2018年9月の韓国旅行(その2)ではソウル市内観光の様子を書きます。
事前勉強が不足していて「是非ここに行きたい」という目的地がなかったのですが
やはり旅行をすると「普段とは違う」ものを目にし、耳にするので戸惑ったり、驚いたり…
自分の器が広げられるような気がします。
1. 市内観光は地下鉄で! ソウル地下鉄はT-moneyという交通系カードを買う
ソウル市内は地下鉄とバスでほとんど移動できます。
地下鉄もバスも便利な交通系カードT-moneyを購入すれば小銭の心配なし。
チャージも簡単だし、地下鉄はわかりやすいし…最初買うときは
いくらチャージすればいいのか、少し悩みますが。
後付けになってしまいましたが、こんなサイトで予習しておくとよかったかな、と
ご紹介。
T-moneyカードの使い方は?購入・チャージ・残高確認・払い戻しまで
キオスクとかコンビニ、大きな駅だと自販機で買えます。
「日本語」を選ぶのですが、その画面展開が早くて、理解しきれないうちに
次の画面に行ってしまうので何度かやり直しました。
カードは箱入りで出てきます…
カードは買うだけではダメで、ちゃんとチャージします。
2枚あるのは夫の(白)と私の(紫)で、
紫のほうはサイトを調べる(ハングルでしか書いていない)と
ポイントを貯められるタイプみたいなのだけれど(白より高かった)し、
サイトのアイコンにはいろいろ「お得」な情報が掲載されている(みたい)
でも、結局、特典を解明できませんでした。
うーん、やはり現地のことば、最低限でも勉強して行くべきだったと
おおいに反省。少し知るだけでもなんとかなることもあるのに…
↓地下鉄のT-moneyの解説書。すべてハングルで何もわからなかった…
いったんT-moneyが手に入ると、地下鉄はすごく利用しやすいです。
駅の案内表示版は、ハングル、英語、日本語で書かれていますので
迷うことがありません。
ところで、ソウルでは地下鉄の駅はシェルターになっていました。
まだ「休戦中」なのですね…
2. ロッテ、サムスン、現代…大企業はすごい!
さて、地下鉄のチケットを手に入れたら早速行動!です。
韓国に来て驚いたのはいわゆる財閥の力のすごさです。
10大財閥と言われますが、
財閥10社による売上高は国内総生産の75%以上だとか。
サムスンは、韓国最大の三星財閥(韓国最大)傘下、
第2の規模の現代、そして7位のロッテ。
私が知っているのはそれだけなのですが、
三星と現代、この2つの財閥の売り上げが落ちると
韓国経済に直接影響が出るといわれます。
三成中央駅近くにあるサムスンの自社ビル。
大画面が度肝を抜きます。
この大画面の下は…
こんな感じ。
また、「現代」はソウル市郊外にマンション群を作っていて、
「現代1」[現代2」…と壁に大きな字が表示されている建物が
あちこちに見られました。
一方、ロッテはホテル、ロッテワールド、
ロッテタワーなど、
アミューズメント施設がいっぱいです。
私たちは、漢江の南側に位置する
「江南」と呼ばれる地域にある
「コエックス・インターコンチネンタル・ソウル」に宿泊していました。
ホテル近くにある三成駅から地下鉄で3駅目の蚕室(Jamsil)駅に向かい、
ロッテタウンを目指します。
ロッテタウンは百貨店やロッテタワー(世界大6位の高さ)、
ロッテワールド(遊園地)などを擁する
一大アミューズメントタウン。全部ロッテ。
↓そしてロッテタウンにある「ロッテリア」
タワーでは、入り口で写真を撮影。エレベーターでタワーにのぼると
お好きな「合成写真」をご購入、となるわけです。
せっかくなので記念に一枚買いました。
こちらはロッテタワーから見下ろしたソウル市内の町並み。
高いビルがニョキニョキ、です。
ロッテタワー(別名ソウルスカイ)は
高さ555メートル。アベノハルカスは300メートルなので
いかに高いかがわかります。ちなみに東京タワーは333メートル。
117階のフロアーは透明の床です。
いや、かなりスリルがあります。その床の上に立つと、
全身がゾクゾクしました。
こうやって高いところから眺めると
高層ビルの建設があちこちに見られ、
ソウルは「動いている」のだなあ、と感じました。
道行く人々もなんとなく日本人より元気で、
その元気に日本は負けていくのではないか…と感じるほど。
私が取り組もうと思っているTOEICでも、日本人の平均的な成績は
韓国に負けているし。
日本よ、内向きになっている場合じゃないぞ、と気合いが入った町歩きでした。
下の写真は「三成」駅から国際会議場Coexにつながる地下街、
Coex(コエックス)モールにある本屋さん
あまりの規模に思わず写真を撮りました。
3. 市内観光、おもに景福宮
衛兵の交替があるのは、、景福宮と、こちらの大漢門。
王宮を守る大事なイベントだったのが儀式化されたもので
様式美があります。
こちらは、「朝鮮最高の宮殿、景福宮」の南側の門です。
景福宮は1395年に建国された朝鮮王朝の法宮
(王の住む宮殿の中で最高位の宮殿)です。
まずは「勤政殿」(政に勤しみ、天下を治める)という
景福宮の正殿に向かいます。
王の即位の礼、文官・武官が集まる朝会、科挙試験、外国使節への
謁見など国の公式行事が行われた場所です。
文禄の役で消失、1867年再建。
こちらは、「宴会場」となった慶会桜。
王が臣下たちのために宴会を開き、外国使節の接待に使った場所です。
文禄の役で消失。1867年再建。
宮内のあちこちに置かれている干支のオブジェ。
宮を護っています。
衛兵と一緒に写真を撮らせてくれます。
ところで、どこかで民族衣装の貸し出しをやっているらしく
(どうやって借りられるのかわからなかった)
写真の女性のような人たちがいっぱい歩いていました。
衛兵の交替はこちらでも。色鮮やかな衣装です。
景福宮では1日に1回だけ日本語のツアーがあります(無料)。
私が行った時は地元の方が美しい日本語で案内してくれました。
ただし、時間は事前に確かめてから行かれることをお勧めします。
4. 韓国の美味しいもの
韓国料理と言えば
焼き肉、サムゲタン、チヂミとかでしょうか?
勉強不足でいろいろ試せなかったのが心残りです。
チヂミ(大きさがピザみたい)。
参鶏湯(ホロホロして美味しかった!)。
配膳されたときは鉄鍋の中でグツグツしていました。
スンドゥブ定食。
地元の人が行く本格的なお店には行けなかったのですが、
たまたま入ったお店でもやはり韓国料理、美味しい!
とますます好きになりました。
でも、韓国語がわかっていたらもっともっとチャレンジできたと
思います!
5. まとめ
とにかく、近いからといって準備をしなさすぎました。
ハングルがわからないとなかなか「美味しいものが食べられない!」ということを
実感した旅でした。
次回どこか海外に行く時は
- 歴史を調べる
- 少しでも言葉を学ぶ
- 美味しいモノを調べる!
これを徹底したいと思います。
そして、韓国はまた、絶対に行きたい国です。