【介護日記】「どこで死んでも一緒や」:グループホーム3ヶ月目の母を訪ねる

東京の施設に空きができた

先週水曜日、11月6日にかねて私の家の近くにあるグループホームから電話があり、

空きができたのでどうですか、とのこと。

ちょうど週末に母を訪問する予定だったため、

「母に聞いてみます」と答えました。

母はかねてから私の家の近くに来たいと言っていたため、喜ぶかと思いました。

夫に相談すると、「一度施設見学をさせたほうがいいのでは?」との意見。

私も、そうかな、と思いましたが、

母を連れてきて、また、連れ戻って、という大作業を考えると正直気が重いなあと感じました。

それだけで3日から4日かかるからです。

しかも、最近は外に行くとなると、(前回は眼医者に連れて行きました)

「しんどいから」と、車椅子を所望します(転ぶのが怖いのだと思います)。

慣れない車椅子での東京大阪とんぼ返り…

でも、希望するなら仕方ないな、大旅行になるけどまあ、

やるか、と思って大阪に向かいました。

母に聞いてみる

土曜日、母の施設を尋ねました。

母とは最近は筆談です。聞こえたふりをしていい加減な返事をすることもあるので

こちらが何かを伝える時はしっかり書きます。

で、「近くの施設に空きができたけど、どうする?」と尋ねると

「言葉がなあ…」といい始めました。

やはり、年をとると、環境が変わることは怖いのです。

しかも何十年と大阪にいた人が東京の言葉に馴染めるかと言うと…?

一方、今の施設のスタッフの皆さんは、母の故郷の和歌山出身の方もいて、

故郷の話もできるし、また、親切にしてくださいます。

「もうな、どこで死んでも一緒や」と言って、とりあえずは「東京移住」の話には

飛びつきませんでした。

なるほどねー、少しは「覚悟」というものもできたのかなあ、と思いつつ、

今の施設に馴染んできて、大事にされているようで少し安心もしました。

施設では…

同じフロアには、認知症の程度が様々な方々9名が暮らしています。

その中では、母は比較的軽度で、積極的に食卓を綺麗に拭く、洗ったお盆を乾拭きする、など

できることを頑張っています。

「机拭くのもしんどいで。ふうふう言うわ」とか文句言いながら、自分の役割を嬉しく思っているようです。

前回は、スタッフの人にお菓子買うてきて、と言うので(本当は付け届けはいけないのです。でも

母には、つい「自分だけに」よくして欲しい、他の人と差をつけて欲しい、と言う気持ちがあるようで)

用意しました。固辞されましたが、無理やり置いてきました(そうしないと母の気がすまない)

また、認知症の程度に差があるため、どうしても手のかかる人には手厚い。

それが「ひいき」に映るようです。

困ったものです。ちょっと小学生みたいですね(笑)

実家の片付け

母を東京に連れてくる、となると、大阪の実家の始末を急がねばならない、と考えたため、

実は暗澹たる気持ちになっていました。

取っておくもの、捨てるもの(ほとんど)をきちんと仕分けして、残った不動産をどうするか、

後の始末をもう少し時間をかけてやりたい、と思っていたからです。

母の「心変わり」で、少し時間の余裕ができました。

できるだけ早く片付けて、一旦スッキリし、この先どうしていくかを考えたいです。

まとめ:自分の行く末も考える…

いい経験にはなりますが、自分の子どもにはこんな時間も労力もかかるようなことは

あまりさせたくないなあ、自分の始末はできるだけやっておきたいものです。

しかし、まだ「エンディングノート」もしっかり書けていません。

年末年始の休みは実家の片付けに加え、

自分の資産関係やSNSなどに登録している「IDやパスワード整理」に時間をかけようかと思っています。

今後はモノの処理だけでなく、仮想空間の処理も必要になってくる、と感じています。

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この記事を書いた人

大野 清美

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)