今日は少しお疲れモードなので、かつてFacebookでラン仲間に書いた記事をコピペにて。5回目抗がん剤のあとの2月のメモです。
【走ったぜ、232キロ/1月】
2月5日に5回目の抗がん剤治療を終えました。今回もDVDプレイヤー持参で「ロード・オブ・ザ・リング」の第2作を観ながらの点滴。相変わらず辛いのがアイス・グローブ「(通称)ドラえもん手袋」の冷たさです。両手をすっぽり凍らせた保冷剤で包み込みます。末梢神経の麻痺という副作用を起こさないため。また、これをしないと、恐らく手の爪が黒くなる。冷たくて、冷たくて、「もう、ガマンできない、看護師さん呼んで外してもらおう」と、思い詰めるまで我慢すると、何とか、手の温かみが戻って来て、耐えられるぐらいになります。45分で一回交換し、全部で2回、90分勝負です。
点滴は、まず吐き気どめ、次にタキソールと、エンドキサン、そして、最後に生理食塩水で、薬を流し込む。全部で2時間かかります。リクライニングの椅子に腰掛け、DVDをセットして、少しでも気持ちが楽になるように気持ちを落ち着けます。
今回は途中、お医者さんが来てくださり、声をかけてくれました。「あと、1回になりましたね。血液検査の結果もあまり気になるようなところはないですよ。ただ貧血が出てます。貧血があると、どういうことが起こるかと言うと、かなり疲れやすいですね。階段登ったりすると、はぁはぁいうでしょう。」(あー、そうだったのか!最近、足を鍛えている割に階段が辛かったのはそのせいか)と納得。「鉄剤を飲む必要はありますか」と尋ねたけど、そこまでではないらしい。(でも、先生は私が走ってること知らないし。ザバスの鉄剤買ってあるから、それで補給しよう)と、考えました。
点滴終わって、会計、薬(抗アレルギー薬)の処方薬をもらったらもう1時。このままお仕事休みたい気分もあるけど、今後何があるかわからないから、有給休暇はできるだけとっておきたいところです。というわけで、午後は職場に向かいました。はあ、昼ごはん食べる時間がない。
抗がん剤は、点滴当日から2〜3日は平気だけど、そのあとから1週間がつらくなります。今回もあまり酷い副作用が出ないように自己管理をしよう。
1月はお正月休みのおかげもあって昨年実績の217キロを上回る232キロを走ることができました。月末には30キロ走もできて、2月は「ゆっくり走ること」に慣れ切ってしまった筋肉に刺激を与える予定です。
東京マラソンまであと2週間です。
この頃は、やはり体力が落ちていて走っていてもスピードが出ず、辛い時期でもありました。スピードがでないのは筋肉があまりついていないせいです。1月からスクワットを日課にしていました。なんとか完走できる筋肉を作りたかったからです。30キロは走れたけど、まだまだ自信のない状態でした。