若い人がうちに来たよ(1)

やめ主婦その後

家が散らかっている状態がいや、遠距離通勤がいや、ということで

2017年7月1日に始めた「やめ主婦」ぐらしは、コロナ禍の影響を受けて2021年4月に終息しました。

そして戻った東京のおうち、夫婦二人暮らしは穏やかで静かな暮らし。

コロナ禍ですっかり在宅勤務になった夫は1日の大半を事務所

(もともとは、夫の事務所兼私の英語教室予定。でも、コロナ禍で完全に夫の執務室に)ですごし、

昼と夕方帰宅して2人分の料理を作る日々。

散らかす人もいないので家はいつでも私のコントロール下で整理整頓されている。

子供たちが独立して家を出たため、彼らの勉強部屋を1人で使う。

自分仕様にスタンディングデスクを再び制作。子供たちの寝室はいつお客様がきてもいいように何もおかない。

そんな静かな生活を楽しんでいたら…

2022年秋、「マンションの更新料もったいないから同居させてくれませんか?」と三女が言ってきた。

へえ、大人4人で暮らせるのかなあ、

こんな狭いうちで…(もともと5人暮らしだったけどね)と思いつつ、ちょっと楽しいかも、と思い始めた。

本気なのかなあ、お婿さん、いいのかなあ…とか思いつつ、本気度を確認したら、本気だった。

断捨離加速

在宅勤務もするというお婿さんと娘のスペースをつくるために、

自分の仕事部屋に作っていたスタンディングデスクをメルカリで売り

(幸い、横浜から車でわざわざ取りに来てくれた。

購入者と販売者が2人でカラーボックスを解体し車に載せて送り出した)、

書棚2竿は解体処分、自分の本はかなり部分をブックオフに、夫の分は事務所に移動、と整理した。

(まあ、いずれ整理する時が来るのだからそれが少し早まっただけ)

リビングにはひと回り小さな自分のワークスペースを作った。

45センチ✖️180センチの天板と、それを載せるカラーボックスを4本、

そしてやや背の高いカラーボックスを1竿だけのスペース。

仕事用の22インチのWindowsを載せ、

22インチのiMacはリサイクルに出した(アップルで査定してもらったけど売値はつかなかった)。

いろいろ処分して、家をスッキリさせた頃に2人が入居。

10年近く使った洗濯機はドラム式の乾燥機付きに変わり、

20年以上使った冷蔵庫(最近は時々モーター音がうるさくなってきていた)も最新式のものに入れ替わった。

ルールはひとつ

同居するにあたり、ひとつだけ守らせるルールを作っている。

言ってはいないけれど、まあ守ってくれている。

それは、リビングの食卓の上にものを置かない、ということ(三女は少し置いているけど)。

全員の共通の場所である、食卓。

そこにものがあるといかにも散らかった感じになる。

主婦をやめたいと思ったのは、その食卓が家族全員のもちものの「ものおき」になっていたことだ。

夫が夜中に広げたままの新聞、こどもの化粧品、読みかけの本、

椅子の背には服が幾重にもかさなってかけてあった。

今はそれをさせないようにしている。

自分も食卓でPCを開けて作業することはあるけれど、

終わったら必ず寝る前にワークステーションに移動させる。

食卓の上の「何も置かない」スペースをできるだけ確保することで、

リビングの「散らかり感」を抑えているのだ。

期間限定、さてどんな暮らしになっていくのか?

というわけで、期限付きではあるけれど(おそらく、数年。彼らのマイホームの頭金が貯まるまで)、

しばらく2世代同居となる。

2人が来てから2ヶ月ほど。

そんな日々がちょっと面白くて、ブログに残しておきたくなった。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)