How to ベルリンマラソン(2) 旅の準備編

現地ツアーに参加する

昨年(2022年)、ニューヨークシティマラソンに参加した時は

ほとんど単独行動だった。

しかし、前々日、大会エントリーとコース下見のための「バスツアー」が

旅行会社(アムネット)より

提供されていたので(オプションなので有料)、参加した。

アムネットは、NYCマラソンのオフィシャルエージェントなのだ。

これがすごくよかった。エントリーの場所は、ホテルから離れていたし、

みんなでエントリーにいくので不安がなかった。

なので、いろいろ不安解消になることがわかり、今回は、

スタートに近いホテルを押さえているエージェント(インターエアー)に参加。

単独行動も好きだが、とにかく朝、スタートラインに歩いて行けることが

重要だった。また、同じホテルで仲間ができるのは嬉しい。

そして、インターエアーは、特にスポーツイベントに特化しているツアー会社で、

リピーターも多いのが決め手となった。

相部屋ランナー募集

NYマラソンの帰りの飛行機で紹介していただいた

インターエアーの日本人スタッフ”わかこさん”に、相部屋を希望したとき、

Facebookを通じて募集をかけてくれた。

そして賛同してくれたのが”ひでみさん”。

これが大正解で、彼女といるとランニングへの愛が

高まるとともに、なんとツイン部屋には浴槽がついていたのだ。

シングル部屋ではシャワーのみ。

おかげで、本番前日から利用したMonjobiホテルでの滞在は、めちゃくちゃ快適だった。

NYでは、共同利用のシャワーだけだった。もちろん、文句はなかったけれど、

やはり日本人だからお風呂は大事。特に温泉付きの私、もう、本当に感謝感謝だ。

そして、彼女のランニング愛と日々おこなっている

柔軟や筋トレを目の当たりにし、そういった自己研鑽もすごさも刺激になった。

飛行機と宿泊

インターエアーでは飛行機の手配はしないため、

昨年お世話になった、ニューヨークマラソンの公式エージェントである

アムネットさんに依頼した。

昨年手配してくれたエアー&ホテルがかなり快適(NYにしては安価)だったからだ。

ベルリン行きは、昨年(夫の出張についていった試走した)と同じく、

カタール航空でドーハ経由、

こちらの飛行機を利用するには、アムネットさん手配の

ホテルの部屋に一泊することが条件だった。

これもまた大正解で、到着したばかりではやはり疲れをとるために

一泊は1人でゆっくりしたいもの。

翌日のホテル移動という手間はあったが、

長旅の疲れを癒すにはいい環境だった。

パスポートの確認、SIMカード準備

パスポート

さて、海外にいくためには、パスポートの期限にはかなり注意が必要だ。

パスポートの期限というより、入国するためには、パスポートの期限まで

シンガポールでは6ヶ月、ドイツでは3ヶ月の余裕が必要なのだ。

なので、海外への入国日に「有効」だからといって油断してはいけない。

私のパスポートは来年の6月まで有効だったから、まず大丈夫。

でも今回の旅行がおわったら更新するつもり。

SIMカード準備

昨年使ったのと同じものをアマゾンで購入した。

SIMカードの入替は、そのチップの大きさがミリ単位のものなので

ちょっと緊張するけれど、現地に着いてすぐに自分の携帯がそのまま

使えるメリットは大きい。

使っている携帯のキャリアがマイネオなので、ちょっと操作が必要。

(マイネオの初期設定・各種設定を参照してね)

昨年は、現地についてからなかなかつながらず苦労した。

キャリアがDOCOMOだとSIMカードを入れ替えるだけでいいんだけれど。

荷造り

補給食

アスリチューンなど、レース分+αでたくさん用意したが、

現地ではエキスポでモルテンを販売していたので、結局それを使った。

「あまり甘くない」の言葉につられたのだ。

ただ、レース中は、もう少し塩分やマグネシウムが補給できるものを

持って走ればよかったと後悔した。塩飴とか、梅干しとかも必要だった。

モルテンに頼りすぎ、食べ過ぎ?で後半気持ち悪くなってしまった。

補給については、失敗だったな。

ケトル

折りたたみ式のケトルを前回、ニューヨークのときは持参したが、

今回は荷物を軽くしたい、とおもって結局持参しなかった。

初日の部屋には、ケトルはなかったけれど、フロントで貸してくれた。

2日目以降のホテルでは、部屋についていた。

結局はいらなかったわけだけれど、次回、部屋で朝食(お餅)とか食べたい時には

やはりもっていったほうがいいかな。

機内持ち込み荷物

ツアーコンダクターの方からの情報で、「トランジットがある人は、

せめて本番用のウェアとシューズは機内持ち込みにしたほうがいいという意見だった。

トランジットで荷物が行方不明になる可能性があるからだ。

悩んだが、結局レース用のウェア一式は機内に持ち込むことにした。

着替え

  • 洗濯ネット
  • 洗濯用洗剤
  • 着替え(高級ホテルは、洗濯ができない)結局3セットの上下を持参した。

保険

空港で申し込む。

やはり何があるかわからないので。

人がいるところで申し込むのと、全部機械で済ませるのでは

1000円ぐらい違う。

人に何かしてもらうと高くなるのだ。

なので、すべて機械で済ませる。

あ、でも、もっと事前に申し込めばもっとコスパのいい

保険もあるかも。あまり調べなかった。

費用

  1. 航空券と初日の一泊(アムネット):
  • 往復航空代金168,000円
  • 出入国税:30,790円
  • ホテル代金(Monjibou Hotel Berlin 1泊):33,000円
  • 取扱手数料:5,500円

総合計:237,290円

  1. ベルリンマラソン参加費(ベルリンマラソンに直接):人によっては出走権付きで現地ツアーに含まれることも
  • インターエア(913€)1€=146.222円 133,500円
  • エントリー費:明細は以下の通り。
    YOUR REGISTRATION IN DETAIL
    Booked Services Amount Price Total
    Participation Fee 1 163,00 € 163,00 €
    ChampionChip 1 6,00 € 6,00 €
    Clothes bag 1 0,00 € 0,00 €
    Total 169,00 €

エントリー費は、結局25,000円ぐらい。

  1. SIMカード:アマゾンにて購入。上記参照。
  • 1,980円

なので、トータル40万円ぐらいかかったと思う。

現地では、外食だったけれど、朝食はついていたので

おそらく5日間で2万円ぐらいかしら?

(1食10-20ユーロぐらい)。

円安傾向で海外旅行はちょっとツラいところもあるけれど、

得られる体験は素敵なので、今後も行けるようにしたいと思う。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)