還暦すぎサブ4を目指す!(1) 東京30Kで自己ベスト!

還暦過ぎサブ4を目指すシリーズにする!

「風になる」ブログでは、2017年から「還暦自己ベストを目指す」ということで

記事を書いてきました。

そして、還暦では自己ベストが達成できなかったものの(2019年3月)

還暦自己ベストならず!初マラソンから5年、あの日を越えろ!!

その後も練習を続けた結果、62歳で55歳の記録を塗り替えることができました(2021年3月)。

マラソン還暦過ぎ自己ベストを達成!7年前の自分を超えた!!

2021年3月、コロナ禍の厳戒のなか、開催された

名古屋ウィメンズで4時間14分。

55歳の初マラソン、初完走の4時間38分をなんと24分も縮める

自己ベスト!

もう、こうなったら、目指すはサブ4ですよね?

年齢は誰にも等しく進み、歳のわりには元気でもやはり現実は「還暦すぎ」です。

抗がん剤と闘いながらランニングの練習をしたときは朝5時とか5時前に起きて

ランニングに出かけることができたけど、今はもうできない。

抗がん剤で体力が落ちている時より今の方が全体的な体力は下がっているような気もします。

でも、だからこそ、新たな目標が必要。

そして、これまで怖くて口にできなかった(実現できるかどうか、自信がなかった)

サブ4を明確な目標とします。で、この記事をあらたな「還暦すぎサブ4シリーズ」の(1)とします!

年末年始からの走り込み

2022年3月6日の東京マラソンに向けて、2021年11月29日(105日前)を起算日とし、

合計1000キロ走ることを目標にひと月300キロ目安で走っています。

年末年始は練習会にも恵まれて年末12月31日には4時間走で37キロ、

年初1月2日には20キロ、3日には35キロの走り込みができました。

これだけ走り込むと、かなり長距離、長時間走ることに対する怖さがなくなり、

自信がついてきます。

1月8日 葛飾ふーてんマラソン ハーフで自己ベスト!

時計を一度も見なかったレース:自分ペースで走る

葛飾ふーてんマラソンは、小規模ですが、とても暖かい大会です。

ボランティアの方々も優しく、終わった後のオニオンスープが激うま!

です。

この大会は、子供たちも走るチャレンジラン、ハーフ、30キロと、規模は

小さくても楽しめる大会で、さまざまなチャレンジができます。

ちゃんと計測チップも用意され、給水はクエン酸、そしてペースランナーも

しっかりつきます。とてもいい大会だと思います。

私は、ペースランナーを追いかけると、自分のペースを失ってしまいがち

なので、今回はあえて1人ランを選択しました。

スタート地点では後ろの方だったので、ハーフ2時間のペースランナーと

それについていく集団は、最初のうちはるか前を走っていましたが、

昨年、すでにハーフ2時間は切っていたので、「必ず追いつく」と

確信を持ち、実際、割りに早い段階で追いつき、そして追い越しました。

それ以降は、前を行くランナーについていっては一緒に走り、

突き放し、を繰り返しましたが、とにかく自分のペースで行く、という

気持ちで時計を見ることはしませんでした。時計を見ると、

かえって「もっと早く」とか「もっとゆっくり」とかの調整をしてしまい、

ペースを乱すと思ったからです。

とはいえ、そこまで緻密に頭を使っていたわけでもなく、単に

「時計を見る余裕がなかった」というのもありますが、

とにかく、かなりイーブンペースで走っていたことは確かです。

結果、1時間54分29秒。

ペース

  • 0-6.09キロ 33分32秒/6.09キロ 5分34秒/キロ
  • -11.097キロ  26分58秒/5キロ 5分24秒/キロ
  • -16.097キロ  27分11秒/5キロ 5分26秒/キロ
  • -21.097キロ  27分13秒/5キロ 5分27秒/キロ

1月29日 東京30Kふりかえり 30Kで自己ベスト!

ペースメーカーが率いる集団の中の1人についていくレース

レースの前はいつも憂鬱です。

「棄権しても誰も文句いわないし」とか、「コロナも流行ってるし」とか

とにかく、練習前、レース前は「言い訳の天才」になる自分がいます。

でも、とにかく朝起きて、好きなパン(最近は石窯レーズン・胡桃パン)とチーズ

そして、バナナ1本。いつものように生姜入り紅茶を飲んだけど、これは失敗。

カフェインは利尿作用があるので、試合前はなるべく避けないといけない。

家を出て会場までは1時間ちょっと。到着して着替えながらミニ大福餅を一つ

食べました。

また、別稿に記載したカシオの「ランメトリックス」の担当者のかたと

打ち合わせがあり、荷物を預け、最後にバナナを1本食べました。

しかし、直前にトイレに行けなかったのが残念。

10分前には集合のアナウンス。いよいよです。

出発直前が慌ただしかったため、あまり緊張しないうちに

スタートできました。走り始めたらすっかり落ち着いて

「いつものペースで行こう」という気持ちが固まりました。

以下が本日のラップ

  • 0-5キロ 28分23秒 5分40秒/キロ 給水:スポーツドリンク
  • 5-10キロ  28分16秒 5分39秒/キロ アミノバイタル
  • 10-15キロ 28分23秒 5分40秒/キロ アミノショッツ
  • 15-20キロ 28分17秒 5分39秒/キロ クエン酸
  • 20-25キロ 28分52秒 5分46秒/キロ アミノバイタル
  • 25−30キロ 28分03秒 5分37秒/キロ

トータル2時間49分48秒

このレースでは、ペースメーカーを追いかけると自分のペースを乱すという過去の経験から

彼らにぴったりくっついていく、ということは避けました。しかし、集団で走る方が

風除けもしてくれそうだし(当日はほぼ風はありませんでしたが)

楽そうだったので、集団の中の1人の女性、一番走り方が安定していそうな人を

見つけ、その方の踵を見ながら走ることに決め、ぴったりくっついていきました。

男性ランナーは、早くなったり遅くなったり、右に行ったり左に行ったりする

方が多く、振り回されるのがいやだったのです。

最初は4時間ペースの集団もかなり大きかったのですが、だんだん人数も減り、

20キロ前後ではかなり走りやすくなってきました。

しかし、目標にしていた女性ランナーが21キロすぎから遅れ始めたため、

今度は集団に残っている数少ない女性ランナー(3人)の1人に目標を定め、

その方についていきました。走り方としては、先ほどの方と違い、若くて

力で行く感じだったので、ちょっと照準を当てるのが難しかったですが。

とりあえず、淡々と足を運び、25キロすぎでもまだ足に余裕がある感じがしていて、

また、呼吸もまったく乱れていませんでした。給水のときに少し遅れて、

そのリカバリーのために少し早く走るときが一番ペースを乱したときだと思います。

給水、補給も順調にこなし、やっと29キロまで到達すると、まだ足に余裕があったので

最後はペーサーを振り切って全力で走りました。

全体では5分40秒ぐらいのペースでしたので、ペースとしては上出来ですが

フルになるとあと12キロを加えるので、30キロすぎのスタミナが不安です。

自己ベストの30キロは嬉しいですが、もうあと5秒ぐらいずつ早いペースで行きたいものです。

あ、そんな簡単ではないですね。頑張ります。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)