おふろcafé♨︎BIVOUACで一日まったり、そして人生初のボルダリング体験!

おふろcafé♨︎(株式会社・温泉道場経営)の系列店としては大宮のUtatane、埼玉の天然♨︎白寿の湯をすでに訪ねました。

そもそも、私の大好きな「おふろ」と「カフェ」を一緒にして館内コーヒーのみ放題の長時間滞在型日帰り温泉、なんて粋なはからいをするとは!!!と初めて訪れた時は素直に感動しました。

白寿の湯は、地産地消を目指していて、食べ物、特におはぎが美味しかったのが印象的でした(温かくて出来立てだったのです…だから、というわけなのか、かなり待たされましたが)。Utataneは、おしゃれな感じがよかったです。

さて、今回は系列3店目。「グランピング」というのがここのキャッチフレーズです。

グランピング? 聞き慣れない言葉です。どういうことでしょうか?

1. キャンプをイメージ

おふろカフェの系列店の特徴は、コーヒー飲み放題、マンガ読み放題。まったり長居ができる、ということです。

今回訪れたのは埼玉県熊谷市にあるお風呂カフェ「ビバーク」。

 

パンフレットにはこのように書いてあります。

お風呂café bivouac(ビバーク)は、お風呂はもちろん、カフェやお食事を楽しんでいただける23時間営業のグランピング温浴施設です。グランピングとは、グラマラス(Glamorous=魅力的な、魅力のある)とキャンピング(Camping)を掛けあわせた造語であり新しいキャンプの形のことです」

なるほど。自然の中で休んでいる感じなのね。

施設は、木の素材をたくさん使い、レストランも「森の雰囲気」をできるだけ醸し出そうとしています。

入り口を入って1階のフロアはまるでキャンプ場のよう。テント、ハンモック、ハックルベリーフィンの木の上の家みたいな隠れ家的休憩室があり(ただし、すぐに占拠されるので早めに到着する必要あり)…

こちらは、2階のカフェエリア。

階段上の漫画書棚そばのソファエリア。

私が今回「居場所」としたのはPOND SOFAと名付けたやや高床式にしつらえたフロアに塹壕のような穴をくりぬいた場所。

高床になっているところは人工芝で、穴の内周りはクッション素材でもたれかかったり、人が十分寝そべるだけの穴なのでそこにクッションとマンガをいっぱい持ち込んで寝そべってごろごろすることができる…

つまり、ここは

こどもの頃にやったら叱られた「マンガを読みながらゴロゴロすることが公然とできる場所」だった!のです。

多くのカップルや家族が居場所をきめてマンガをたくさんもちこんで寝そべって読んでいます。

私も塹壕にはいってブログを一本書いて…

でも気になるのが壁のボルダリング。

前から興味関心はありました。よく通りかかる道沿いの建物のガラス越しにウォールがあり、多くの若者が壁にとりついているのです。

それが「ボルダリング」というスポーツと知ったのは、数年前のこと。

登山(ハイキング)なども楽しむ自分なので「三点確保」の練習になるなあ…と思っていましたが。

こんなところ(おふろ)でチャンスが訪れるとは!!

ここでやらなければ「一生チャンスはない!!」とばかりに申し込みました。

ここは、私にとって「ずっとやりたくてできなかったことを実現するところ!」

でもあったのです!(もちろん、「やる気と勇気」を出して「えいやッ」という気持ち、気持ちのハードルを越えないと、チャンスがあってもできませんが…)

靴をレンタルで貸してくれます。40分で1000円の指導です。

ルールはシンプルです。

  • 「スタート」と「ゴール」のロックにはテープで印がしてある。
  • スタートの石には両手をおく
  • 同じ色の石を辿っていくこと。

コーチに説明を受けます。

シューズはレンタルです。

見本を見せてもらいます。

いざ、チャレンジ!!

コーチの指導に従って、3つのコースを完登(ゴールまで登ることを「かんとう」、というらしいです)することができました!

なかなかやるでしょ?

私は日曜日に行きましたが、曜日によってはコーチがいないことがあるようです。ボルダリングをやってみたい人は、もし平日だったら事前に確認することをおススメします。

2. おふろとあかすり

到着後、早速まだ空いていたお風呂に入りました。

更衣室には風呂上がりにできるマッサージチェアがあります。

お風呂は露天つぼ湯(女性)、露天風呂(男性)(露天風呂は白寿の湯からの運び湯)、高濃度炭酸温泉、硫黄の湯、サウナ、そして泥パックがあります。

ここで、気になったのは「あかすり」。

ふだん、自分では背中まできれいに洗いきれません。気になってたので、依頼しました。

あかすりの前は「炭酸泉」と「硫黄泉」には入らず、そして、20分〜30分はお風呂にはいってから「あかすり」に来てください、ということでした。

いやー、気持ちよかったー

普段手の届かないところ(背中)、お手入れの足りないところ(かかとや足指の間)などをきれいにしていただきました。もう、快感の極致です!

