キレイになりたい!といろいろ試行錯誤を重ねている自分ですが、特に「歯の健康」は美容に大きく影響する、と私は考えています。
そして、「キレイ」に禁物は「臭い」。男性だって、「モテル」に禁物は「臭い」です。マウスウォッシュしてる?
そんなもの、根本的な解決にはいっさいなりませんからね!!
私は歯周病の経験があるので臭いは特に気になります。歯磨きもよくします。でも、でも、歯磨き(や、ガムやサプリ?)だけでは臭いは防げない!それに、まず第一に「自分ではわからない」
原因は様々なのです!いちどチェックしたいと思いませんか?
1. 歯周病と口臭
もう、本当に「臭い」です。歯周病の方のお口。
だって、「膿」が出ているのですから。歯茎の間から。
その膿の臭い、嗅いだことありますか?それはそれはすごい臭いです。
私はかつて、こんな経験をしました。その経験を下のブログに書きました。
キレイになりたい!50代の歯列矯正治療(現在進行形⑧)歯根嚢胞・歯周病と矯正治療の関係
歯根嚢胞というのは、以下のような歯の病気です。
歯の根の先に膿の袋ができることです。歯のレントゲンでみると歯の根の先に黒い部分が見えます。歯は神経が死んでしまうと神経が入っていた部分が細菌に感染し、細菌や毒素を根の先から出します。その細菌などから体は骨に感染しないように、根の先から逃げるように骨を溶かしたり、袋を作ったりします。これを歯根嚢胞と言います。
「歯医者が教える歯のブログ」(東戸塚のおかざき歯科クリニック)」より
歯根嚢胞では、歯の根から最近や毒素が出るので、そのために激しい痛みを感じ、七転八倒の苦しみを経験します。
その痛みが治まる頃には、その歯のまわりの骨が溶けてしまうのです。
結果、支えるものがなくなった歯(左1番、一番人に見える歯です)はグラグラするようになりました。
痛みがおさまったころ(痛いときには、何もしなくても、ラーメン食べても痛い)、歯茎を指で押すと…トローリと白い膿が歯茎と歯の境目から出てきました。
膿は細菌と闘ったあとの白血球の「死骸」です。
その歯はいわゆる「根管治療」をし、なんとか歯の根っこは残して、歯の手入れもたくさんして…今は膿が出ることはありません。
その経験から、私は他人の「口の中の健康」にもとても敏感になりました。
「膿」の臭いはわかります。「ああ、治療すればいいのになあ」
でも、なかなか他人に「あなた、口が臭いですよ」とは言えませんよね…
まして、私は歯医者さんでも歯科衛生士さんでもないのです。
問題は、多くの方が、私が経験したような歯根嚢胞のような激烈な痛みを感じることなく、そして膿が出ていることにもあまり気づくことなく…
ゆっくりと歯を支える歯槽骨を細菌によって溶かされ…そして歯がグラグラになり、抜けていってしまうのです。1本、また1本と。
2. 歯周病以外の口臭
たとえ、歯周病にかかっていなくても、歯と歯の間に歯垢を残すような歯の磨き方をしている人のお口は臭いです。
デンタルフロスを1度でもしていただいたらわかるのですが、歯磨きで取れている汚れは私の感覚ではとるべき汚れの30%から40%です。
歯ブラシでは、歯と歯の間の小さな隙間に入った「食べ物かす」はとれません。
フロスは面倒くさいという人もいるかと思いますが、これ、慣れるとたいした時間がかからず、しかも歯をキレイにするすごい効果的な口内の清掃方法です。
食べカスも「発酵」します。臭いです。愛する人とキスできないです。
あと、お口が臭いのは喫煙習慣、そして胃腸が不調なかた。
喫煙はわかりますよね。
私は経験がないので胃腸の不調については論説できませんが、想像はできます。「げっぷ」などでちょっと「うっ」となることもありますね。
あとは、食べ物ですか…ニンニクとか…
3. まずは臭いかどうか、検査してみる?
歯周病があっても、虫歯があっても、口内炎があっても、また、胃腸が不調でも、あるいは喫煙習慣も
息が臭くなる原因になります。
でも、誰も教えてくれません。
でも、時々、顔をそむけられたり、距離をおこうとする相手の態度に気づいたことありませんか?
私は自分の母があまり歯を磨かないので、とても気になっていましたが、言えませんでした。
でも、近づくのがいやでした。他人にも嫌われているのでは、と心配していました。
それでも言えないものなのです。お手入れを怠って、今はほとんどが入れ歯です。
歯がないので顔もあごも小さくなってしまいました。
たとえば、あなたも1度デンタルフロスをしてみて、歯の間を通したフロスの臭いを嗅いでみてください。
もし、それが臭い、というのだったらやはりあなたの口は臭いと思って間違いないです。
フロスは500円もしない、薬局やスーパーで手軽に手に入るものです。
でも、歯が丈夫で、それでも口臭が気になる方、多分本当に原因はいろいろなのです。
是非口臭外来を訪ねてみてくださいね。まずは原因を突き止める、そして…いつでも愛する人とキスができるお口でいたいものですね!