鳥海山・蔵王 東京ー東北弾丸ツーリング(2)…は台風との追いかけっこだった件 2日目-台風どこ吹く風の鳥海山と霧中のワインディング

2016年8月27日〜29日にかけての3日間の弾丸ツーリング。

東京から山形、宮城から東京への1000キロの旅。

3部作です。 本稿は、 (2)2日目-台風どこ吹く風の鳥海山と霧中のワインディング

(1) 1日目-酒田まで雨ばっかりの弾丸500キロツーリング はこちら

(3)3日目-雨を追いかける宮城から東京までのツーリング はこちら

1. 酒田から鳥海山へ

2016年8月28日、本日のツーリングはまさに今回の旅の本番!鳥海山から蔵王に抜けます。

昨日は東京➡️埼玉➡️群馬➡️新潟➡️山形、と5都県を走りました。

今日はそれに秋田県と宮城県が加わりますよ!!

本日の予定走行距離は300キロぐらい。昨日の半分ですが、今日は山道が中心になります。

酒田は快晴。

9時。気温25度。早速鳥海山に向かいます。

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オドメーターは43370キロ。ガソリンはほぼ満タン。

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本日の目的地は、まず鳥海山。

鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん[2])は、山形県秋田県に跨がる標高2,236mの活火山。
山頂に雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士(でわふじ)とも呼ばれ親しまれている。
秋田県では秋田富士(あきたふじ)、山形県では庄内富士(しょうないふじ)とも呼ばれている。
古くからの名では鳥見山(とりみやま)という。鳥海国定公園に属する。
日本百名山[3]日本百景の一つ。
2007年平成19年)に日本の地質百選に選定された。 Wikipediaより

この日の鳥海山は、Sea to Summit というかなり過酷なイベントが行われていました。

モンベルさんが主催する、カヤック・自転車・登山、3つのアクティビティを通じて、

かけがえのない自然について考えようという「環境スポーツイベント」。

鳥海山の大会は、このイベントのなかで最も過酷なレースのようです。標高差はなんと2,160m!

カヤック、自転車、トレイルラン、というすごい大会。初めて知りました。

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自転車の選手が車に寄り添われて山を登っている様子が小さく写っています。

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鳥海山にはバスはありません。公共交通機関は完全予約の乗合タクシー

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山形から秋田に入ります。これで、東京、埼玉、群馬、新潟、山形に続き、6都県目。

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バイクで行けるのはここまで。登山口になっている高原の駅です。

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素晴らしい天気。

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展望台からバックに鳥海山

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いやーもう、最高ですね。名残を惜しみながらも、次の蔵王に向かいます。

9時40分 高原の駅出発。鳥海ブルーラインは、裾野のほうはこんな感じで森林を走ります。気持ちいい道路です。

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2. 鳥海山から蔵王に向かう

鳥海ブルーラインのワインディングを快適に降り、日本海東北自動車道に乗り、今度は山形道に向かいます。

11時20分 櫛引オアシス到着。ここは、小さなPAですが、

地元の産物をたくさん販売しており、なかなか楽しい場所でした。

デラウェアがこれだけ入って(4房)、150円!

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イチジクが4個入りで450円。買ってしまいました。

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さて、ここでオドロキの食べ物発見!!

3. マツコも驚く再現力とは?

「ずんだサイダー」です。

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こちら、マツコが悶絶した「牛タン」サイダーの姉妹品。

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飲んだ感想は….はい、マツコさんの言う通り「抜群の再現力」

サイダー飲んで「ずんだ豆(枝豆)」食べた気分。

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なんか、もう笑うしかない…

12時 櫛引PAを出発。

13時 寒河江SA到着。ここでお昼ご飯にします。

胡麻味噌ラーメン。見た目よりあっさりしていて、美味しかった!

こういう想定外は嬉しいですね。

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ガソリンを補給し、山形上山インターチェンジで高速を下ります。

4. 蔵王山頂へ

この辺りからだんだん天気が悪くなり、

15時に蔵王刈田岳山頂駐車場に到着する頃には視界がきわめて悪くなっていました。

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しかし、このままとりあえず山頂に向かいます。

刈田峠から山頂までは380円の有料道路。

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山頂駐車場。

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もうこんな状況です…

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2階からもいい景色が見えるはずだったけど…

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霧ばかり…

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残念…

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5. 霧の中のワインディング

16時には諦めて下山開始。

霧の中をヘアピンカーブを繰り返し下りていきます。

ヘルメットを閉じると見えない。完全にあけると霧がヘルメットに入ってきて目を開けられない。

どうしようもないのでヘルメットを5センチほどあけ、

霧が入ってくるのを我慢しながらの走行となりました。

山を下りてからは一般道を走ります。すでに蔵王の宮城県側に入っています。

東京、埼玉、群馬、新潟、山形、秋田、そして宮城。7都県目です。

17時。宮城県白石に着きました。本日の走行距離299キロ。

最後のワインディングは霧でなければ楽しい道だったと思います。スリル満点でした!

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明日は東京に戻る東北自動車道の旅です。お天気は…?

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)