めいくみらくる(4) 走る技術? と 焦り

走る技術?

マラソンは、長い。で、なんとか、楽に速くゴールにたどり着きたい、の一心でフォームを見直している。

真下着地、腕を抱えろ、お尻を使え、腿を上げろ…いろんなアドバイスがある。

リアルのコーチも、YouTubeのコーチも、ほぼ同じことを言う。

自分で自分のフォームはわからない。なんとかYouTubeで見たフォームやアドバイスを頭に置いてやってみる。

でも、よく考えたら、コーチになるほどの人たち、みんなもともと速かったんだよね。

速い人たちには、遅い人の気持ちはわからないだろうなぁ。

いろいろ、こうすればいい、って言ってくれるけど、たぶん、そういう人たちは最初からできていたんだよ。

と、だんだん無力感に襲われるようになる。何をどうしても、遅いものは遅いのだから。

速い子は最初から速かったし、遅い子は最初から遅かった

速く走る走り方なんて、子どもの時に習ったことがない。

速い子は、なんの努力もせずに速かったし、遅い子が多少練習したところで追いつくことはなかった。

小学校から中学校まで毎年一回実施されていた体力測定。

単に統計をとるだけの行事だ。その結果をそれぞれの運動能力の向上に役立てるなんて話は

聞いたことがない。

で、速い子は決まって早く、遅い私などは決まって遅かった。

毎年、順位が入れ替わることはほとんどない。

速い子は、速く走れるから楽しい。それで、どんどん速くなる。

遅い子は、運動会とか、体力測定の時にただひたすらその遅さが

笑いものにならないように誰も見ていない時に走り抜けるようにするだけだ。

で、練習ももちろんしないから(どんどん嫌いになっていくし)、走るのが遅い人生になる。

負のスパイラル

いやー、こんなところにも負のスパイラルがあるんだなぁ。

と、改めて気づいた。

どうやら練習疲れ(練習しないと、という疲れ)が溜まっているらしく、

ちょっとネガティブになっている。

でも、まあ、練習しかない、か。

めいくみらくる。何とか前に。

これが半年前のフォーム

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)