抗がん剤治療と運動:抗がん剤治療(TC療法)をしながらマラソンを走りきった記録第1回目の抗がん剤は入院で(19)

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抗がん剤治療と運動:抗がん剤治療(TC療法)をしながらマラソンを走りきった記録第1回目の抗がん剤は入院で(19)

このシリーズは、抗がん剤治療を受けながら、2015年東京マラソンを走りきった記録です。半年にわたる記録ですので40回ぐらいの連載にしています。

私は、運動をすることで、抗がん剤にとらわれない生活を送ることができました。

抗がん剤第1回目

1回目の抗がん剤は、入院によって実施します。投薬後の様子を見るためだと思います。

2014年11月6日入院。この日は、朝一番に首が痛いという三女を青山一丁目の整体に連れて行き、その足で自宅近辺に戻り、病院に入りました。

とにかく、私には「がんの」症状はないので「患者」ではありません。「元気に」入院しました。

短い入院(5日間)なのでわがままを言って個室にしてもらいました。目前に迫った11月15日のCFP(ファイナンシャルプランナー)の試験勉強をしたかったのです。

また、できれば、病院からすぐ近くにある駒沢公園でマラソンの練習をしようと目論んでいました。

入院初日の流れ

初日は、窓口での手続き、体調管理などです。

病院売店で入院着を借りたり、部屋にいると看護師さんや医師が入れ替わり立ち代わり訪れます。
ここで主治医のM医師は、私に「おとなしくしててねー」と釘をさしてきました。(あれ、走りに行こうとしたこと、ばれてる?)

そうして翌日、ついに抗がん剤治療に入りました。

TC療法

私が受けたのは、TC療法といって、まあ、がん患者はその名前をよく知っている薬の組み合わせです。ドセタキセルとシクロホスファミド。覚えにくい名前にもかかわらず、いったんがんにかかると忘れがたい名前です。

製薬会社が作ったガイドブックによると、「従来の治療法に比べ再発を抑制し、生存期間を延長する効果が認められています」とあります。ふーん。

今回から主治医が若い女性の医師に変わりました。その先生、最初、私の手の甲に針を打ったのですが、間違ってましたねー。

両手には、アイスグローブという、保冷剤をきんきんに冷やした手袋(ドラえもん手袋と患者の中では呼ばれているそうです)をはめるので、本当は腕に針をさします。

主治医のM医師が顔をのぞかせて「あれ?」と言って、また別の医師がきて腕に刺し直してくれました。

なんとなく不安…

その若い女性医師(あいちゃん、と呼んでおきましょう)、今では別の病院に転勤されましたが、とっても美人で気の強そうな方。注射は苦手だったなあー。

いつも「いちにのさん!」て号令掛けながら注射するのです。(そんな大層なものかしらん?)

抗がん剤を点滴で受けるための注射は医師でないとしてはならないそうです。看護師さんとか検査技師のほうがよほど上手だと思いますが…あいちゃんに注射してもらった後はよく青あざができていました…

さて、そのアイスグローブですが、これは末しょう神経を守るため…

タキソテールの副作用

タキソテールの副作用の一つとして「爪がはがれる」という症状が出るらしいのです。それを防ぐのがこの「アイスグローブ(フローズングローブ)」。

「抗がん剤は血流に乗ってがん細胞に届けばいいので、指には不要です。そこで手足の先の血管を冷やして収縮させ、血流を減らすことで抗がん剤の影響を抑えようというわけです。

ちなみに同様の発想で、このフランスのグループは脱毛予防のフローズンキャップも開発しています」
がんサポート)から引用させてもらいました。

上記の記事は2012年のものですが、アイスグローブを使い始めたのがそれほど前のことではないということがわかります。

もし、それがなければ私の爪は黒く変色、ひどい場合にははがれていたのですね。医学の進歩というのはすごいものです。

ただ、点滴をしている間は2-3時間かかりますが、その間ずっとこの手袋をつけていないといけません。氷よりも低い温度で手を包んでいるので、もともと冷え性の私にはなかなか辛い。

とにかく冷えて痛いのです。気分的には凍傷寸前、というところまでいきそうでした。

点滴はベッドに起き上がった姿勢で上記の手袋を両手にはめ、2時間から3時間、おとなしく待っているというもの

手が使えないので、何も(読書とかスマホとか)できません。せいぜいテレビを見るぐらい…

点滴は、まず最初に強力な吐き気止めから始まります。そのあと、抗がん剤、そして仕上げは生理食塩水で、身体に行き渡させるようです。

最初の点滴は何事もなく、そしてその夜も、「洗面器を抱えて吐き気を我慢する」といった光景にもならず、時間は無事に過ぎて行きました。

(1人の時間は忘年会のダンスの練習と、試験勉強にあてていました…)

「こんな簡単でいいのかしら?」と思うほど、始まりは順調でした。

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