定点観測
フィットネスクラブのティップネスには、もう15年以上
定期的に通っています。
そこには、Dr. フィットネスという機械(体重計の進化したもの)があり、
計測すると、体組成分析カルテを打ち出してくれます。
私は2008年からの記録を保管しているので、17年の記録を比較してみました。
ランニングを習慣とする前、つまり55歳より前の自分(50歳〜)と
現在の自分を比べると、明らかに身体の組成が変わっています。
どのように変化したか比較し、日々の運動の積み重ねがどれぐらい
大きな変化を起こすか、という事実をご紹介しましょう。
検査項目:フィットネススコア
検査項目はたくさんありますが、
まず、点数で出てくるフィットネススコアです。
基準表では、スコアが70以上で標準、80以上でスポーツ選手、90以上でプロアスリート並
(かなりざっくりしていますが)
とあります。
私の場合
2008年12月:75点(標準)
2025年2月:95点(プロアスリート並)
となっています。
2015年には乳がん治療などがありましたが、
なかなかのスコア上昇だと思います。
数値的評価について
2008年→2025年と記載します。わかりやすくするために
赤字は増加、青字は減少した数字とします。
- 体重:48.2㎏→43.1kg
- BMI:19.3kg/㎡→17.0kg/㎡
- 体脂肪率:22.9%→13.5%
- 体脂肪量:11.1kg→5.8kg
- 筋肉量:34.9kg→35.2kg
- 骨格筋量:低→標準
- 体重・骨格筋量・体脂肪量から見たタイプ:隠れ肥満または脂肪過多→燃焼体質
メタボウォッチ・サルコペニアウォッチなどの新しい評価項目
メタボウォッチは、2019年ごろから評価項目に加わり、
2021年ごろからサルコペニアウォッチが加わりました。
メタボウォッチは、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪蓄積型肥満)の
指標である内臓脂肪レベルと体脂肪蓄積ブイバランスにフォーカスした指標」
サルコペニアウォッチは、「骨格筋量の減少は転倒や要介護、生活習慣病の悪化、
認知機能低下などのリスクを高める」との懸念から出された指標です。
サルコペニアとは、サルコ(筋肉)、ペニア(喪失)を組み合わせた
造語だそうです。
まず、メタボウォッチでは、
走り続けているおかげで内臓脂肪レベルは1、基礎代謝率・基礎代謝量は
「高い」
体脂肪量上下バランス(加齢と共に腹部上半身に体脂肪が蓄積するそうです)
では、「理想型」となっています。
サルコペニアウォッチでも、骨格筋指数が平均より上回っているため
「プレサルコペニア」には該当しません。
なかなか「優秀か?」とも思いきや、
今一番の悩みは、四肢の筋肉量に比べ、体幹筋肉が「標準より少ない」
という点です。2008年からこれは変わらない。
どうしたら体幹筋肉がもっとしっかり身につくか、悩み中です。
(すでに、かなり運動しているので、これ以上運動に使う時間があるのかなあ?と)
なお、これらの数値は、東京医科大学健康増進スポーツ医学分野主任教授 浜岡隆文先生が
監修、データはタニタの測定データを使用、とあります。
まとめ
まあ、こうした数値が必ずしも明るい未来を示すわけではなく、
また、明日は何が起こるか、わからない時代でもあります。
とりあえず、元気で運動を続けることができているということに感謝し、
足腰達者でいつまでも活動できる自分でありたいと思いました。