育成系FPおかあちゃんの講座に参加した
勝間和代さんの勝間塾、山口朋子さんの彩塾の同期である、セミナー集客コンサルタント、杉ちゃんが開催してくれた「お金オンチからの脱出」お金の教育&個性心理学コラボセミナーに参加しました(2016年3月9日)。
お金の教育の大切さを身にしみて実感したご自身のこれまで
講師は、育成系FPおかあちゃん飯窪直美さん。飯窪さんは、学習塾講師を25年なさった経験から、お金に関する教育の必要性を強く感じ、ファイナンシャルプランナーになったという経歴のかた。ご自身もお金の知識がなかったために大変な人生経験を積んでこられました。
ご自身も大学受験に際し、家にお金がなかったがために「夢の実現に大きな壁」を経験され、そして、様々な困難をご自身の力で乗り切りつつ、今度は親御さんの介護を通じて「老後の本当の怖さを知った」と言います。
お金の知識がないとどうなるか?
大事なことは「健康である間にどれぐらい稼げるか?」
ということであり、
また、「親のお金の知識の差」→「教育格差」→「人生格差」という人生のスパイラルに(いい意味でも悪い意味でも)なる、という現実を「塾の講師」という経験からも目の当たりにしてきたのです。
人生を変えた人々との出会い
彼女は、幸い、適切な時期に適切な出会いを経験することができました。一人一人について詳しい説明は今回はされませんでしたが、それぞれの方が著書をお持ちなのでメモとしてご紹介しておきます。私も今後勉強のために以下の方々のご著書を読ませていただこうと思います。
大田正文さん(先回り手帳術)(飯窪さんも手帳術で、雑誌などに取材されています)
田口智隆さん
坂下仁さん(ニックネーム・お金のソムリエ)
佐藤一彦さん(ニックネーム・自衛隊大家)
椙田拓也さん(ニックネーム・非常識大家)
中島健一さん(ニックネーム・ゲテモノ大家)「死ぬまでお金に困らない財布を30代で手に入れる方法」という著書があります。
こうした方々との出会いを通じ、飯窪さんはお金の勉強を進めてきました。そうして発見した真実は「日本人はお金の話はしたがらないけれど、本当はお金好き」ということです。
お金教育をしてこなかった日本
しかし、これまで日本は、「終身雇用」と「手厚い社会保障」「国が用意してくれた高度成長」という仕組みに守られてお金教育をしてこなかったのです。
節約と貯金は果たして美徳か?という本質的な問いにも直面します。家庭科で習うお金教育とは、節約と貯金、それだけで多くの人は育ってきたのです。
これまでの制度が崩れ、そのままではいられません。これからの日本人は「確実な情報源をもつ」「メディアに出ている情報はすでに古い」「銀行に薦められている商品で良いものはない」と心得、自ら学んでいくことが大事だ、と強調します。
個性心理学とお金の使い方
さて、飯窪講師の講演の後半は、「個性心理学」を活用した、それぞれの人に合わせたお金の使い方を知り、今後に役立てる講座。
個性心理学では、自分の誕生日の数字をもとに計算結果を動物に当てはめ、その動物(たとえば、羊、コアラ、ゾウ、猿、オオカミなど…)にそれぞれさらにその性格の特徴を加え(たとえば、私は「無邪気な羊」になります)、その表出する個性(自分)を知り、また、他の人の個性を知ることで人間関係やお金の使い方の特徴を理解し、日常に役立てる、というものです。
個性心理学の分類に従うと60タイプにわかれるため、それぞれ説明することもできないのですが、私の例で言うと、
「羊は、¥ という記号に似ていて、お金が大好き、でも大ばくちをしてしまう危険性あり」
とのこと。うん、この分析についてはちょっと理解できるところあり。今後、気をつけようと思いました。
まとめ
育成系FPおかあちゃんの講座はとても内容が濃く、2時間とは思えないものでした。お金に関する教育を日本全体としても大事な科目にしていき、少なくとも親の格差が子の世代にまで連鎖しないようにすることが今後重要です。
また、私自身も健康で働けるうちにきちんとお金を得て上手に使い、自分だけでなく他の人の役にも立つように循環していきたいと思いました。(実は私自身もFP資格(AFPという資格です)を持ちますが、まだまだ人の役に立つようには活用できていません。飯窪さんはきちんと活用されていて、素晴らしいと思いました)
個性心理学では、ちょっと自分の博打好きな傾向を知り、行動をして行く際の警句として心にとめておきたいと考えました。