スイス・バーゼルで本場のチーズフォンデュを食べてみた!

バーゼルの旅

8月末から9月初旬にかけてスイス、バーゼルを旅しました。

グルメとは縁のない自分ではありますが、海外に行ったらその地の特産は食べてみたいものです。スイスといえば、チーズフォンデュ、と言われているので「これだけはぜひおさえておきたい」料理です。

実はチーズフォンデュは、冬の料理で(日本の鍋料理の感覚)、夏の間提供しているレストランはスイスでもそれほど多くないのだそうです。なので、滞在しているホテルSwissôtel Le Plaza Basel 近所にはわずか一軒だけフォンデュをやっていたお店がありました。



ホテルが近いために、観光用に夏でもフォンデュをやっているのです。確か、Altes Wardeck という名前のお店。メニューはこちら→メニュー

とはいえ、スイス最後の夕食に、一度は食べてみたいフォンデュ、頼みました!チーズフォンデュは25.50フラン。

どんな料理か?

最初にパンが出てきます。

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そして、憧れのトローリとけたチーズ。

鍋の中でグツグツと。

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あれ、ほかには?

「パンをチーズに絡めてたべるのがフォンデュだよ」と夫。え、肉や魚は?野菜は?

「固くなったパンを食べる工夫としてできたのがフォンデュだから、本場のフォンデュにはほかのものはついていないよ」

え、鍋料理じゃないの?だいたい、鍋でも、串カツでも、しゃぶしゃぶでも色々入ってるからおいしいんでしょ?

美味しそうなこのとろーりチーズにこの、固そうなパンだけ?

いやいや、文句をいわず食べてみましょう。早速記憶にあったようにパンにフォーク状のカトラリーを突き刺し、絡めて食べました!

パンはやや固めなので「しゃぶしゃぶ」的に少し浸しただけではパンがぱさぱさなまま。柔らかくしないといけないのでしばらーく浸します。

大阪の串カツは「ソース二度づけ禁止」なので、こちらもそうかしらん。フォンデュ鍋から取り出したら二度と戻れない身の上ならば、じっくり浸してやらないといけないのです。

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この、とかしチーズはそれぞれ家庭の味があり、ワインが入っています。その分量は家庭の「秘伝」なのだそう。こちらのレストランの味はややしょっぱめ。いや、ワインが効いている、と考えるべきかな。

ほかに何もないので、ひたすらパンを浸して食べます。

胡椒をかけると美味であります。

おかずが必要、とわかった!

でも、チーズパンばかりだと飽きるのです。そもそも、これ、なんかおかずが必要な料理なのかもしれません。単品で食べる料理ではなさそうです。

というわけでソーセージも注文。バーゼルはドイツ語圏なので、ソーセージも美味しいはず。うん、これで人心地つきました。

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チーズフォンデュ、誤解していたけど、パンのみの料理、ということがわかりました。

どうやら日本ではフォンデュもまた独自の発展をとげて、色々な具を足しているみたいです。今度は日本風フォンデュを楽しみたいものです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)