イギリス旅行記。こちらの記事の続きです
ロンドン5日間の旅
Oysterがあればどこでも行ける
エディンバラ空港からロンドン・ヒースロー空港に降り立ち、さてロンドン中心部にどういくか、は
最初の重要な問題です。
エディンバラ空港からはタクシーでも3000円ぐらいでしたが、ロンドンではおそらく全部タクシーで行くと
1万円ぐらいはかかる距離です。
で、やはり公共交通機関を利用します。もちろん、地下鉄。TUBEです!
ロンドンに着いたら何はともあれ、このOyster Cardを購入することをお勧めします。
これさえあれば、どこへでもいける。日本のSuicaやPASMOのようにデポジットは
取られますが、一回一回切符を買うより圧倒的に安い!
私は最初20ポンド分購入。 バスに地下鉄に使い倒しました。
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キャッシュレス社会
消費税導入前後から、日本も本格的にキャッシュレスが進んでいるようです。
イギリスでは、それを肌で感じました。
スーパーに行ってもほとんどがセルフレジ、ほんの小さな買い物でも、
クレジットカードで処理します。
お買い物に言葉がいらないので、英語の練習にはなりませんね。
学生寮はおいしい
さて、私たちがロンドンで宿泊したのは、London School of Economicsの学生寮です。
夏休み中だったので、その間はB&B(Bed and Breakfast)として活用しているのです。
エディンバラのホテルとはかなり様子が違います。
が、それなりに面白い。
それに、朝食が食べ放題!これはいいですね。
トイレの水は流れにくい、水道の蛇口を不用意にひねると水が飛び出して床が水浸し。
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浴槽はなく、シャワーのみ。
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ベッドも簡単なものです。
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学食での朝食。私はあまり量を食べないのですが、いっぱい食べられるのですよ!
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このように学生扱い?されると、なんだか、本当に学生になったみたいで、
この5日間は若返ったような?気がしていました。
贅沢ホテルも、もちろん嬉しいですが、なぜだろう、
こんなのもいいなあ、と素直に思いました。
ところで、ここで一番苦労したのが洗濯。キャッシュレスが進んでいる、というのは
こういうところにも。とにかくスマホアプリがないと、洗濯もできない。
そして、洗濯料金はペイパルで。ペイパルは普段使っていたけれど、2段階認証が
海外にいたためになかなか大変で(普段の電話回線を切って機内モードにしていたために、
認証番号が届かなかった)、洗濯できるようになるまでに1時間はかかりました。
いやー、苦労した!
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テムズ河畔を走る
観光も楽しいのですが、私のロンドン滞在の1つの大きな目的はテムズ河畔を走る、ということ。
ランニングをするようになって、外国旅行の時は必ず旅ランをします。歩きでもない、
自転車でもバスでもない、
とにかく町を走る、走れば走るほど色々な発見があります。
治安、空気、町の作り…
今回は一回だけでしたが、8キロぐらい、走ることができました。
ホテルから南岸を橋に向かって
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タワーブリッジを渡ります。
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ミレニアムブリッジを北岸から南岸へ渡ってホテルに戻ります。
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シャーロック・ホームズ再び
1997年、私たち家族はロンドンを訪問しました。その時は、シャーロック・ホームズ博物館には残念ながら入れず、
221b Baker Streetのパネルの前で写真を撮ることしかできませんでした。
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20年ほど経ち、こんな感じに。
ホームズ博物館が公開されたのは1990年3月27日だそうです。
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お医者様のワトソン博士が使っていた、というように作った引き出し。
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これはなんの話だったかな。また、読み返さないと。ワトソン博士とホームズの蝋人形ですね。
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展示物はともあれ、夢中になった中学生の頃を思い出しました。また読みたいなあ。
シャーロック・ホームズ博物館 入館料は、15ポンドでした。
開館時間:毎日9:30−6:30
そうそう、マダム・タッソーの蝋人形館も近くにあります。
ウィンザー城への1日エクスカーション
ロンドンの西34kmに位置し、テムズ川南岸に築かれたイギリスの君主の公邸の一つです。
イギリス王室の所有で、女王エリザベス2世が週末に過ごす場所でもあります。(本物が住んでいる!)