ところで施術中はエステティシャンのかたといろいろおはなししますが、「素晴らしい腹筋ですねー」とほめていただきました。(マラソンやっている、というと納得されていました)

筋肉ほめられるとかなり嬉しい…

また、「垢擦りだけでこんなにキレイになるなんて…お肌きれいですね!」とまで。

リップサービスかもしれませんが…

今度行ったらまた垢擦りをしようと思います💗

他の施設でもあかすりは行われていますが、やはり温泉施設にいくとやってみたいものですね。

こちらも長い間やりたい!と思っていたことができました

3. ご飯はがっつり系

食事は若い人向けに「がっつり系」です。

ステーキやスペアリブ、手作りハンバーグまで、素材本来の味を引きだした本格的なグリル料理をご用意。食べ応えのあるボリュームとお酒がすすむ料理をご堪能ください。

と、ありますからね。

私は親子丼。あ、この写真はすみません。光具合が悪くて美味しそうにみえない…

また、お酒もいろいろ取り揃えていて、他の施設との違いを出しています。

やさしく灯る熾火(おきび)を囲んで、仲間と語らう穏やかな時間。そんなイメージから生まれたokibiは、おいしいお酒を豊富に取り揃えたカフェ&バー。グラスを片手に野外のムードを楽しみながらリラックスしていただけます。

私自身はお酒を呑まないので、お酒好きの方、HPをのぞいてくださいね。自分がお酒好きだったらすっごく気になると思います!

一階のカフェではこんな「変わり種ベーグル」が美味しい!

これは、深谷ネギベーグルかな?

4. 混んだら大変

これだけ居心地のいい施設ですが、辛口の批評ではオープンしたての頃は混んでいて注文の食事が遅い、脱衣室に髪がおちている、などの辛口批評がありました。➡️@nifty温泉

また、マンガ読んで長居できる、ということは回転が悪いということで、午後からは居場所を見つけるのがなかなか困難。

なので、お出かけのさいは早め出発がオススメです!

5. 経営者に対し、とっても興味がわきました

私の好きなもの(お風呂!食べ物!塹壕のような穴!)や、やってみたいこと(ボルダリング、マンガを一日中読む、とか寝そべってブログを書く、とか)を取り揃えてくれたのはどなたでしょう?

お風呂カフェの経営は、株式会社温泉道場が行っています。代表取締役は、山﨑寿樹さん。「お風呂から文化を発信する」というのが「温泉道場」の社是であるようです。

私ども株式会社温泉道場は、日帰り温泉の運営を通じて
地域社会との連携を行い、温泉を核とした
地域活性化を実現する会社でありたいと思っております。
またそのための人材育成を温泉道場という名のとおり重要視しており、
地域社会に貢献できる人材の育成の場(温泉道場)を提供したいと考えております。

温泉道場HPより

2011年設立の会社が、今では埼玉県大宮にutatane、熊谷にbivouac、児玉郡神川町に白寿の湯、埼玉県比企郡ときがわ町に玉川温泉、静岡県に「美肌湯」、四日市に天然温泉「ユラックス」…すでに6店舗です。

コーヒー飲み放題とか、若者向けの料理、店舗ごとにコンセプトを替え、長時間滞在でも退屈させないだけの本、漫画をとりそろえ…若者に受ける要素をいっぱい揃えています。

そして、スタッフも若い層が元気よく働いていて(スタッフブログも充実)、元気な企業であることを感じます。

経営者の山﨑さん、なかなかやるな、という感じで私は注目しています。この企業がこれからどれだけ伸びていくか、楽しみです。

あと、今後行きたいところは昭和レトロな「玉川温泉」(埼玉県熊谷市)と、静岡の「美肌湯(bijinyu)」があります。

6. おふろcafé BIVOUAC基本情報

アクセス

地図

料金

フリータイム入館(※館内着・タオル付き)

  • 営業開始10:00
  • 営業終了翌 9:00
通常料金 会員料金 深夜追加料金
大人 (中学生以上) 1,380円 1,200円 +1200円
小人 (小学生)※ 690円 600円 利用不可

※当館は、保護者同伴であっても小学生未満のお子様のご入館はできませんのでご注意ください

表示金額は税込みの価格です。

その他、銭湯コース(※館内着・タオルなし)や、朝風呂もありますのでHPで詳しくご覧くださいね。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)