「お風呂から文化を発信する」というコンセプトで経営不振の温泉を居抜きで買い取り、次々に再生させている企業・「温泉道場」の本社がある「玉川温泉」。
玉川温泉:埼玉県比企郡 ときがわ町大字玉川3700
入り口には三輪自動車。
中に入るとかつて私がこどもの頃田舎に行けば必ず見かけた看板類。
こんちゃんこと「大村崑」の「元気はつらつ」、水原ひろしの「ハイアース」
そこは、昭和レトロの名の通り、昭和なものが「てんこ盛り」の温泉でした。
ごちゃごちゃだけど懐かしい、戦争に負けた後、奇跡の復興をとげ、
そして60年代には右肩上がりの勢いが日本中に溢れていた「昭和」。
同じ「温泉道場」さんの経営でも、どちらかというと若者をターゲットにした大宮にある「おふろcafé utatane」や、
埼玉県熊谷市にある「おふろcafé buviuac」とはコンセプトが全く違い、ここは「地元に愛され、地元に還元する」場所、
地域再生の要として運営されている場、という印象を受けました。(入館者の平均年齢も高め)
BGMはラジカセで流れる弘田三枝子や細川たかし(あ、まだ現役でいらっしゃるけどね)のヒット曲。
館内案内図で施設を確かめます。ワクワク。
到着がお昼時となったので、まずはお昼ご飯。
メニューでは「うどん」がイチオシの感じ。
地元の製麺所から取り寄せ
天ぷらうどんにしてみました
昔からここにお勤めのご近所さんと思われる調理さんがニコニコと注文を受けてくれます(食券制)。
でてきたうどんは、水がいいのか、しこつるっ、という感じ。
うどんは稲庭か讃岐が好きなのですが、ちょうど中間ぐらいの歯ごたえかな?
歯科矯正治療中のわたしにはちょうどの食感!
天ぷらは、揚げたてホクホクだったのと、また、つゆを油で汚したくなかったので何もつけずそのまま食べましたが、
まさに味付けはいらない。
素材の野菜の味がしっかりあって、
茄子は茄子、海老は海老、芋は芋、素材そのものの味を味わえました。
お野菜も無農薬・無化学肥料で育てているそうです。
食べた後はいよいよお風呂ですが、規模の割には広い浴槽(2つある)と、
ちょうど「NHKのど自慢」を目の前の大型テレビで楽しめた露天風呂。
お湯はぬるめでゆっくり入れます。
(お風呂画像はありません)
すぐにお肌つるつる。はぁー、と気持ちいいため息がこぼれます。
そしてお風呂の後はマッサージ。
40分3800円。街中よりやや安め。
比較的寡黙なマッサージさんにしっかり筋肉をほぐしていただきました。「しなやかないい筋肉をしてますね」
と筋肉フェチの私には最上の褒め言葉をいただきました。(ほほほ)。
マッサージの後は、ごろ寝。マッサージチェアーとか、ソファとか、二段ベッドのある1階広間と、二階には座敷。
大きなソファ枕に頭をゆだね、しばしの休息。
あー、長い間これができなかったんだよねー。忙しくってさー。
(もう、ほとんど夢心地で写真撮るのも忘れてる)
ゴロゴロしている間に「おやつ」にいい時間になったので「おやつ」
夏はやっぱりかき氷。
練乳をかけた氷をサクサク食べていくとしたからベリーがゴロゴロでてくる。
酸っぱい!酸味に負けじとベリーをガシガシ食べていく。あー美味しかった!
「温泉道場」の施設は、どこを訪れても、私には合っている、と感じます。
大人買いしたいように全巻揃った漫画を読んで寝そべってまったり、とか…(ほとんどの施設で漫画は大量に置いてある)
コーヒー飲んで、また飲んで、とか(おふろcafeと書いてある施設では珈琲は飲み放題)
1度は挑戦したかったボルダリングができたり、(おふろcafe bivouac) とか…
「訪れた人を楽しませよう」というコンセプトが浸透しています。
ところで、温泉入り口を守るこちらのヤギさんは、「ヘルマ部長」です。宣伝隊長として活躍中!
温泉大好きの私にとって、「温泉道場」の店舗展開は目が離せません。
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