主婦を辞めて一人暮らしはじめました(79)戦略性と「本は自分で売る」ということ

初めての出版

本ブログシリーズが思わぬ人気を博して出版されるということになり、

昨年の8月から10月にかけては執筆にたくさんの時間を費やしました。

一般に出版者さんから本を出していただくには数百万円の経費がかかり、

そのような投資を未経験者の私にかけてくださるとは

出版社とはすごいところだなあ、ありがたいなあと思ったことを

覚えています。

同時に、大きな責任を感じました。

母の施設入所と扁平苔癬と執筆

その頃、継続的に受けていた歯科の治療で、かなり

大変な手術をしました。

手術自体は麻酔がきいていたのですが、抜糸までの間、

患部には歯ブラシを当てることができず、そのため口内環境がとても

悪くなりました。

母の介護施設入所もあり、本を書くという初めての体験も重なって

自分で抱えきれないぐらいストレスを溜めてしまったようです。

扁平苔癬という口内炎の一種を発症、固形物がほとんど食べられない状態に。

しかし、そんな中でも出版社さんとのやりとりは続きます。

なんとか年内に初校、2校を終えて…原稿は出版社さんに渡っていきました。

いざ発売!

配本日程も決まった2019年暮れ、出版のきっかけを作ってくださった

「主婦起業の専門家」彩塾の塾長MOMOさんと、

ご主人であり、「文章の専門家」である山口拓朗さんに

出版に際してのコンサルを受けにいきました。

クリスマスの夜のことでした。

やめ主婦部屋で1人ゆったりと過ごす予定だったのが、

コンサルで「本は自分で売るものよ!」としっかりご指導を受け、

出版記念交流会の準備をすることになりました。

年末年始はまさに出版に向けての最後の総仕上げの時期に

なりました。

火曜サスペンス劇場の出版記念パーティとはまったく違った!

子どもの頃、「作家」というのはすごい人で

本を出すとなるとパーティをし、各界の名士が集まり、

作家先生はドレスか着物を着て登場、その裏側で事件がおこり

「きゃー!」という悲鳴が聞こえて死体が発見され、

敏腕刑事が出てきて事件を追い、

海の近くの崖っぷちで真犯人が「あの人だけは許せなかったのよ」と

罪を告白する…

ということは何も起こらず、

自分で池袋の「あうるすぽっと」に予約に出かけ、

HPで申し込みフォームを作り参加者を募り、

交流会で対談をお願いする方々やお世話になった方々には「著者謹呈」として

お正月早々郵便局に出かけ、ゆうパックでお手紙とともに本を発送。

毎日毎日SNSで宣伝し、ブログで宣伝し…をひと月続けました。

扁平苔癬はなかなか治りませんでしたので、仕方なく以前お世話になった

口腔外科に。

気が弱いというかストレスに弱いと言うか…まあ、大変だったわけです。

全力を傾けた交流会

自分を「売り出す」(セルフプロモーション)が何より苦手な自分が

一番苦手なことをひと月続けました。

トークの練習もしました。

マネージャーもいませんので、交流会の出席管理ももちろん自分。

おひとりおひとり参加を表明してくださるだけで

PCの前で手を合わせて感謝していました。

お正月から交流会までの一月半というもの、

片時もスマホを手から離すことができませんでした。

すべての情報がスマホの中に集まってきますので。

そして迎えた交流会。

コロナの直撃を受ける前だったのが幸いです。

30名のお部屋がほぼ埋まるぐらいの人数でこじんまりと、そして

和気あいあいと開催することができました。

もっと戦略はなかったのか?

自分としては「できるかぎりのことをした」としか言いようがないですが、

「もっといい本が書けたのではないか?」

「もっと戦略的に販促するべきだったのではないか?」と

今になって思うのです。

やっぱり本質的には内気で、自分に自信がなくて…の人だから

やることも中途半端だったのかもしれない。

もっともっとできることはあったはずだけど、

1人の力の限界というものを感じた体験でした。

それでも前に

本を読んで「元気が出た」「自分もがんばらなきゃと思った」

という感想をいっぱいいただきました。

また、ネガティブなコメントとしては

「こどものしつけがなっていない」とも。

でも、まだ、「読んだ人の人生を変える」には

至っていない。

 

交流会で対談相手を努めてくださった立花岳志さんが交流会で

言ってくださった言葉、

「この本はすぐにはベストセラーにはならないかもしれないけれど、

じわじわと読み継がれていく本になると思いますよ」

を信じて、

これからもさらに多くの人に読んでいただいて

読者さんの人生を明るく元気にしていきます。

どうぞお手にとってくださいね。

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この記事を書いた人

大野 清美

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)