およそ45,000平方メートルの床面積を持ち、ウィンザー城は住居者がいるものとしては世界最大の城で、
ヨーロッパでもっとも長く使われている王宮、だそうです。
1992年に火災に遭い、その修復費用を賄うために公開されるようになりました。
このような歴史的建物を見学する際には、やはりイギリス王室そのものの歴史をよく知っていた方が
多くのことを理解しやすいですね。
今回はガイドさん付きだったので、色々教えていただくことができました。
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名門イートン校があるこの街は、とても落ち着いていて過ごしやすそうな街です。
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ロンドンの目玉・ロンドンアイとロンドン・ダンジョンで恐怖体験
高さ135メートルの観覧車。ロンドン・ミレニアムプロジェクトの1つとして2000年に開業。
現在は、コカコーラが所有するので、正式にはコカコーラ ロンドン・アイ。
カプセルは32個あり、それぞれに空調が付いているとか。1周するのに30分かかります。
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こんな景色が見渡せます。
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そして、実は行きたかったウェストミンスター寺院が3時で見学終了したために
代わりに行ったこちら。ロンドン・ダンジョン。
ロンドンの黒歴史を体験できるテーマ・パークです。
ここには、スウィーニー・トッド、切り裂きジャック、ペストの医師などが
いて、様々な仕掛けをしてきて観客を怖がらせます。
ロンドンダンジョンのツアーの所要時間は約110分程度です。
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歴史上の人物のコスチュームをまとったキャストに案内されながら館内を廻るのですが、
彼らの演技はまるで舞台俳優のようです。
キャストが、事件や史実をユーモアたっぷりに紹介してくれます。
本物そっくりに再現されたセットや今にも動きだしそうな蝋人形もいます。
途中ボートとフリーフォールの乗り物型アトラクションもあるので、
視覚・聴覚だけでなく体全体でスリルを味わうことのできるテーマパークです。
まず最初に入り口で約20人ほどのグループに分けられます。
歴史上の人物のコスチュームをまとったキャストに案内されながら館内を廻ります。
それぞれのアトラクションでそのテーマに沿ったキャストが現れ、
事件や史実をユーモアたっぷりに紹介してくれます。(でも、舞台俳優のような発音で、実は
夫も私もほとんど理解できなかった)
ボートやフリーフォールの乗り物型アトラクションもあり、
視覚・聴覚だけでなく体全体でスリルを味わうことのできるテーマパークでした。
それにしても、英語がわからなかった!!
まとめ
1週間の旅でしたが、本来1日1記事ぐらいの体験があったはずなのに、
2記事にまとめ。
スコットランドは今回初めてでした。街全体がクラシックというか、
落ち着いていて中世の雰囲気を楽しめました。
そして、ロンドンでは、1997年に訪問した時に比べ
あちこちに高層ビルが建っており、進化を感じました。
EUからの離脱を巡ってデモが各地で起こっているようでしたが、(実際、バス旅行に行った帰り、
デモに遭遇してバスの到着が大幅に遅れた)全体的に景気は良さそうで、
街は明るい雰囲気が漂っていました。
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留学したいなー
今回、ロンドンを訪問し、イギリス留学もいいなあ、と感じるようになりました。
自分はインプット、アウトプットの比率でいうと、
インプットに偏りがちでいつも反省するのでですが、
ロンドンはとても「勉強しやすそうな街」という印象を受けたので、
また勉強熱が高まってしまいました。
おまけ:機内映画感想
飛行機では映画を見るのが楽しみ。行きも帰りも
飛行時間の3分の2を映画で費やして4本観ました。
(おかげでほとんど眠らず笑)。
往路の映画
- アラジン(ディズニー映画 主人公が泥棒(コソ泥)なのでちょっと共感できず。ルパンぐらいだと違うんだけど)
- The Professor(ジョニー・ディップ主演) 余命幾ばくもない大学教授がガンで死期を悟って自由気侭な暮らしをするという物語。うーん、私はこれまであまり「我慢」してきたこともないので余命幾ばくもなくなったら素直に身辺整理するなあ…とあまり共感せず。
- ボヘミアン・ラプソディ。クイーンの曲はほんの少ししか知らないのでそこまでの感動はできず(ファンの方、ごめんなさい)。でも、音楽は楽しかった。
- アリー/スター誕生(レディ・ガガ主演)歌姫の成長物語。最初は彼女をデビューに導くものの、だんだん壊れて行くアル中の夫にイライラする…
復路の映画
- Dream: Hidden Figures これは良かったー!実話に基づく黒人女性たちの実力の闘い。しかもNASAで。月面飛行をその計算力で支えた黒人女性、そしてプログラミングを身につけて仕事を勝ち取って行く彼女の仲間たちの映画です。黒人専用トイレを取り壊した上司役がなんと私が大好きなケビン・コスナーだったのもよかった!
- The Founder マクドナルド帝国を作り上げた起業家物語。必ずしもきれいな成功物語ではなく、実際にハンバーガーの効率的な作り方を発案した本当の発案者のアイデアを利用し、ビジネスを大きくして行った創業者の物語。これはこれで生々しいドラマで面白かったです。
- 居眠り磐音 松坂桃李、名前も姿もキレイな人だなあ…と感心しながら観ていました。
- The Intern アン・ハサウェーと、ロバート・デ・ニーロが繰り広げるロマンチック・コメディ。シニアの男性がインターンになったら?という設定で、「高齢者の智恵」がときにはお役に立つということを描いています。こんな素敵なヒト(ロバート・デ・ニーロ)ならいいけど…もしも私が若い人の経営する会社のインターンになったら、おせっかいは焼くけれどこんな風にお役立ち人間にはなれないなーと、上手に年を取ることの難しさを感じました。