先週(2018年3月24日)訪問した心療内科「マキムラクリニック」の医師の診断(軽度認知障害)を受け、
母(84歳)のケアをよりよくするために行動を開始しました。
(写真の「ボケ」の花は母が丹精込めて育てているものです)
1. まずは報告
ケアマネージャーさんにいただいた名刺は毎日持ち歩いていて、何かあったらご相談しています。
普段は電話でお願いすることが多いのですが、
今回は、クリニックでの診断を報告し、「区分変更申請」(要支援1を2に)の代行をお願いしたいと思い、
メールで診断の様子、結果、そして気になることを明記し、送信しました。
幸い、メールを送ったその日のうちにケアマネージャーさんは母のところに行き、
「本人の希望であるか」を確認してくださいました。
そして私に連絡をくださって今後の成り行きについて説明してくれました。
まずは主治医に「意見書」を書いて頂かないといけないので医師の診断、そして
4月半ばには「認定審査」が行われるとのことです。
その際にはまた、私が同席することを申し出ました。
2. これまでの経緯
80歳をすぎて耳が遠くなり、だんだん引きこもりがちになった母。
2015年夏には「自立非該当」という介護認定結果を受けるほど元気だったのですが、(それはそれでありがたい話ではありましたが)
一年後の2016年7月にはなんとか「要支援1」の認定をいただき、週に一度デイサービスに通うようになりました。
「要支援1」から一年半経過し(現在は2018年3月現在)、さらに理解力の衰えが目立つようになりました。
そこで、私としてはデイサービスの回数を増やすことでヒトとの接触を増やしてアタマに刺激を与え、
これ以上の認知力の低下を防ぎたい、と思うようになりました。
さらに「近所のカラオケが聞こえる」などの変なことを言い始めたため、ケアマネージャーさんにご相談すると、
精神科のクリニックをご紹介くださったのです。
3. 精神科への抵抗はあったけれど
精神科というと、やはり敷居が高いというか、母を連れて行くのは気持ちの上で抵抗がありました。
また、母が嫌がるのではないか、と心配もし、なかなか前に進めませんでした。
しかし、「頭おかしいなってんねん」(頭が変になっている)と、自分でも言うので
再度ケアマネージャーさんに相談したところ、
「薬を処方してもらって快適になり、『こんなんやったら早よ行ったらよかった』、と言うご家族もいらっしゃいますよ」と励まされました。
ひと月余り悩み、2018年2月の訪問の際には「来月はクリニックに行ってみようね」と伝え、3月の訪問の際に2人で行ってきました。
4. まとめ
クリニックでの検査の様子についてはこちらの記事をご覧ください↓
介護日記 母を「物忘れ外来」に連れて行った 「認知症検査とはどのようなものか?」
税金で賄われている介護保険制度で、母の住む大阪はどちらかと言うと「審査」が厳しいところです。
「1人であんじょうやってはるやん(1人で十分やっている)」と判断されたらサービスは受けられません。
しかし、日常的に人との接触が少なく、訪問するたびに私がイライラするほど理解力が衰えてきていて
とても「十分」とは言えません。
1日でも母の「今の状態」が保てるように願って審査に臨もうと思います。