

上記の用意をし、ウェアを決め、

早めに就寝しました。

よく寝たのですが、 予報通り朝から暑く、

食欲がわかず、

バナナを2本食べただけ。

前日に用意したお餅も食べずに出発してしまいました。

「現地にいけばなにかあるだろう」と思っていたのです。

(甘かった…)

JR相模原駅に到着し、案内の看板をもった方々の誘導に従い、

基地の入り口に到着。

大会案内には以下のような注意書きが。

※顔写真付きの身分証(①写真付きマイナンバーカード(顔写真付き住基カード)に加え、本籍記載の住民票・②運転免許証・③パスポートのうち①②③いずれか)をご持参ください。
(※健康保険証、障碍者手帳、社員証等は不可)
米軍の入門規制により必ずご提示いただきます。
高校生以下は学生証を提示してください。(小学生以下は保険証)

というわけで、

エントリー後に送られてくる「参加通知書」(封筒が通行証になる)

と免許証をまず提示。

次に荷物チェック

最後にボディチェック、という順序を経て基地内に入ります。

ボディチェックのときに、ランニングパンツのポケットにいれていた「アミノバイタル」に

対し検査用具が反応し、ピーピーなってポケットの中をあらためられました。

このアミノバイタルが後ほどどれぐらい役に立ったか…

没収されなくてよかった…

米軍基地は初めて入るのでいろいろ物珍しく、

写真を撮りたかったのですが、

もしかして禁止だったら「捕まる」と思って

しばらく控えていました。(残念!)

エントリー手続きをすませ、ランニングチップとゼッケンをもらいます。

これまでの大会ではチップは事前に送られてくることが多かったので、

当日準備は初めてです。

スタートまで2時間ほどあり、ゆっくりゼッケンをつけることができます。

それにしても暑い、そしてなんと食べ物を売っているところが、ない!!

(実は昼頃に屋台がオープンしたのですがいずれも肉、肉、肉のお店ばかりでした)

途中で何か買ってくればよかったのに…まったく気持ちの余裕がありませんでした。

やはり、今期初レースということで、レース勘も鈍っていたし、

緊張していたのでしょう。

乗り換え駅でもどこでも食べるものは売っていたのに。

女子更衣室のテントの中で、ゼッケンをつけながら周りを見渡すと、

おにぎりなどを食べている人もチラホラ。

私がもっている食べ物は、アミノバイタル2つだけ。

「もしかしたらエイドが出るかも」という淡い期待をもって

まず1つの口を開けました。

まあ、ランニング用のゼリーなので美味しくはないのですが、

何かがお腹にはいって少し落ち着きました。

とはいえ、全部食べるわけにはいきません。

少し食べ、持参した「アクエリアス」を飲み、ひとときをしのぎました。

あまり歩き回ると疲れるので、日陰を見つけて芝生の上で足を伸ばしていました。

友人の「じゅんさん」が10キロレースにエントリーしているはずなので

10時10分スタートの10キロレースを、自分のスタート場所の確認もあって

見に行きました。

なぜかじゅんさんは見当たらず。

しばらくすると、メッセンジャーで私を探している…

無事に会えたのですが、体調を崩されてDNS(did not start)、棄権されたそう。

でも、わざわざ応援に来てくれるなんて、

その誠実さがとても嬉しかったです。

さて、空腹のまま、レースはスタートしました。

3. レーススタートからゴールまで

11:45スタート

一応ウェーブスタートで、

ハーフ2時間以上の人は最後のブロック。

スタートラインまでしばらくあります。

待っているだけでも暑い。

6分15秒アベレージでいけば、上等かな…と思ったのですが、

それどころではありませんでした…

7キロまで

最初の1キロですでに頭が熱くなりました。

給水もそれほどこまめにはありません。

だいたい5キロおきかな。

スポーツドリンクをとり、水をかぶります。

頭からかぶります。

最初の7キロほどはまだ6分台で走れていましたが…

3分の1をすぎるころには

「完走さえできればいい」と目標を変えました。

7キロから14キロ

基地の中とはいえ、東京マラソンの一昨年のコースと似た感じの

太鼓橋のようなアップダウンがあり、

なかなか厳しいコースでした。

とにかく、セリーを小出しに口にいれ、

給水のたびにスポーツドリンクと水かぶり。

なんとか3分の2まで行きました。

コースには日陰がほとんどなく、時折の風が唯一の

気休め。気温はさらに上がっているようです。32度ぐらいか…

平均速度は7分15秒ぐらいに落ちていました

14キロから21キロ

持参したペットボトルは、切りのいいところで捨てようと

思っていました。しかし、かんがえなおし、

給水地点ではエイドに出されるスポーツドリンクをペットボトルに

つめなおし、ゴール直前まで走りながら何度も口にしました。

そして、給水前にはかならずゼリーを口に含み

水で流し込みました。ゼリーもほぼ最後の最後まで少しずつ補給、

ゴール直前ですべて食べ尽くしました。

多分、完走するだけの最低限のエネルギーを

スポーツドリンクとゼリー2つでまかなったと思います。

そしてすべての給水所で頭から水をかぶり、身体を冷やし続けました。

最後の7キロはおそらく平均速度は1キロ7分半ぐらい。

今回のマラソンは7分3秒平均で走り終えました。自己測定2時間25分。

正確な記録は後日更新します。

4. まとめ

2018年還暦自己ベストを狙ったシーズン明けですが

なかなか思うようには行きません。

けれど、まずは完走を果たしたことが嬉しいです。

このコンディションは過酷でしたが、

12月に予定しているホノルルマラソンの予行演習としては

最高の準備になったと思います。

いやー、それにしても32度のハーフマラソンはつらかった…

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)